9月21日(土) 晴れ時々くもり
  
  いよいよ、ごっつぁんこと、後藤真希卒業へのカウントダウンが始まる。世間的には、
こちらばかりが注目されている事と思うが、私たちとしては、やはりタンポポのことが…。
  
  朝。のそのそと起き出し、軽い朝食。昨日買っておいた、サンドイッチやヨーグルト。
梨を半分。

  先月から作業していた、「All of タンポポ団」の印刷が上がって、本日届く予定。そ
のため、一日家で待機。といっても、6時には横浜アリーナに到着してなくてはならない
ので、遅くとも4時には家をでなくてはならない。ともかく、待つしかないわけで、未見
のビデオを見たり、ビデオ編集をして時間を潰す。11時ころに、マンションのインタホー
ンが鳴る。どうやら宅配便が届いた模様。意外に早く着いたので驚きつつも、ダンボール
の箱1つと小包を受けとる。
  待ちに待ったというのが正直なところで、興奮で、軽く手が震えながら包みを解く。中
から「タンポポ団」の文字が目に飛び込んで来る。「来たッ」心で小さく呟き、何冊かを
グッと取り出してパラパラと眺めて見る。思っていたよりも、印刷の具合がいい。細かい
文字までクッキリと印刷されていて、非常に読みやすい。表紙もシンプルなデザインで、
また、紙の色ともマッチしていい出来具合。これにやすなおさんが制作中の特製表紙カ
バーが付けば、もう立派な商業誌としても通用するような体裁。もちろん外見だけでなく
中身も自画自賛ではあるが、全 116ページに渡ってギッシリ詰まったタンポポへの愛情、
偏愛、憧れ、賛美、共感、涙、etc,etc で溢れている。タンポポが好きな人はもちろん、
そうでない人でも、読みごたえバツグンの一冊となっている。興味のある方はこちらを見
てみてほしい(って結局宣伝かよ!)。
  興奮覚めやらぬまま、日記を 8月末まで更新完了させる。チャットで本が届いた旨伝え
て、何冊かをディバックに詰めて横浜アリーナへ出かける。
  
  久しぶりの横アリ。いつものごとく。もう少し、張りつめたものがあるかと思ったが、
意外なほど冷静な印象。それでも、必死にチケットを求める人たちの姿がそこここで見ら
れ、少しではあるが、状況を感じる。
  
  会場へ到着。ここで、タンポポ本の表紙カバーの受け取りをすることになっていたので、
やすなおさんらと落ち合い、カバー受け取りと同時に、タンポポ団員へ本を渡す。みなさ
ん、開口一番、出来のよさに感心しきり。良かった!
  
  コンサート始まりが近いので、会場入り。私の今回の席位置は、ステージのほぼ真横。
しかも前から20列なので、かなり近い。普段は正面から見るアングルばかりなので、この
ようにサイドから見れるのは大変嬉しい。
  コンサート内容は、いまさら書くまでもないので、省略。噂通り、春コンに新曲がプラ
スして、ややトーンダウンしたとの印象は拭えない。それでも、娘。さんたちの近さには
興奮を禁じえなかった。途中、「恋のダンスサイト」で、ごっつぁんが下手の、私のいる
サイドに手を振って駆け寄って来た。それを逃さず、瞬く間に数十人の観客が殺到する。
私はさすがに駆け寄るには遠すぎて、そこまで出来なかったが、思わず、「わーっ」と声
を上げてしまったことを告白します。ともかく、そのエネルギーたるや、スゴかった。も
し、最終公演であったらどうなったろうか? 想像するだに恐ろしい(笑)
  無事、ダブルアンコール(というには,ちとあれでしたが)のごっつぁんソロでの「赤い
日記帳」で締めくくり。楽しかった。そして、追い出し曲に「I WISH 」がかかる。あ、
と思い、しばらく退席せずにいると、なんと、観客のほとんど、半数以上が退席せずに、
ずっと、立ったまま、耳を傾け、合いの手を入れ続け、歌い続けている。私もその光景を
見て、思わず、感動。みんながこの曲をこそ、求めていたのだ、ということが伝わってき
て、一緒に歌いながら、思わず声が詰まっていた。
  
  会場を後にして、TKさんと外で落ち合う。ここ、しばらく体調が悪かったということだ
が、娘。さんからエネルギーをもらってなんとかガンバた、との由。TKさんによると、ご
っつぁんに殺到した観客の様子は後ろからもよく見えた、とのこと。甘いものに群がる蟻
の如く,ワッと集まったとのこと。実に恐ろしきはオタのパワーよ(笑)
  駅までの途中、店を冷やかしながら歩く。TKさんはニイニイの鉢巻きを購入。早速頭に
巻く、が、何かに気づいたTKさん、「ああー!!」と悲鳴にも似た声をあげる。なんだろう
と思って見ると、なんと、その鉢巻きには新垣「理」沙、と書いてあるではないか。これ
は叫びたくなるのも止むからず。思わず、同情せずにはいられませんでした(笑)
  
  そんなこんなで、新横浜でお別れ。お疲れさまでした。
  

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