ポルトガルのお菓子 |
 |
オヴォシュ・モーレシュ
(Ovos Moles de Aveiro)
これはアヴェイロという街の銘菓で、貝や魚の形をしたもなかの様な皮の中に濃厚な卵黄クリームが入っています。日本のもなかの原点と言われています。
中身は鶏卵素麺に似た味ですが、甘過ぎずとても美味しいです。 |
ケイジャダス
(Queijadas)
天正少年使節団も食べたと言われる伝統菓子です。今の私達が食べてもとても美味しいお菓子ですが、当時の日本人はこれを食べてあまりの美味しさに仰天したのではないでしょうか。
中身はチーズ餡で、甘すぎずカテージチーズの様なあっさりしたミルク味のチーズタルトです。皮は薄いパイ生地の様で、日本のパイ饅頭に似ています。まわりには粉糖がまぶしてありました。
修道院で作られていたお菓子です。 |
 |
|
 |
スペインの食べ物 |
 |
トゥロン
(turron)
スペインはアーモンドの名産地で、アーモンドを使ったお菓子が多いです。
トゥロンは、アーモンド粉、アーモンド粒、卵白、砂糖、蜂蜜を固めたお菓子で、これはマジパンの様な柔らかい食感のアーモンドたっぷりのお菓子です。他にアーモンドの粒をヌガーで固めた堅い種類もあります。
右はアーモンドの薄いクッキーです。 |
タルタ・デ・サンティアゴ
(Tarta de Santiago)
サラゴサの友人に教えて頂いたスペインの有名なお菓子です。(右は私が再現して作ったものです。)巡礼地サンティアゴ・コンポステーラの伝統菓子で、バターなどの油分は入れず、アーモンド粉、卵、砂糖だけで作るカステラのようなお菓子です。
友人はワインに浸けて食べると美味しいと教えてくれました。
|
 |
 |
ポルボローネ
(Polvorone)
こちらもスペインのレシピを元に作ってみました。
ボルボローネは元はアンダルシア地方のクッキーですが、今ではスペインを代表する伝統菓子です。
小麦粉を焼いて、粘り気をなくしてから作りますのでホロホロと砕けやすいのが特徴で、口当たりがなめらかです。 |
イベリコ豚のチョリソー
イベリコ豚は豚肉の中でも特に味に深みがあり、前菜やおつまみに最高です。 |
 |
 |
ツナのパテ アトュン
(Atun)
ツナのパテ他、ハム、アンチョビなどスペインにはいろいろな種類のパテがあります。
タパス(スペインの酒のさかな)を作るのに役立ちます。
|
豚の血のテリーヌ
サラゴサの友人宅にお邪魔して、「美味しいから食べてみて」と勧められ頂いてみると、本当にすごーく美味しくて初めての味に感動しました。
豚の血とお米をニンニクで味付けていて、温めて食べると最高です。血というと何だかドラキュラにでもなった気分ですが、ニンニクが入っているからドラキュラは絶対に食べないでしょうね。皆さんも機会があったら是非試してみて下さい。食べず嫌いは損ですよ。ちょっとイカスミに似ているかな? |
 |
 |
オードブル
奥様とご主人の素晴らしい手料理です。
私たちの為に日本に因んで四角いお皿を購入されたそうです。テーブルセッティングも素敵ですね。
フォアグラや魚のすり身(かまぼこに似ていました)の上にオリーブを乗せたもの等、どれも素敵で食べるのがもったいないくらい。
左はスペインならではのイベリコ豚のハモン(生ハム)です。これは冷蔵庫から出してすぐではなく、常温に戻して脂身が柔らかくなったくらいが食べごろです。 |
パエリア
奥様お手製の最高のパエリアです! エビやムール貝、アサリ、イカ等の魚介類の旨味とニンニク、トマト、サフランのミックスされた味は、今まで食べたどこのパエリアよりも美味しかったです。私も家でこの味に近づけるようパエリア作りに挑戦しています。スペインのパエリアのお米は日本のごはんとは違ってちょっとシンがある炊き方ですが、それがなかなか美味しいのです。
最高のおもてなしをして頂き、本当にご馳走になりました。 |
 |
|
 |
 |