みんなロンリー Boys & Girls …

 3月24日(月)

  仕事でトラブル。ガックシ。先週の作業でちょっとしたポカをしたためだ。気が緩んで
いるせいか? とほほ。


 3月25日(火) 

  モーニング娘。新アルバム「No.5」をフラゲ。前日に購入するのは久しぶり。半分以上
が既に聴いた曲であるが、こうしてまとめて聴くのもまたよい。アルバム曲で今回特に気
に入ったのは「友達(♀)が気に入っている男からの伝言」だ。渡辺チェルさんのアレンジ
が軽快で聞き心地がすばらしい。メロディアスなギターの音も高中正義を思わせて、私的
には一押し。「ベーっだ」もいいし。
  全体的に小粒な印象だが、山椒は小粒で、と同じくピリリと辛みの効いた一枚に仕上が
ったと思う。結構繰り返し聴いている。
  
  muSix 。は先週で終了しているので、夜は見るべきものがほとんどない。muSix やって
たときも、見どころがあるかないか判らずにテレビの前に一時間も座っているのはある意
味カナリつらい。もっとも、途中からは全部録画して、不要な部分は早送りで見ていたの
ですけどね。
  
  昨夜録画したNHK 人間講座「人はなぜ歌うか」最終回の一つ前。放送を全部みたわけで
はないのだが、テキストを読む限りでは面白そうな番組であったので、ちゃんと見てなか
ったことを少し後悔。今回の見どころは、中島啓江さんが歌う黒人霊歌「アメージング・
グレース」と読経の見事なコラボレ。これは、三木鶏郎さんの葬儀の時に、ご本人が「ア
メージング・グレース」を歌って送り出してほしいと、永さんに頼んでいたそうだ。とこ
ろが、諸般の事情でそれがうまく行かず、ぶっつけ本番でその場で、読経の流れるなか、
中島啓江さんに歌ってもらったそうだ。それが思いのほか感動的なシーンとなっていたそ
うだ。テレビでもその場面を再現していたが、実際不思議な「響き」が生まれて、驚きを
禁じえなかった。永さん曰く「ハモリではなく、『祈り』という意味で繋がっている」と。
いかにも永六輔、という感じだが、同感。
  講座のテキストを読んでみると、「歌がうまい、うまくないの基準が「五線符」に従っ
ているかどうか、でしかない、ということに納得できない」とか「本来、歌(あるいは音
楽)とは、言葉以前にあった大切なコミュニケーション手段であった」「いつからか、そ
れより論理的な言葉が優先されるようになった」「ピアノがそんなにエライのか」など、
西欧から入ってきた近代音楽に対する批判(否定はしていない)をかなり強く繰り返してい
た。私としても「うまい」という基準が単に「楽譜をなぞるのがうまい」だけではないだ
ろう、と思っていたので、その点は大きく賛同できた。とまれ、さすがに永六輔、という
部分もたくさんあって、おもしろい。再放送もまだ一部残っているので、未見の方は一回
見て損はないと思う。
    
  タンポポ編集部オソロ。ごっつぁんが、ちらっとだけ登場。来週はゲストとして出てく
る模様。楽しみ。
  

 3月26日(水) 

  世間では、モーニング娘。と行くハワイツアーがかなり話題になっている。私は別に問
題ないことだと思うのだが。どうもへんなことにこだわっている人も多いようだ。B級ア
イドルがやることかもしれないが、それがなにか問題なのかなぁ。私はスケジュールさえ
取れれば、ぜひ行ってみたいですよ。


 3月27日(木) 晴れ

  昨日、O方さんに「No.5」を渡しておいたので感想を聞く。「卒業旅行がなかなかよか
ったでしょう」というと「婚前旅行って歌ってた曲?」と尋ねられる。どうやら「温泉旅
行」を「婚前」と聞き違えたらしい。「いくらなんでも、そんな歌詞じゃないよ〜」と思
わずツッコミ入れる。O方さんも「そうよねー。なんでだろうと思ったんだ」って。一応
おかしい、とは思ったらしい。しっかし「婚前旅行」とはねー。参りました(笑)。
  
  矢口真里のオールナイトニッポン。最終回。冒頭こそ、普通に始まるものの、進行する
につれテンションがおかしな具合になっていく。途中、カオリの交信中もラストを迎える。
私の声を忘れないで、とマイクの前で「あ〜、私はこんな声ですよ」と言うカオリ。微笑
ましいながらも、寂しいキモチで一杯になる。もちろん、忘れるわけないじゃないか。憶
えてますよ、ずっと。

