あぁ〜あ。なつかしい創元の人。私は早川の人

 3月 2日(日) 晴れ

  普通の日曜の朝。今週は 555 など忘れずに見る。ナージャはここのところ、視聴意欲
わかず。
  本日は、と学会の例会。発表物をいろいろ揃えるが、今回はかなり小粒なもののみ。
  
  と学会会場到着。いつものようにすでに30人近い人がわいわいと雑談中。会費と二次会
の費用を支払って始まるのを待つ。機材のトラブルで永瀬さんが悪戦苦闘。山本会長も遅
れているのか、まだ到着しない。その間に六月に開催予定の日本トンデモ本大賞のことに
ついてお知らせ。URLはこちら。
  さて、いよいよ始まりの段となって山本会長も無事到着。以下、今回の注目発表などを
かい摘んで紹介する。
  
  「歯は中枢だった」人間の歯は内臓の一種であり、歯こそが、人間の健康を司る全てだ
と主張する本。まぁ、確かに歯は大事だし、芸能人にとっては「命」だろうけど。

  「ハイジのその後」あの有名な「アルプスの少女ハイジ」の続編。といいつつも、何故
だがエイズなんて言葉や「波動理論」が出てきたり、飛行機で日本にやってきたりする。
奇々怪々な話し。要は、筆者の信奉する理論を判り易く説明したいために小説を執筆した
らしいのだが、それにしても、なぜに「ハイジ」?

  ジョークRFC をまとめた本。確か、私も本屋で立ち読みしたことあった。この面白さを
ちゃんと伝えるのは難しい。発表者も苦労していた模様。

  エルメスのスカーフ。いったいどこがトンデモなんだ、と思うかもしれないが、最近エ
ルメス社は東洋系の図柄を積極的に採用しているらしく、それがなかなか出来がいいらし
い。モチーフとして、「刀」「鎧」「サムライ」なんてのは初歩。「盆栽」「茶道」果て
は、「相撲」なんてのもあるらしい。しかも、どのデザインもちゃんとエルメス色を出し
てあって、ここらはさすがと感心。なんて素敵にジャパネスクってとこですか。残念なが
ら相撲柄は、発表者本人もまだ見たことがないらしく、見かけた人がいたら情報を教えて
ほしいとのこと。

  そして、本日のスマッシュヒット。京都大学にある、折田彦市先生の銅像。歴代の学生
たちに様々な「コスプレ」をさせられてしまう愛すべき銅像である。最初は単なるペイン
トや、歌舞伎の隈取りだったりしたのだが、そのうちエスカレートして、サイクリング部
に入部したり、ヤキソバンになったり、果てはモアイになったり。大学当局でもこのいた
ずらには相当手を焼いていたらしく、立て看板などを建てたりして注意を喚起したり、警
備を強化したらしいが、学生たちはそれを逆手にとったり、警備の目をかいくぐってイタ
ズラを延々と続けたらしい。そのうち銅像は撤去されてしまうのだが、その跡地(?)に新
たなコスプレ銅像(はりぼてですが)を勝手に建てたりしているらしい。そのどれもがウイ
ットに富んだ、それでいて実にバカバカしいものになっている。例会会場はもう、爆笑の
渦。これほどの情熱を下らないことに注ぎ続ける京都大学の学生に惜しみない拍手の嵐。
いや、こういうプラクティカル・ジョークが日本で、しかも代々に渡って行われていたと
は。ほんとに快哉を叫びたい気持ちだ。大学が注意のために建てた看板に「折田先生は自
由な校風を築くために多大な功績を残した人です」とあるのだが、まさにこのイタズラこ
そ、その「功績」に他ならない。きっと折田先生も草葉の陰で喜んで、いや苦笑している
に違いない。
  その後、帰宅してたから検索してみると「折田先生を讃える会」というHPがあった。こ
この掲示板によると、最近あちこちでこの銅像のことが紹介されて、アクセス数が一気に
アップしたらしい。さもありなん。

  私の発表はピンクチラシに使われたよっすぃーの写真集の紹介と、「映画秘宝」に載っ
ていた杉作J太郎の深作欣二追悼特集での「娘。」関連発言。これの面白さを知ってもら
うのために、会場のみなさんに「モーニング娘。」のレクチャーを行う。はっきり言って
純粋な発表時間と同等か、それ以上の時間がかかってしまいました。しかも、やや受けだ
ったので、ちょっと凹む。うーん。こういうのはもっと判り易くないとダメですね。ちな
みに杉作J太郎が何を発言したか知りたい人は、いま出ている最新号の「映画秘宝」を読
んでみてください。いかにも、って発言してますから(笑)。

  1.5 次会では、気楽院さんに読売新聞が販促で配っていた、モーニング娘。クロックを
譲っていただいた。はっきりいってデザインがひどすぎ。勧誘員も「デザインが悪いんで
すけど、よろしく」とのたまっていたそうな。しかし気楽院さん「モー娘。担当の人」と
言って呼ばないでください(笑)。それに振り向く私も私ですが(苦笑)。

