11月4日 はれ

  昨日とはうって変わって秋晴れ。あの激しい雨が嘘のよう。

  朝 7時。ごそごそと目を覚ます。本日のビデオをセットしてなかった事を思い出し、実
家を早々と出かける。昨日から何度も北綾瀬を往復している気がする。まったく今回は段
取りがまずかったと反省。
  
  天気がほんとうによく、富士山も荒川鉄橋からよく見える。この秋ははじめてではない
か。 9時過ぎに自宅到着。ビデオをセットして、そのまま上野へむかう。
  10時30分のアーバン高崎で高崎まで。周りを見ると、ちらほらと私と同じ目的地へ行く
と思しき人たちが。12時11分高崎着。両毛線に乗り換えて前橋まで。12時30分ころ前橋に
到着。駅では、帰りの時刻表を配布している。ここらへんはかなり手慣れていて、感心す
る。
  会場はグリーンドーム前橋。駅からバスも出ているが、天気もいいし、時間も十分ある
ので歩いて向かう。ちょうど、この日はなにやら前橋の文化祭のようで、県庁前の道路が
全面歩行者天国になっていて、色々な出店やイベントが催されている。中には即席のクラ
ブを作ってDJ(本職かどうかは怪しいが)が盛んにスクラッチしていて、30人くらいの観客
もそれに合わせて踊っている。君たちここで踊るくらいなら、そばのグリーンドームへき
たまえ。などと思いながらその横を通り過ぎる。
  会場はすでに人でいっぱい。 私の今回の席はアリーナ右の前から10列目。結構前の方
だな、と思っていたら大間違い。右のブロックは先頭の列がセンタと比べて20列くらい後
になっているのだ。ということは実質30列目くらいということだ。とほほ。しかも一番端
だ。さらに、私の前には 5人の小学生の団体。後ろは1〜2歳の子供二人連れの夫婦。どう
なるんですか〜と叫びたくなる状況だ。嫌な予感が…。
  そして予感的中。開始直後。その小学生 5人組はいきなり椅子の上にお立ちになり、た
だでさえよく見えないステージがさらに視界不良に。とほほ。しかしながら、後ろの子連
れファミリーは子供が泣きだしたり、といったことはなくいたって平和だったのは幸い。
ふと見ると、小さい子供(2歳くらいか)がお母さんに抱かれて、ステージ脇のスーパー
ビジョンに映る辻や加護の姿をみて楽しそうにしているのが印象に残った。あの年でもや
はり加護や辻をみてなにかしら安心感を感じるのだろうか。

  コンサートの内容は前日とほぼ同じ。MCも特に大きく変わったこともなく。ごっちんの
ソロステージでバックダンサーがいなかったのが目立ったくらいか。
  
  終了後、T田さんと連絡をとって会場外で落ち合う。彼の友達と立ち話30分ほど。彼ら
は夜公演を見るので、そこで私とは別れる。1公演完全燃焼をモットーにしている私とし
ては、昼夜の連投はとてもじゃないが無理。もちろん、年齢的なことも大きいわけだが。

  同じ行程で帰途につく。途中、高崎で名物ダルマ弁当のハローキティバージョンを購入。
夜飯とする。以前、目についていたが買うチャンスがなかったのでこの機会にゲットしよ
うと狙っていたのだ。
  さて、その見栄えについてだが、巾着に入っているダルマ形をしたキティちゃん。中身
を見ると普通のお弁当。キティちゃんの形をした蒲鉾とかが入っていた。割り箸の袋まで
キティちゃんには笑った。値段も普通のダルマ弁当と同じなので、高崎へ行く機会があれ
ば、一度買ってみては?

  中澤裕子のAllnight Nippon Sunday Super。なんでも、昨日 3日に裕ちゃんも横アリに
きていたそうだ。後ろの関係者席にいたらしいが、周りのスタッフに「全部歌える」と、
自慢していたらしい。当たり前だ。バカたれが、自慢になるか(笑)
  娘。の楽屋にも当然いったとのこと。そこで出番前に、13人の娘。たちと「ショイ!!」
をした、といって喜んでいた。「ショイ」というのは、裕ちゃんがいたころから続く娘。
の伝統(?)で、円陣を組んで手を重ねリーダーの掛け声で「頑張っていきまっしょい!!」
と気合一発かける儀式のこと。それをやるときにカオリが裕ちゃんに「ひさしぶりに一緒
にやろう」と声をかけたらしい。裕ちゃんはそれがとても嬉しかったようだ。それはそう
だろうとも。私もこれを聞いて思わず涙腺が…。こういう、いい雰囲気がある限り、娘。
たちはきっと大丈夫だろう。そう思わせるエピソードだった。


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