上家はあの人が大好きな待ち〜。

 1月21日(火) 晴れ

  帰り道。裕ちゃんのライブDVD を購入。地上波でも放送されたのだが、それは1時間の
短縮バージョン。やはりフルでちゃんと見なくては。同時に昨年買うことができなかった
PV集を。おそらく今回のライブDVD 発売に合わせて増産したのではないかと。週末はこの
二つを見て過ごすことに。

  muSix 見るも、先日のオーディションについて全く触れられないのに驚く。どうも、余
所の情報によると、制作スタッフがmuSix の人間でなく、ハロモニ。のスタッフであるら
しいことが判る。なるほど。こういうところにも色々としがらみというか、「大人の事
情」というやつがあるのだろうか。思わず、密かに繰り広げられるテレビ東京内のモーニ
ング娘。利権をめぐる暗闘を想像して、ニヤリとする。

  タンポポ編集部オソロ。またも石川編集長と紺野記者の二人トーク。結構おもしろいん
だけど、3週続けて、というのがちょっと気になる。
  今夜は、石川梨華18歳誕生日記念ということで、自動車教習に見立てて、トークが進行。
まぁ、こう書いてもなんのことやらさっぱり判らないだろうけど(笑)紺野ちゃんがいい仕
切りで感心。詳細はオソロレポができたら見てみてください。(っていつになることやら
(汗))


 1月22日(水)

  「劇団四季と浅利慶太」読了。昨年購入していたものの、訳あって人に貸していたため、
今日読了。
  前にも書いたのだが、劇団四季を見始めてすでに20年近く。今年創立50年を迎える劇団
について折にふれてその歴史は知ることができたものの、ここまでまとめてその過去、成
り立ちとその歩みを知ることはなかった。特に、様々な数字、公演回数や観客動員数の推
移、演目の増加、劇団員の人数の変化はあまり知る機会もないので貴重な資料にもなる。
  そういった物理的なことも大事であるが、それよりも驚くべきは、劇団設立以来一貫し
たポリシーが貫かれ、それがきちんと実現されているのには驚嘆を禁じ得ない。50年にわ
たる努力の賜物といえる。口さがない人たちは、それをして「政界にすりより」とか「資
本主義の権化」だのいうが、当然キレイごとだけで出来たとは思えないが、あれだけの公
演実績と、多くの観客を呼べる実力を見せられてしまえば、単なる陰口はなんの有効な批
判にはならないだろう。
  読んでいて思うことは、やはりモーニング娘。ひいてはハロー!プロジェクトのことだ。
ここ最近、事務所はジャニーズ、もしくは宝塚を指向しているか、と言われている。その
こと自体は別にかまわないと思うが、もし、そうだとするなら、私はその範をとるべきは
劇団四季にあると思っている。もっとも、劇団と歌手の集団では同じ芸能、エンターテイ
メントとはいえ、要求されるスキルレベルや種類におのずと違いはあるのは当然で、まっ
たく同じことをモーニング娘。たちにやらせろ、というのは土台無理な相談だ。それより
も、その精神、ポリシーをこそ見習うべきではないか。そのポリシーとは、「顧客第一主
義」と、それと一見して相反するとも思える「作品第一主義」だ。別に今でも、ハロープ
ロジェクトは作品や顧客をないがしろにしてるとは思わないが、それが必ずしも優先され
ているとは思えない部分もある。もっとも、劇団四季にしたところで、50年の活動を通じ
てそのポリシーが結実したのは少なくとも30年近く経ってからのことだから、一朝一夕に
は実現するのは困難だろう。だが逆に常に意識しなくては、アッと言う間にヘンな方向に
行ってしまうことは火を見るよりもあきらかだろう。
  他にもいろいろ、四季から学んでほしいこと、言いたいことはあるが、長くなるので、
今日はここまで。


 1月23日(木)
  
  仕事で遅くなる。ずいぶん久しぶりに矢口のオールナイトニッポンを自宅で聴けないこ
とに。普段はデレデレと聴いているのだが、こうしていざ聴けないとなるととっても悔し
い。仕方ないので、電車内で携帯ラジオをやや雑音混じりで聞く。
  先日の六期メン番組で泣いていた矢口。そのわけを訥々と話してくれる。菅井先生が
「モーニング娘。を好きだ」と言ってくれたことにいたく心を動かされたらしい。普段厳
しく接している先生が、深い愛情をもって指導してくれてることが意外な形で判って嬉し
かったのだろう。私も嬉しい。
  こんな愛情を持ったスタッフたちに支えられている娘。たち。まだまだ大丈夫だと、確
信する。
  ラジオの内容は、えっと、詳細はJ-UNITさんとこをごらんください。「交信中」だけで
すけど、とてもいいですよ。

  
 1月24日(金)
  