  二次会。とバカ話しの連続。さんなみに行ったS井さん、FKJ さん、S山さんの三人でま
た行きたいねー、などと話す。さきほどの折田先生のことも当局のセンスのなさを嘆いた
り。それと、S山さんと私と(S井さんもか)が、かつてあるサークルでご一緒していたこと
が判明。世間(オタク界隈というべきか?)は狭いというか、なんというか。
  10時、お開き。他のみなさんは巣鴨方面へ。私は駒込の方が近いので、そちらへ。11時
には自宅到着。
  
  裕ちゃんのオールナイトニッポン。(すいません、内容忘れました(汗))
  
  その後、ハロモニ。のハロープロジェクトコンサートの模様を見てしまう。少ししたら
寝るつもりだったものの、あまりに楽しいのでそのまま最後まで鑑賞。いろいろ思うこと
はあれど、収録は横浜アリーナで、結構カットされてるところはあったものの、とにかく
スバラシイ。あとで出るDVD にはすべて収録されてるだろうけど。
  印象的だったのは、やはりラストのハロプロメンバー全員で歌う「恋愛レボリューショ
ン21」だ。小川まこっちゃんがセンタをとっているのだが、所々、裕ちゃんやごっつぁん、
そしてミキティが踊っているところがインサートされる。非常に感慨深いものがある。と
いうか、ここには「モーニング娘。」の現在、過去、そして未来が同時に存在しているの
だ。私たちはそんな時の流れの一瞬を、かいま見ているのだ。制作者が意図したかどうか
判らねど、実に印象的な場面といえるだろう。過去に思いを馳せ、現在を見、そして未来
の声を聴く。果たして、次のハロプロではどんな未来を見ることになるのだろうか…。


 3月 3日(月) 晴れ

  仕事に忙殺されるも、早めの帰宅。完全な逃避ですな。まぁ、集中できないし、とっと
と帰ったほうが精神的にもいいでしょう。と正当化…。やれやれ。


 3月 4日(火) 

  muSix 。辻ちゃんが、よっすぃーやマネージャーさんにジュースやアイスをおごってあ
げている、と暴露されて照れまくる。なんか、とてつもなくカワイイ。思わず画面に見入
る。辻ちゃん、照れながら笑いすぎて、しまいには涙を流している。この様子はあちこち
で衝撃を与えたようで、ちょっとした祭りも発生したらしい。いや、よかった。永久保存
ものの映像だ。
  うーん、たまにこういうヒットが出るとはいえ、やはりmuSix 終了にはなんの感慨もな
い。考えて見れば、この「辻姐さん」事件だって、別に番組が用意したものでもなんでも
なく、モーニング娘。という優れた素材から自然発生したにすぎない。制作者の功績でも
なんでもないのだ。実際、過去の企画で番組が貢献したものと、失敗したものの比をとっ
てみれば、人によって評価は違うだろうが、1対9くらいでほとんどが失敗だったといえる
だろう。しかも、最終回の放送のあおり文句が「モーニング娘。最後にワンコーナー、責
任持って面白くしてねスペシャル」だと。おいおい、これではまるでモーニング娘。が今
まで番組をつまらなくしてたみたいじゃないか! 責任者出て来い! って思わずいいたくな
りますよ。なんて、怒りつつも、辻しゃんのテレテレな姿に癒されるのでした。
  
  タンポポ編集部オソロ。卒業スペシャル。バーチャル卒業式なんか、結構おもろ。まぁ、
私なんか卒業式なぞ、はるか昔、銀河系の彼方にいってしまったわけですが、もし、梨華
っちみたいな後輩がいたなら、卒業したくなくなっちゃうだろうね〜。
  で、卒業といえばやはり、モーニング娘。のことを。梨華っちは紗耶香、裕ちゃん、そ
してごっつぁんの卒業も見届けてきたわけだ。そしてまた今回圭ちゃんの卒業を経験する
ことに。それに関連して、昨年11月にハロプロを卒業した平家のみっちゃんのことについ
て語ってくれる。卒業ライブのことを聞かされた時、マネージャさんから、スケジュール
の関係で、梨華っちだけ卒業ライブを見に行けない、と言われて号泣。というか、文字通
り「うわーん」と泣いていたそうだ。それを見てマネージャーさんはゲラゲラ笑っていた
とのこと。いや、別に冷たい人だってわけではなく、あまりに大泣きするんで、思わず笑
ってしまったのだと思いますが。まぁ、なっちやカオリは慰めてくれたようですが。なん
か微笑ましいというか、純粋な一途な心をもった子だなぁと、梨華っちに惚れ。でも私も
その場にいたらマネージャさんと一緒に笑ってしまう口だろうなぁ。
  で、結局スケジュールを調整した結果、梨華っちはライブの途中から見ることができた
とのことで、まずはめでたしめでたし。


 3月 5日(水) 

  本日は会社を休む。いろいろ片づけたいことを。しかしながら予定の半分も進まず。ち
ょっと鬱。


 3月 6日(木) 

