7月14日(日)

 朝 7時。まだ疲れと酔いがとれぬまま、目を覚まし、朝食へ。昨夜の夕食のことがある
ので、期待していったわけではないが、まぁこれも大したことのない食事内容。

  さっさと食べて部屋に戻る。荷物の整理しながら、龍騎をみようとするが、こちらのネ
ット局である、山陰朝日放送が入らない事が判ってガックシ。S井さんに「嘘つき」呼ば
わりされてしまう。とほほ。

  S井さんたちは朝風呂。私は少し荷物整理してから、さっぱりするために朝風呂。温泉
宿だけあってなかなか立派な温泉ではあるが、このクラスでは普通、というところか。露
天風呂もあったのだが、さすがに時間もないので、そちらは諦める。すっきりして、部屋
に戻り,荷物を持って大会会場まで。ディーラーズルームでグダグダと話しているうちに
エンディングの時間に。
  恒例の暗黒星雲賞の前に、ジェンダーSFに関する表彰が。いきなりのことなので、何事
かと思ったが、要は男女の性差、社会的役割などをテーマに取り入れた優秀なSF作品を表
彰しようということらしい。別に批判するつもりではないが、SFの魅力ってのは本来そう
いう性差や男女の境界を超えたところにあったように思うのだが。もしくは、すでにそれ
を超越していたと思っていたのだが、違うのだろうか? なんとも、今更の感は否めない。
実社会においては、まだまだそういう男女の差別があることは事実だと思うが、SFに対し
てそういうことを表彰して、実社会へどのようなフィードバックがあるのか? おそらく、
私の理解が不足しているのかもしれないが、その場ではちょっとキツネに摘まれたような
心持ちになったのも事実である。
  さて、暗黒星雲賞。今年は変なものが続々と受賞。玉泉の夕食や、松の湯の女将が受賞
したのを筆頭に、白眉はなんといっても「雨」である。今年は 2つの会場を移動する必要
があって、しかも大会中、夕立や、通り雨が頻繁に降ったので、大会に文字通り「水をさ
し」たのを評価(?) しての受賞だとは思うのだが、人間であればだれであれ表彰できるが、
「雨」が受賞して、いったい誰に表彰状を手渡すのだろうか? ここらへんはいかにもSF大
会らしい「ノリ」である。会場もヤンヤの大喝采。結局、大会委員長が代理(?) で受け取
ったが、副賞の椎茸のほだぎはいったいどうなるんだろ? 

  さて、そんなこんなで、無事今年も閉幕。私達は出雲空港へのバスに乗りこんで一路空
港へ。まだ時間も早いので、ともかく昼食をとる。すぐに荷物検査をして、搭乗口にて待
機。私は、オソロのレポートをMDを聞きながら作成する。こういう時はやはりノートパソ
コンは便利である。 8割方できたところで、睡魔に襲われて、お店を広げたまま、ついウ
トウトする。
  ともかくも、搭乗する。そのとき、唐沢さんご一行と顔を合わせる。出雲大社へ行って
きた帰りらしい。席はずっと離れていたようなので、特に飛行機内でお話はせず。S井さ
ん、K谷さんも流石に疲れて、ウトウトしてあっと言う間のフライト。
  羽田着。モノレール乗り場で再び唐沢さんご一行と。なんだかよく鉢合わせするなー
(笑)唐沢さんご夫妻、開田さんご夫妻はどこやらで食事をしていく様子。私たちは疲れて
いたこともあり、すぐに帰宅。太田出版のH さんと山手線でSF大会のことやら四方山話し。

  8 時。帰宅。荷物かたして、食事。ハロモニ。をとりあえず見る。シャッフルユニット
の対決の続き。小川麻琴ちゃんの泣いた理由が明らかに。ガンバリやなんだなーと思うと
同時に、周りでヘタにかまいすぎたせいでもあるように。優しい気持ちに応えられずに思
わずジワッときたんでしょうね。
  
  夜。裕ちゃんのANNSS 。裕ちゃんの新曲「東京美人」初披露。いいかもしれない。曲名
だけ聞いたとき、なんだか爆風スランプに似た曲があったなーと思ったが、実際の曲はま
ったく違っていて、キュートな曲に仕上がっていた。ハロプロコンサートで聞けるのが楽
しみだ。

  チャットは少しして寝る。明日から仕事だよー。

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