4月28日(日) 晴れ

  まだ眠気と疲れの残るなか、目を覚ましていつものように龍騎を見る。

  そんなわけで、モーニング娘。コンサート、「LOVE is ALIVE 」第二戦である。昨日は
出遅れてコンサートグッズを買えなかったので、一時間ばかり早めに出る事に。
  さいたま新都心駅に到着。例によって精算機の前に長蛇が。それも見越して早めに出て
いるので安心して列に並ぶ。会場に近付くと、なにやら変わった幟が見える。保田大明神
の幟だ! これはかなり目立つ。しかも、一本や二本ではなく、10数本も立っているのだ。
これにはやられた。思わず立ち止まってしげしげと眺める。もっとも、会場に持ち込もう
とした時に係員に制止されたようですが(笑)
  会場入りする前にグッズ販売の列に並ぶが、これまた長蛇の列。30分以上並んでようや
っと売り場に到着。今回はなんだか、パカパカといろんなものを購入。会社の同僚のO方
さんへ加護ちゃんのうちわをお土産に。私はなっちうちわ、スポーツタオル、そして、オ
ペラグラス、そしてコンサートパンフを。合わせて7000円なり。

  今日の私の席は、なんと最前列! といっても五階席です。なにせ最大キャパ三万人の巨
大会場。これくらいは当然です。ただ、立ち上がると転落しそうな感じで、怖い。張り紙
で「立たないでください」と注意書きがしてあるが、そうでなくとも立ち上がるのは憚ら
れるので、止むを得ず座って観戦(泣)先程買ったオペラグラスは大活躍!

コンサート雑感

  冒頭の特効がスゴイ。一瞬何が起こったのか理解できないまま、曲が始まる。私として
はもっと別のところにお金をかけてほしい気もするのですが。派手なのはいいですが、一
瞬で終わってしまうので、ちょっと注意が逸れると何が起こったのか判らない。それと、
舞台セットも豪華ではあるが、あまりコンサートの内容とシンクロしていなかった感じで、
これもかなりの無駄使いの感も否めません。まぁ、そんなことは見てる間は関係なく、た
だただ、内なる自分を開放していくだけでありました。以下、各曲感想(順不同てか、順
番をちゃんと覚えてない)

「そうだWe're ALIVE」
  元気。ハロプロコンサートではショートバージョンしか見れなかったので、初の生ALIV
Eロングバージョンを堪能。衣装も遠目なんで、よく判らなかったが、今までとも違った
模様。とにかく、トップを飾るに相応しいアクト。

「恋愛レボリューション21」
  残念ながらショートバージョン。それでも、「All together now!」から「ホイっ」に
いたるまでの高揚感は何ものにも替えが難い。自然に体が動きだす。

「男友達」
  なっちと5期メンバがかわいい。手話のような振りがおもしろい。

「好きな先輩」
  以前の日記で、「先輩」と呼ばれるのも呼ぶのも苦手、という話をした。でも、この子
たちになら先輩と呼ばれてもいい。と思うくらいカワイイ曲だ。改めて思う。曲の途中で
「せんぱーい!!」と4人が会場に呼びかける。年甲斐もなく「は〜い」と応えてしまった
ぞ。この曲のために今回のコンサートに何度も通ったという人がいるが、無辺なるかな。

