以下がdelta350.lzh内の説明書です。 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ ---------------------------------------------------------------------------- DELTA v3.5 -- for "BANK MEMORY 512KB" MACHINE (time stamp 1993/06/27 3:50:00) ----------------------------------------------------------------------------- -[ !注意! ]- DELTA system の動作保証は一切ありません。 -[ のうがき ]- このプログラムは、Ver2 の改良版で、512KB の RAMDISK を実現させるためのデバ イスドライバです。 512KB もの大容量をサポートするために、かなり HEAVY な改 造を必要とします。 十分な技量と精神力(^^; を持っている方は挑戦して、広大な メモリ空間を手にいれて下さい。 なお、Ver3.5 のデバイス仕様は Ver2.3 と同じです。 (容量が違うだけ) 詳細は Ver2.3 のドキュメントを参考にして下さい。 * note * 本パッケージでは、回路図のみを記述し、改造に関する解説は省いてありま す。 この時点で「ちんぷんかんぷん」な方はあきらめましょう(^^) -[ プログラム ]- DELTA -- デバイスドライバ (v3.5) exec : call &be000 * note * 取扱い方は DELTA Ver2.3 と同じ。 * 初期化するには? init "D:I [cr] * デバイス登録を外すには? init "D:! [cr] Ver3.5 ではバンクを切り替えたまま、バンクメモリの物理アドレスを、 アプリケーションに返します。 つまりアプリはバンクメモリに直接アクセス することになります。 (MS-DOS で言う EMS の様なノリです) DELTA system でバンク切り替えに使用しているポートは非常に危ないところ ばかりなので ROM version によっては、不用意にポートが切り替わってしま う可能性もあります。(割り込みを使用するアプリにも要注意!!) Ver3.5 で動作が不安定な方は Ver3.4 を使ってください。 なお Ver3.5 と Ver3.4 の相違点を以下にあげます。 Ver3.5 : "S1:" の常駐量が減った(バッファがなくなったから)。 プログラムの簡略化でアクセススピードが速い。 仕様上危ない。 暴走すると危ない(巻き添えを食う可能性がある)。 Ver3.4 : "S1:" の常駐量は Ver3.5 よりやや多い。 バッファアクセスに伴いやや遅い。 ブロックデバイスの標準的な処理により安定動作。 暴走などによって FAT / DIR セクタが飛ぶ可能性が少ない。 ドライバの切り替えを行う場合は十分に注意してください。 BANKTEST -- バンクRAMテストプログラム (v1.2) exec : call &be000 * note * メモリチェックで、"o" が出れば正常で、"*" が出れば異常である事を示す。 MEMORY CHECKING : oooo |||| HC139 connection Y3210 Bank Number 0123 "*" が出てしまったら 139 との接続図をみて、その RAM の配線を良くチェッ クする事。 バンクメモリに異常があっても DELTA をインストールでき、フリーエリアも 正しく表示されますが、使っているうちに、だんだんおかしくなって来ます。 BANKTEST で "o" が 4 つ付くまで、追いつめてください。 [ 教訓 ] : BANKTEST を信じよ!! -[ デバイス・スペック ]- 1Sector : 256 bytes 1Cluster : 1sector = 256 bytes FAT sector : 12 * 256 = 3,072 bytes DIR sector : 12 * 256 = 3,072 bytes DATA sector : 2024 * 256 = 518,144 bytes ------------------------------------------ TOTAL : 2048 * 256 = 524,288 bytes -[ 回路図 ]- -------+ ^ : to VCC | v : to GND | | ^ ^ ^ ^ ^ ^ ^ ^ C | |CS2 |VCC |CS2 |VCC |CS2 |VCC |CS2 |VCC | +-+----+--+ +-+----+--+ +-+----+--+ +-+----+--+ P | A0-A16 | | | | | | | | +----/----+ +---+ +---+ +---+ | U | D0-D7 | | | | | | | | +----/----+ 1M-SRAM +---+ 1M-SRAM +---+ 1M-SRAM +---+ 1M-SRAM | | R/W | | | | | | | | S +---------+ (BANK3) +---+ (BANK2) +---+ (BANK1) +---+ (BANK0) | | | | | | | | | | C | +-+-+---+-+ +-+-+---+-+ +-+-+---+-+ +-+-+---+-+ | CS1| |OE |GND CS1| |OE |GND CS1| |OE |GND CS1| |OE |GND 6 | | v v | v v | v v | v v | | | | | 2 | +---------+ +----+ +----+ +---------+ | | | | | 0 | |Y0 |Y1 |Y2 |Y3 ^ |CE3 G+--+--------+---+--------+--+VCC | 1 +------------------+ +-----+ | | | 5 |E5 A| | +-------+----------+ 74HC139 etc.. | | |1M-ohm | | |Ko15 v B| | +-------+----------+ |GND | |1M-ohm | +----+ | v +---------------------------+ | -------+ v * note * 1M-ohm の抵抗でのプルダウンを忘れない事。 139 の使わない方の入力ピンは電位を固定する事。 クロックアップを行っている場合、1M-ohm の抵抗値を適宜下げる。 -[ 改良履歴 ]- - ver -- date ---- notes -------------------------------------------------- 3.0 92/11/14 初版. 3.1 92/12/27 ディレクトリ(DS)に対応. 3.2 93/01/14 $17用 buffer に関する改良. 3.3 93/02/25 インストーラの改良. (callf -> call etc..) 3.4 93/04/17 ハードプロテクトに対応. 3.5 93/06/27 危ないけど高速化した. 常駐量減少. -[ 注意 ]- このプログラムの無断転載を禁じます。 ポケ通:#2575 きゃぱ NIFTY :HHD03572 PC-VAN:VYM85156 パケット通信:JK1CFC @ JA1WOI.12.JNET1.JPN.AS op T.Kamio ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 以上がdelta350.lzh内の説明書です。
スパムメール防止のため、お手数をおかけ致しますが、記載のメールアドレスから「@」を一つ外してメールの送付をお願いいたします。