9月19日 くもり

  ウイルスがやってきた。昨日からインターネット上では騒がれてた「Nimda(ニムダ)」
だ。あっさりと会社にも侵入。
  不謹慎だが、なんだかエヴァのウイルス使徒を彷彿とさせた。なにしろ、ネットワーク
パケットをみながら、「××さんのとこだ!!」「今度は○○さんのPC!!」などと怒鳴り
あっているのだ。ほんと、「使徒侵入」といった趣だ。なんて悠長なことはいってられな
かったけど。
  おかげで、その日1日(というか実際にはまる2日程度)会社ではインターネットから切り
離された。完全に汚染されていないことを確認してからでないと、再度感染するおそれが
十分にあるからだ。それほど今回のウイルスは狡猾で、悪質なものだった。
  それにしても、ネットワークに繋がらないことがこれほど不便だとは。普段仕事でも、
もはや当たり前のように活用しているので、Web はともかく,電子メールが使えないのに
は困った。といっても、この騒ぎではほかのとこも似たかよったかだったであろうから、
あまり問題はないのかもしれない。

  そう、もはやインターネット、ネットワークは電気水道と同じ、ライフラインとなり
つつあるということだ。その意味で、今回のウイルスは作った人間の意図はどうあれ、
「テロ」といっても過言でないだろう。まさか、ビンラディンではないとは思うが、NY
のことにも増して、身近だけにふつふつと怒りが沸き上がったものである。
  もっとも、この「テロ」はある程度防ぎようはあることも事実で、もう少し慎重なウイ
ルス対策が施されていれば、今回ほどの騒ぎにはならなかったとも思える。まず第一に
「マイクロソフト製品は信用しない」ということですね(^^;;; これを前提に対策すれば
90% は大丈夫でしょう。いや、マジな話。特にサーバーはUNIX系、Linux、FreeBSDにリプ
レースを提案しましょう。この機会にWindowsNT/2000は思い切ってポイしましょ!!
これでニホンも安心だ!? もちろん、XP(ダメぴょん)もね。

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