11月23日(土) 曇り時々雨

  談志、談志するのだ! 前座を破門でもしてみるか。

  昨夜は少し遅くまでチャットをしたので、10時ころ目を覚ます。今日は相模大野まで、
堪能寄席というイベントへ出かけるのだが、まだ少し時間があるのでもうひと寝入り。し
たのが運の尽き。次に目を覚ますと12時を過ぎていた。もう、1時の開演には間に合わな
い。ジタバタしても仕方ないので、ゆっくり出かけることに。
  なわけで、昨夜のMステを見る。ごまっとうは段々いいかなと思えてくる。アーティス
ト紹介のところでハローランドでやっていた挨拶ポーズを披露。左右逆でしたが、なんか、
いいです。それにしても、ミキティーにご飯を炊かせるあやや、つーのも、凶悪ですね。

  見終わって、1時ころ出発。なんとか2時30分くらいには到着する目論見。小田急相模大
野にある、八起という焼肉屋は  以前から唐沢さんがあちこちで紹介している店。3年前
の夏にも一回来た事があったのだが、生でも食べれる肉を出しているので、軽く炙るくら
いで、あっさりと食べられるくらい、いい肉を出してくれる。しかも、その割に安い、と
いうのもポイントが高い。私としても贔屓にしたいのだが、なにしろ遠いのが珠にキズ。
家から電車だけで、100分近くかかる。こういう特別な機会でもないと、なかなか出て行
くのはシンドイ。

  それにしても、今日は肌寒い。
  
  で開かれる堪能寄席。もう既に寄席は終了間近。受け付けではK子先生が座っていた。
入場料は5000円なのだが、寄席がもう終了なので、3000円におまけしていただいた。感
謝! 開口一番「明日はモーニング娘。なの? 」と。明日はと学会の例会なのだが、私は仕
事の都合で参加できなかったのだが、私が欠席する時はいつも娘。関係ということになっ
ているらしい。とほほ。
  3時過ぎに寄席終了。これから焼肉タイム。寄席の舞台を片づけて、そこに机を並べて
席を作る。それでもギュウギュウ詰めの状態。S井さん、開田さん夫妻もきている。「今
頃きたの?」とS井さん。苦笑するのみ。
  私は、唐沢さん夫妻と、加藤礼次郎夫妻、そして快楽亭ブラック師匠の島の隣。目の前
にはオタクアミーゴス九州の中心スタッフのH さんと同席。
  いよいよ焼肉食事会。おかみさんが今回のメニューやシステムの説明をしてくれる。談
之助師匠も走り回っている。メニューは、定番カルビ、タンシオなど。いちばんうまい、
と思わず声も出てしまったのが、レバサシ。一人二切れくらいしかないのだが、それだけ
のことがあるうまさ。なんというか、レバー特有の血生臭がなく、甘い、のだ。これなら
レバーが苦手な人でもおいしく食べられると思う。絶品である。

  まだまだ、盛り上がるなか、私は所用があるので、先に失礼する。S井さんには正月の
予定を伝える。お店を出るとK子先生が電話中。黙礼して、急いで駅を目指す。
  駅前では、なにやら人だかりがしている。のぼりが立っているのを見ると、「山本淳
一」インストアイベント、とある。はて? 誰だっけ? とこの時はまったく思い当たらなか
った。後で調べたら、あの光ゲンジのメンバの山本淳一だと判る。なんでも解散後はリコ
ンやらなんやら紆余曲折あって、ジャニーズを辞めて、移籍したらしい。今でも細々と営
業を続けているようだ。一時は栄華を究めた光ゲンジのメンバにしてこれである。何かい
ろいろ考えないではない(笑)
  
  所用というのは、父親の誕生日が近いので、その誕生祝いということで両親と弟と品川
の某ホテル(not プリンス)で食事会。焼肉を食べたばかりで大丈夫か、と思ったが、かな
りセーブして食べていたので、ちゃんと食べれたのは幸い。あまり両親とはしゃべる方で
はないが、簡単に近況報告などする。こういう時間もこれからは貴重になっていくことだ
ろう。
  
  帰宅。
  
  モーニング娘。夏コンDVD 同時鑑賞会。私は初見だったので、結構感動する。ライブを
見た時は比較的冷静だったはずなのだが。念願のタンポポ祭の様子も見れた。予想以上の
素晴らしい光景。眼前に広がったタンポポ畑を見たタンポポの4人の様子はもちろんのこ
と、会場の風景もしっかりと収められていた。その場に居られた人たち、一万数千人はお
そらく、一生のうちでも、忘れ難い一瞬になったことと思う。リアルに見れなかったのが
今更ながら悔やまれる。
  チャットしながら、見ていたのだが、ボゾ山さんがお付き合いしてくれたので、壊れず
に最後まで見続けることができたのだが、最後の最後、「手を握って歩きたい」で12人の
メンバ一人一人から卒業のお祝いメッセージをごっつぁんが聞く場面では、もう、知らず
に鼻水がポタポタと垂れていた(照)。梨華っちが舞台では何だか生固で、よそよそしいコ
メントしかしていないのが、少し気になったが、後に付いている、おまけ映像の一人一人
のコメントでは、もうグズグズになっていた。泣くのをガマンしてたので、ぎこちなくな
ってただけなのか、と納得。なっちも、舞台上で一瞬、涙を堪えるために、舞台から顔を
背けている姿にこちらもたまらなくなる。
  最後のおまけ映像のコメントでも、娘。のみなさんの多くが言っているのだが、「泣か
ずに送り出したい」と。何故泣かないことにこだわるのだろうか。笑って元気よく送り出
したい、という気持ちは判る。でも、ことさら泣くことをガマンする必要はないような気
もするのだが。どっちにしろ、泣いてしまうのであれば、無理せず、自分の気持ちに正直
に、素直に泣きたい時には泣けばいいと思う。それによって誰も文句をいうようなことは
ないだろうし、むしろ、純粋な感情の発露として、好意的に見てくれる場合が多いはずだ
し。ガマンし過ぎて、不自然な所作になってしまうよりも、その方がずっといいはずだ。
そんなわけで、私がボロボロ泣いてもなんにも恥ずかしいことはないのですよ。
  と、涙を堪えてガチガチになってた梨華っちを見て思いましたとさ。まぁ、それはそれ
でイイんですけどね! (照)
  このビデオ映像を見て、ようやっと私の中で「9月23日」が終わったような気がした。
丸二月も、何か引っかかっていたものが取れたような、そんな心持ちだった。もっともだ
からといって全てを受け入れたというわけではない。まだその点は時間がかかりそうでは
ある。
  
  終了、なんだか寒けがして、風邪気味に。明日も仕事なので、急いで寝る。しかし、足
が冷えて、なかなか寝つけない。体を縮ませてなんとか暖をとり、そのうち眠りにつく。
  
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