  巷ではインフルエンザが大流行しているらしい。この冬の厳しい寒さが原因とは思うが
私自身もすでにそれほど若くない(笑)ので、あまり無理せずに注意したいとは思う。と、
いいながら明日はハロプロコンで横浜まで出かけるし、5月の連休はライブ三連発という
ありさまだ。2月は金沢旅行、ごっつぁんのミュージカル、3月はメロン記念日ライブ、藤
本のライブと、まぁ無理しまくりかなー。
  日本テレビ系で「千と千尋の神隠し」放送。実は、映画を見ていない。なので、テレビ
放映で見ようかとも思ったが、なんとなく見ずじまい。みたらそれなりに面白いんだなー
ということは判っているのだが、なぜだかその気になれず。CMがあいだに入るのが嫌だ、
ということもあるのだが、その前にあった30分の宣伝番組にイヤ気がさした、というのが
本当のところ。宮崎さんが作った「ユキの太陽」パイロットフィルムは興味深く見たが、
それ以外はなんともゲンナリさせられた。別にさんまがイヤだとかいうわけではないが、
「好きな作品はトトロです」としたり顔で言われてもね〜。昔から宮崎作品見続けている
人間としては、心中フクザツなわけです。判りますか? この感覚。うまく説明できないけ
ど、さんまを担ぎださないと、この「千と千尋の神隠し」は誰も見てくれないのか? 昔の
作品はそれこそ、有名人を「宣伝部長」にせずとも、こぞって見たものだ。もちろん、今
のように日本国中の人が殺到したというわけではないが、本当に見たい人が見て、満足し
ていたのだ。無理やり宣伝しなければならない作品なのだろうか? そうしなければ、見向
きしてもらえないのか? もちろんそんなはずはない。なのに、これでもか、これでもか、
と宣伝をかけるのはいったいなぜか? 疑問はつきません。やれやれ。

  そんなわけで(なのか?)結局見てませんです。はい。


 1月25日(土) 晴れ

  出社。なんだか、会社の正面玄関でロケをやっている模様。私が通勤しているビルはお
台場にあって、在京民放各局のロケ場所の定番になっている。それはビルが新しいという
こともあるのだが、野次馬少ない、というのが一番大きい理由だろう。平日ですら余裕で
ロケしてますから。でも、次は汐留地区がロケラッシュになるような気がしてるんですけ
どね。
  それはさておき、今日はなんだろうと思っていると、デッカイ飛行機の模型が置かれて
いるので、なるほどTBS のあの番組か、と納得。今は休憩中か、準備中か判らないが、人
が出払っている。どっちにしてもさほど興味はないので仕事に向かう。もっとも、後であ
んなことがあろうとは、この時は予想もしていなかったのだが…。
  
  仕事終了後、横浜まででかけるため、大急ぎで事務所を出るが、ふと正面玄関を見ると
先程のロケがまだ続いているらしい。大道具、機材類がまだそのまま設置してあった。な
るほどーと思いながら、ちょっとトイレに行きたくなって、一階のトイレに駆け込もうと
した。すると、そこから一人の男が出てきた。パイロット姿のその男は長身で、メイクを
したまま、髪を神経質そうになでつけながら、トイレに入ろうとした私を一瞥してゆっく
りと、(たぶん)控室へ向かって歩いていった…。いや、回りくどい言い方は止めよう。そ
れは木村拓哉その人だったのだ。ジャニオタの木村追っかけの人だったら、おそらくは卒
倒しかねない状況だが、私は別に何も思うところもなく、ふーん、とやり過ごしただけだ
った。それが気に入らなかったのかどうか判らないが、終始不機嫌な表情だったのが気に
はなった。単に収録疲れだったのかもしれないが。
  「ふーん」とは思ったものの、私は実際のところ、木村本人ではなく、その「向こう」
にいる人のことを思い出していた。それは言うまでもなく、現木村夫人であり、2児の母
にもうすぐなる、工藤静香さんのことだ。
  こうやって言い訳がましく書くのもなんだが、別に木村拓哉にはなんの感情もない。結
婚報道があったときも、別段怒ったり、恨みがましいことは一切思ったことはないし、む
しろ、喜ばしく思ったものだ。もちろん、静香さんに対してだが。だから、ここで木村本
人に会ったからといって、フツフツと怒りの感情が湧くはずもなく、淡々とその姿を見送
るのは至極当然の話しなのだ。が、なぜ、ここで出くわすのが木村なのだ、という思いは
ある。よりによって、自分の勤める会社のビル内で、なぜ、竹中直人でないのだ、要潤で
ないのだ、堤真一でないのだ、と。因縁というのもバカなはなしだが、そんなことも感じ
てしまうのは、やはり自意識過剰だろうか?(笑)

  そんなことをゆりかもめの車中で思いながら、横浜アリーナへと向かう。もやもやした
気分もおそらくは吹き飛ぶことだろう。
  横浜線に乗り換え、新横浜へ。途中、TKさんから電話。車中なので、降車後にかけ直し。
コンサート終了後、飲みに行きましょうとのこと。快諾。アリーナ前で偶然落ち合い、少
しおしゃべり。15分前で、普段だと、会場入り口は人でごっこかえしているのに、今日は
まったくまばらな人影なので、大丈夫か、とTKさん。私も少し不安にはなるが、根拠はな
いものの、それ程心配はせず。実際、会場入りして、ほぼ満員のお客さんを見て安心する。
おそらく入場の手際が良かったのだろうと、納得。

  コンサートの模様はあとでまた書きますが、満足の行く内容でした。席もセンター席と
アリーナ席のちょうど境目くらいの位置。まえから数えても20列目くらいで、視界を遮る
ものがまったくなく、動くにもちょうどいい場所。ここ最近でもうサイコウでした。先程
のちょっとダウナーな気分も一気に解消。てか、すっかり忘れてましたけどね(笑)

  終演後、TKさん、ミキサカくん、関さん、イトさん、アイムさん、猫山さん、椎芽さん
らと飲み会。私は、TKさん、ミキサカ、椎芽さんらとダベる。ミッキーのおしゃべりを聴
きながらテキトウにツッコミを入れるのはなかなか楽しい。いや、ほんとに。時間も忘れ
て、終電に乗り遅れて、20分近く歩いて家路につくことになるのも、また楽し。
  てか、あまりの寒さにMD聴きながら、大声で歌いながら家に帰ったのでありまして。ご
近所のみなさん、ゴメンナサイ。

  寒さに震えながら、就寝。でも、濃い一日だったなぁー。


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