日経の WWW site で応募したら招待券が当ったので、土曜に多摩方面へ遠征する 途上にちょっと寄ってみた。 ジャン・デュビュッフェ展 - Jean Dubuffet 伊勢丹美術館, 伊勢丹新宿店新館8階 97/7/31-8/31 (8/6,13,20,27休), 10:00-19:30, 1,000円 デパート美術館だし、夏休みで混雑しているのは予想ついていたし、ほとんど 期待しないで行ったせいか、意外にも楽しめてしまった。1,000円払ってまで 観る価値があるか、というと、そうではないと思うが。 Dubuffet というと、CoBrA 近傍の素朴な (ちょっとアウトサイダー・アート っぽい) 画風の作家という漠然とした印象しかなかったのだが。こうして観ると、 意外に作風も多様だったし。 特に「ウルループ」期の白地に赤青黒に彩色された発泡スチロール彫刻が良い。 展示されていたのは小さいものだったが、ビデオで「クロズリー・ファルバラ」 ('75) と思われるこの手の立体作品と同じようなデザインの庭園+建築を紹介 していたのだが、これが凄そう。養老生命反転地とコンセプト的には全然違うが、 同じように楽しめてしまいそうだ。 _ _ _ 伊勢丹美術館の階下、伊勢丹新宿店新館7階に Whittard のティールームが あるんですねぇ。しかし、ゴルフ用品売場の一角というロケーションが凄い。 伊勢丹美術館のミュージアムカフェって感じにうまく組み合わせればいいのに。 あ、お茶は美味しいけど。 97/8/18 嶋田 "Trout Fishing in Japan" 丈裕