  矢口に戻して、後半。突然、梨華っちが登場。矢口もそうだが、私自身もびっくりやら
嬉しいやら。段々トーンが暗くなりつつあったやぐっつぁんも元気に。なんでも、一時間
も別の会議室で待機していたらしい。コンサートの楽屋から持ってきたような差し入れと
いう名のあまりものを次々に矢口に。いいなぁ、この展開。
  梨華っちは試しにオールナイトニッポンのパーソナリティを疑似体験。勢いこんでやっ
てみるものの、やはりというかなんというか、ゲストトークはまったくのグダグダで尻つ
ぼみ。矢口が隣で「ほーら、みたことか」とニヤニヤしている様子が想像できて楽しい。
スタッフの粋なはからいに感謝感激。

  そして梨華っちの出演が終了していよいよラスト。矢口はドンドンてんぱっていくのが
判る。コンサートの都合で、ニッポン放送のスタジオからのラストでなかったため、スタ
ッフのみなさんと顔を合わせずに終了となってしまう寂しさも重なったのか、終いには
「梨華ちゃーん、戻ってきて!!」と魂の叫び。聴いてるこちらもたまらなくなる。いとお
しい、というか直球の叫びに心うたれる。そして「来週もスタジオ行きますからね」なん
て無茶なことまで言う。ほんと、できることなら来週もやってほしい。それも叶わぬこと
ではありますが…。
  本当に最後。やや尻切れトンボ気味によく判らないままフェイドアウト。相変わらず矢
口らしい終わり方でよかった。ともかくも、2年間おつかれさまでした。そして来週から
の新番組、楽しみにしています。


 3月28日(金) 
  
  MステSP。恒例の視聴者リクエストによる(てどこまでそうなのか判ったものでないが)
ベスト特集。毎回そうだが、娘。さんたちはVTR をキャーキャーいいながら見ている。素
人さんが、自分がクイズ番組の解答者かなにかで出演したテレビをお茶の間で見ているよ
うな雰囲気。それを見るのもまた、楽しみの一つと、おそらくスタッフもわかっているよ
うで、ずっとVTR が流れるあいだ画面下にカットインされている。タモリも毎度のことな
ので、あきれつつもその様子を楽しんでいる。
  ライブ。ごっつぁんの「SEXY GUY」はメチャかっこいい。これを実際のライブでも見て
みたい。てか、その前にチケットをなんとかしないと。
  娘。さんは新曲「As For One Day」。これは私的にはツボ。来週のコンサートでも見れ
るようなので楽しみ。


 3月29日(土) 

  いろいろ買い物。マザボも探しにいくが、いまひとついいものがなし。上野のハロプロ
ショップに立ち寄ると、ミニモニ。の格好した子どもたちがたくさん。今日は東京国際フ
ォーラムで矢口のミニモニ。卒業式、および新ミニモニ。のお披露目があったのだ。おそ
らく、そこから流れてきたのだろう。

  先週でなっちのエアモニ。が事実上の終了。実際は、野球シーズンが終了したら復活す
るかもしれないのだが、それまで約半年、ラジオでの声が聴けないのは非常にさびしい。
先週の放送で、なっちは涙ながらにそのことを伝えたとのこと。私も人から録音を聞かせ
てもらったが、こんな寂しいことが続いてなんとも言えない。

  明日は客先に出かけるので、早めに就寝。
  

 3月30日(日) 
 
