7月21日 晴れ

  本日と明日は会社に出勤。昨日は一応休めたのでよかったのだが、これも翌週
新潟競馬場とHello! Projectのコンサートを見に行くためには仕方ない試練なのだぁ。
  
  今晩の楽しみはNHK「Popジャム」。祭りユニットがTVで見れる最後のチャンスのはず。
またまたゲームなんかもあって楽しいかろうと、期待していたら…。明石で将棋倒しの
悲惨な事故が。そのため、ポップジャムの放送は中止。延期になってしまった。それ
については、当然のことだし、NHKのとった措置は至極当たり前のことだ。他局に先駆け
て報道を続けていたし、報道機関として十分な役割を果たしたと思う。
  ニュースの続報が入るにつけ、けが人だけでなく、不幸にも亡くなられた方もいるとの
こと。しかも2〜10歳のまだ小さい子供たちやお年寄りばかりである。まったく言葉もな
い。心からご冥福を祈るばかりだ。

  それにしても、報道によると、警備体制にかなり漏れがあったというか、不十分であ
ったとの指摘が多い。しかも、年明けのカウントダウンイベントでも今回ほどではない
にしても、かなりの混雑があり、その時も警備体制の不備を危惧する声がずいぶんとあ
ったようだ。その時の教訓というか、反省というのはまったくなかったのだろうか?大
きい疑問が残る。
  
  私などは年2回の青海での巨大イベントで極限とまでは言わないが、かなりの混雑を体
験しているが、今まで死者はおろか、軽傷者や、気分が悪くなった人はいるかもしれない
が少なくとも重傷者がでた,という話は寡聞にして聞いたことがない。それは、主催者や
ボランティアのスタッフが、警備にかなりの体制と、それまでのノウハウを十分に活用
しているからに他ならない。それに加えて、サークル参加者、一般参加者問わず、無用の
混乱を招かないよう、イベント参加にあたって心得ていることも大きい事故もなく、これ
まで開催されてきた大きな要因の一つだと思う。もちろん、一部の不心得ものがいるには
いるが、基本的に警備体制が十分であることにより、混乱は避けられているのだと感じて
いる。

  そうしてみると、この明石の花火大会参加者は全くの不特定多数であり,かつ参加にあ
たって心得があると期待することはできない群衆が警備の相手である以上、十分な警備体
制をもって臨まなければならないはずだ。にもかかわらず、年初の反省もなく、おそらく
は何も起こらなかったことによって警備が十分であると勘違いして今回のイベントに対応
したであろうことは想像に難くない。起こるべくして起きてしまった事故、いや、人災で
あったのだろう。関係者の猛省を望む。

  さてその後、ポップジャムは翌週土曜日(28日)に放映が決まったそうだ。その日放映予
定だった分はその日の深夜にということらしい。とりあえずはよかったけど。おそらく、
その放映を見ながらこの事故のことを思い出すことだろう。娘。たちをそんな思いを抱え
つつ見るというのは本当にいやなものだ。せめて、娘。たちが、すばらしいパフォーマ
ンスを見せてくれんことを願うばかりだ。

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