「ザ☆ピ〜ス!」
  不覚にも、指摘されるまで9人でのアクトだとは気が付かなかった。いつもながら力強
さとハッピーなエモーションに包まれる。
  土曜日と違って高い位置から見ていると全体のアクトが一望のもとに見渡せて、別の意
味で楽しいものだ。強がりでなく、それを証明するような出来事を目撃した。
  この曲の途中で、梨華っちが「青春の一ページって地球の歴史からするとどのくらいな
んだろう」とセリフを言う場面がある。その時他の娘。さんたちは彼女の周りで色々とち
ょっかいを出していて、微笑ましいというか、むしょうに可笑しい場面だ。その最後に、
なっちとごっつぁんが梨華っち手前真っ正面の下から、ふたり並んでニュッと顔を出すの
だが…。
  上から見下ろして、ふと上手をみると、ごっつぁんが屈んでなにかをしていた。どうや
ら靴紐がほどけたのか、それを結び直していた。「あ、大丈夫かな?」と思っていると、
ごっつぁんが近くに居ないことに気づいたなっちがごっつぁんに駆け寄ってきた。(その
走り方がカワイイんだ、これがまた)なっちは「ごっつぁん、早く早くー」と声をかける
と、靴紐を結び終わったごっつぁんの手を取って、一緒に定位置へと移動していった。も
ちろん、無事にアクトを終えたことは言うまでもない。
  どうだろう? 私としては、もう、この光景を目撃できただけでも今回のコンサートは充
分、満足だ。なんてステキな場面を見てしまったのだろう! 今思い出してもなんだか、頬
が緩みっぱなしになってしまう。なっちとごっつぁんが舞台上のちょっとしたハプニング
で見せた、一瞬の素の表情。果たしてどのくらいの人がこの出来事に気づいたかは判らな
いが、何だか、自分一人であってほしいような、そんな気持ちになっている。

「いきまっしょい!」
  とにかく盛り上がる。予想通り、いやそれ以上の会場の反応はスバらしい。わおーん。

「初めてのロックコンサート」
  小川麻琴をフィーチャー。アンド、辻ちゃんがポイント。「うん」

「いいことある記念の瞬間」
  泣けますねー。

「アイーンダンスの唄」
  土曜日はバカ殿はビデオ(PV)による出演だったが、日曜の昼の回のみ、ご本人が生で出
演! その日の夜は出なかったみないなので、なんだか得した気分。
  舞台を所狭しと駆け回るミニモニ。たちの運動量には脱帽。しかも、コンサートでは他
の曲も全力でやっているわけだから、テレビ出演なんかと比べ物にならないくらい消耗し
ているはずだ…。ただ、ただ、脱帽だ。

「サマーナイトタウン(English Version)」
  二人になってしまったココナッツ娘。が歌った。なんだか悲しかった。歌がかっこいい
だけにね…。

「ハッピーサマーウェディング」
  この曲はラブマとならんで、何度なくやってきた演目なので、飽きた、と言う人もいる
が、私は飽きません。好きなんです。

「LOVEマシーン」
  定番ですが、やはり好きです。

「恋のダンスサイト」
  定番ですが、やはり好きです。

「なんにも言わずにI LOVE YOU」
  最後を飾るに相応しいバラード。私としては「I WISH」がないのは残念だったが、その
任を充分に果たしていたと言えよう。

(ここからアンコールです)

「モーニングコーヒー 2002version」
  モーニング娘。にとっても、オタさんにとっても特別な曲であることは言を待たない。
「なーっち!」「カーオリ!」の掛け声も今までにいやまして大きくなっている。そして、
なっちとカオリの二人がステージ中央にたった時。思わず目頭が熱くなるのを抑えること
はできなかった。二人が娘。の歴史を体現した瞬間だ。5人で始まった娘。たちが卒業加
入をはじめとする数々の試練を乗り越えて、13人となった4年間の歴史、その象徴とも言
うべき、安倍なつみと飯田圭織。二人を中心として、11人が周りをグルッと取り囲んでの
布陣。新たなモーニング娘。の始まりを告げるが如く、会場と一体となって歌われた、こ
の日のこの曲を忘れることはないだろう。

「本気で熱いテーマソング」
  そして、オオトリはこの曲。これからも「いざ進む」モーニング娘。に幸いあれ!

  コンサート終了。大宮ソニックシティ前のマクドナルドでオタ仲間のみなさんと談笑。
初めて、とりっこだよさんと話す。大学合格して、ごっつぁんに会うために東京にやって
きたという強者。その心意気やよし。ガンバレ!
  みなさんは、グッズ類を購入のために会場に戻る。私はさすが疲れたのでそのまま帰宅。

  帰宅。ハロモニ。見る。

  夜。裕ちゃんのオールナイトニッポン。昨日の昼に裕ちゃんも、娘。のコンサートを見
にきていたらしい。なんだか、嬉しい。

  あぁ、また早く見に行きたいなー。

TOP

All Rights Reserved Copyright (c) Toru Hasegawa 2002