  O方さんに先週渡した「MIKI(1)」の感想を聞く。「あやや(のアルバム)より100倍い
い!」と、あややオタが聞いたら卒倒しそうなことをズバッと言う。私も一瞬絶句して、
「そんなによかった?」と尋ねると「前はカワイイと思ったけど、最近は…」と、とどめ
の一撃。別に、嫌いだ、というわけではないだろうが、女性の素直な感想というのは正鵠
を射ていることが多い。もしかして女性層から見放されてるのかな〜と不安に。いや、私
自身はあややにはそれほど思い入れはないのだが(といいつつ、シングル・アルバムはす
べて買っている。あ、でもDVDは全部買ってないな〜。ここらが娘。さんへの思いとの違
いなのかな)彼女が人気が陰りつつあるとしたら、それがハロプロ全体、ひいてはモーニ
ング娘。本体へ大きく影響しはしないか、と不安になったのだ。以前より人気が落ちてい
ることは確かだが、まだまだ大きいポテンシャルは持っていると私は思っている。それが
周辺から、娘。本人の事情以外で崩れていくような事になるとしたら、なんとも残念なこ
とだな、と思った次第。まぁ、まだそう決まったわけではないのだが。

  週刊スタートレックファクトファイル第二号。ディアゴスティーニの、この「週刊〜」
シリーズはうまい商売してるなー、と思いつつ今で手を出したことはなかった。が、東北
地方でこのスタトレのシリーズがテスト販売されているとのニュースを聞いて以来、早く
全国発売されないか心待ちにしていた。なので、先週本屋で見かけて速攻で購入したこと
は言うまでもない。で、二号を買ってきたわけだ。ひとしきり読み終えてバインダー式の
ファイルに閉じてみる。こういうコレクション癖のある人にとっては確かに病み付きにな
るな〜。それにしても、スタトレみたいね。早くCS(またはCATV)で見れるようになりたい
です。と思ってたら、MXTVと千葉テレビで「ボイジャー」を放送してるのを発見。と思っ
たら、今週で放送いったん終わりだと。トホホ(泣)
  
  矢口真里のオールナイトニッポン。矢口がなんか調子悪そう。チャットでTKさんとそん
な話をしたが、タケさんのHPを読むと、一人称がいつもは「おいら」だったのが「私」に
変わっていた、とのこと。さすがに私はそこまでは気がつかず。やぐっちゃんラブなタケ
さんだけのことはあります。感心。
  番組中、新アルバムから「卒業旅行」を披露。正月休みに、圭ちゃんや梨華っちと温泉
旅行に出かけたことを、つんくPに話したそうだが、それに想を得て作られた曲。当然、
圭ちゃんに捧げる歌なわけだが、矢口たちは仮歌を聴いて涙が止まらなかったそうだ。う
ん、私もこれコンサートで聴いたら、そうなるかも…。ごっつぁんの新曲もかかる。よさ
げだけど、まだ判らない。CDでたらじっくり聴いてみよう。


 3月 7日(金) 雨のちくもり

  客先で珍しく夜10時くらいまで仕事。
  
  ティンティンTOWNで、なっちの新しいコーナー始まる。いろいろな商品や、発明品がど
のようにして作られたか、その時代まだタイムスリップして、始まりのエピソートを紹介
するコーナーだ。なんだか、「マンガはじめて物語」を思い出した。最初はグリコのヒッ
ト商品で、かつロングセラーの「プッチンプリン」だ。手始めに、ティンティン図書館で
下調べをしてからその時代へタイムスリップする。図書館の司書さんが高橋愛ちゃんで、
メガネ、そばかすおさげ、アンド訛りという非常にわかりやすいキャラ。てことはヘラク
レス愛ちゃんは終わってしまったということか。それはまた残念。で、スリッピーという
生意気なワケワカてマスコットキャラの力で一時間だけタイムスリップして発明の瞬間を
見届けるという構成。その再現劇は、グダグダだけど、雑学的には結構ツボついたものを
出してきてくれて、おもしろいですね。次週はホカロン、携帯用カイロの初めて、だそう
だ。
  
  夜。Mステ。あやや登場。新曲「ね〜え?」を披露。昨日O方さんが言っていたことを
思い出しつつ観客の反応をみていたが、さして変わりはないように思えた。こんな少人数
では人気の浮沈を計りようもないけど、一つの目安としては、安心。
  ライブはCGを組み合わせて楽しく仕上がっていた。が、声はよろしくない。少し調子悪
いのかな?


 3月 8日(土) 晴れ

  会社出社。特になにもなし。暖かい一日。ゆりかもめから見る富士山が実に美しい。昨
夜の大雨で空気中の塵がきれいに掃除されたのだろう。手前の山々もくっきりと稜線が見
えて、すがすがしい。
  
  本日はロケはない模様。普通に仕事。珍しくO方さん休日出勤。というか、初めて来た
ような気もするが…。帰りの電車内で、食生活のことをいろいろ雑談。やっぱ野菜をちゃ
んと採らなくちゃね、と合意。
  
  帰宅。エアモニ。
  
  ポップジャム。松浦登場。うん、良かった。
  
  1時ころ就寝。


TOP

All Rights Reserved Copyright (c) Toru Hasegawa 2003