9月23日(月) 晴れ時々くもり
  
  いよいよ、この日。私は最終公演は見られない。一つ前の公演でモーニング娘。最後の
ごっつぁんを見ることに。会場入りして、なんと偶然にも私の斜め一つ前にコニシさんが
(笑)。まったくの偶然にお互い笑うしかない。ある意味、こういう状況も楽しい。
  さて、開演。一昨日と基本的には同じだが、一回目のMCで圭ちゃんが粋な計らいを。内
緒でみんなで、もちろん会場の客と一緒に、ごっつぁんの誕生日を祝って「ハッピーバー
スディ」を斉唱したのだ。これには、ごっつぁんも大感激。もちろん、私たちもだ。夜の
部ではなかったらしいので(サプライズにならないからね)少し得した気分であった。
  
  そして、タンポポ登場。とにかくタンポポの最後の雄姿を脳裏に焼き付けるため、一挙
手一投足をそれこそ目をクワッと見開き、一音たりとも聞き逃さぬよう、耳をダンポのご
とく広げていた(半分ウソです(笑))。一昨日と違って、一階席の一番後ろ、ステージ真っ
正面だったので、視界はよかったのだが、舞台上の表情まで見るのは困難だったのが残念。
「乙女パスタに感動」と「王子様と雪の夜」メドレーであっという間の 5分間。脳内に焼
き付けたつもりでも、これで生で見れる現タンポポが最後というのはいかにも寂しい限り
でした。
  その後は、ずっとなぜかなっちを追いかけて見ていた。ごっつぁんは最後だっていうの
にね。まぁ前の公演で結構間近で見れた、ということもあるんだろうけど。

  そして、終了。やはりI WISH を最後まで聞いてから会場を出る。これから、タンポポ
本の受け渡しのため、会場前に陣取ることに。
  やすなおさん、しろうさん、TKさん、きくさんらタンポポ団のみなさんも大集合。ヤシ
マさんもやってきたので、タンポポへ贈る本につけるメッセージカードを書いてもらう。
文言は決めてあったので、それを写してもらうだけだが、緊張している模様。一応、失敗
してもいいように予備のメッセージカードも持ってきたので、安心してくださいと、助言。
無事、メッセージを書いて、封筒に入れて完成。
  その間、本日、本の受け渡しを希望していた人たちと携帯などで連絡を取りながら、受
け渡しを実行。ピストルさん、いっこうさんとも無事落ち会えてホッとする。
  会場周辺はだんだんと最後に向けてテンションが上がっていくのが判る。あちこちでご
っちんコールや、なにやら雄叫びを上げてるひとや、盛んに話しこんでるひとや、辺り暗
くなってきているなか、異様な雰囲気が充満してくる。まぁ、わたしたちもそのうちの一
部なんですが。
  そうこうするうち、いよいよ時間が来る。最終好演に行けない私は、しろうさんに献本
を託して、ここでお別れ。J-UNITさんと、しっかりと受け付けに渡されるところを確認し
て、会場を後にする。
  つもりだったが、ミキサカさんたちが、会場の中の様子を音だけでも聞きたいというこ
とで、漏れて来る音を聞くのを一緒に少しだけお付き合いする。結構、そうやっている人
たちが多いのに驚く。確かに、少しではあるが音が漏れてきて、中の様子が多少は判る。
人によっては、入り口のガラスにピタッとへばりついている剛のものを居る。時折、スタ
ッフが扉を開ける事があって、その時は、数秒ではあるが、はっきりと会場の音声が聞こ
えて来る。熱い会場内の熱気がそこから染み出してこちらに伝わってくるかのようだ。し
かし、これ以上いても詮ないことと、J-UNITさんと一緒に会場を後にする。寂寥感を体に
背負いながら。
  J-UNITさんとは、途中、菊名駅でお別れ。私は、「All of タンポポ」聞きながら帰宅。
  
  帰宅。ネットを巡回するも、ほとんどの人はいまだ横浜アリーナ。夜10時を過ぎるとよ
うやっとポツポツと最終公演の様子がアップされてくる。タンポポチャットでも、TKさん
が、帰宅して、「たんぽぽの花が咲いた」と。この一言で、全てを了解する。ああ、良か
ったと。
  まだ何か物足りない気持ちであるものの、ネットをある程度見て回ってタンポポ祭の成
功を確認して、眠りにつく…。


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