  555 などを録画予約したうえでお出かけ。日曜に客先に出かけるというのも、なんとも
疲れてしまうが、仕方ない。
  
  仕事帰りに上野松阪屋でやっている「モーニング娘。アート& カラー展」見に行く。ほ
んとは明日の休みに午前中行こうと考えていたがやはりバタバタしそうなので、仕事も予
定より早く終わったので出かけることに。
  近くのチケットショップで前売りが売っているとの情報を得たものの、見てみると売り
切れの様子。みんな考えることは同じ、ということ。代わりに明日の名古屋までの新幹線
のチケットを購入。
  会場は去年と同じ場所。ざっと見て回る。王子様と雪の夜の衣装を見て、やっぱりやぐ
っつぁん、ちっちゃいなーと思う。なにしろ、ブーツの足のサイズがほんとに子供の大き
さなのだ。キュートだね。ミキティのブギートレインの衣装とPVがある。PVはフルで見た
ことなかったので、じっくり鑑賞。うわー。欲しくなってしまった。買いに行こうっと。
と、nagareさんとぱったり。チャットで今日来るとは聞いていたものの、偶然。私は借り
なかった音声案内を少しだけ借りていくつか聴く。娘。さんの宝物の展示を見ると、それ
ぞれ個性があって面白い。梨華っちは中学時代のテニス部のテニスウェアと軟式ラケット。
音声案内の説明はまったく要領を得ず。梨華っちらしい。圭ちゃんは年末ドラマの台本。
本当は中身をちゃんと開いて見せて欲しかったんだけど。それでも読み込んだ後が見えて
あの熱演ぶりがうかがえる。てか、私はまだ全編みてないんだなー(苦笑)。よっすぃーは
ミュージカル台本。加護ちゃんと表紙にいっぱいイラズラ書きがしてあって、らしいなー
と思う。あとは、熊の人形やら、キティちゃん、子供(赤ちゃん)時代の写真など。600 円
は十分に楽しめる内容だったです。
  グッズ売り場では、「タンポポ畑」のマウスパッドと絵はがきを何枚か。nagareさんと
甘味所に入って少しおしゃべり。御徒町でお別れ。
  
  帰宅。555 。ハロモニ。など。ミニモニ。から矢口卒業特集。爽やかにラストライブ
「ミニモニ。じゃんけんぴょん」を。明日の卒業特番も期待。
  バスがくるまで。いやー、ブラック・ジャックの遠い親戚のブラック・チャック(笑)が
よっすぃーにめちゃくちゃはまってる。かっこいい。宝塚でもブラック・ジャックを上演
してたけど、こっちの方が数段カッコイイんじゃないかな〜? もっとも私は宝塚の舞台は
見てませんが。で、やはりピノコ(役名はピヨコ)に扮したなっちが、もうマンマ。「あっ
ちょんぶりけ」はマンガからそのまま抜け出してきたか、て感じ。このキャストをぜ思い
ついた人を表彰したい気分ですね。できれば、これからもちょくちょく出てきてほしい
なー。それにしても中澤先生の「オトコヒデリミソジ病」は手遅れとのことで、治らなか
ったようだけど(笑)
  
  裕ちゃんのオールナイトニッポン。最終回。ラジオの前で襟を正して正座(してるつも
り)で。最初のリクエストは裕ちゃん自身から。「恋愛レボリューション21」裕ちゃんが
娘。在籍中の最後の曲。この最終回にふさわしい曲だ。トークはゲストなしでマターリと
進行。一言一言を噛みしめるように話す裕ちゃん。スーパー時代からの思い出を語り、人
気コーナーだった「マッパゴーゴー」や「プロファイラー裕子」のこと、元ディレクター
さんだった人の暴露話ありの。楽しい時間は早くすぎていく。そして最後の「東京美人」
の曲紹介。今まで気丈に緊張感を保っていた裕ちゃんが、最後の最後で感極まったのか、
ほんの一瞬だが、嗚咽を漏らす。ほんの一瞬だったからこそ、そして、泣かずに明るくや
ろう、と冒頭で宣言していたからこそ、この涙はなにものにも代えがたく、裕ちゃんの気
持ちを代弁していた。私はラジオの前で、言葉もなく仕切りにうなずくのみ。そして「東
京美人」を聞きながらこの3年間のことを思い出す。
  
  私の記憶が確かならば、「モーニング娘。中澤裕子のオールナイトニッポンスーパー」
を聞き始めたのは2000年5月の終わりころ。ちょうど市井ちゃんが娘。を卒業した直後の
こと。それまでラジオといえば、中学生のころTBS の「夜はともだち」を友達に勧められ
て数年間聴いたのみ。もともと夜中に勉強することがほとんどなかった私はラジオを聴く
習慣がなく、高校、大学、そして社会人になっても英語の語学講座以外はほとんど聴いた
事はなかった。オールナイトニッポンも、鶴光の番組は友達から評判を聴いていたので、
何回か録音をきかせてもらったりしたものの、結局聞き続けたことはなかったのだ。
  
  そんな私が裕ちゃんのオールナイトニッポンを聞き始めたのはまったくの気まぐれとい
うほかない。ちょうど、娘。熱が高まり始めて、テレビ、雑誌で情報をくまなく漁ってい
た時期でもあった。そして、市井ちゃんの卒業にショックを受け、もっと情報がないか、
とネットを徘徊していたところ、ある掲示板でこの番組に市井ちゃんがゲスト出演したこ
とを知ったのだ。そこで興味を持った私は、最初はなんとなく聞き始めたものの、あまり
期待はしていなかったのも事実だった。が、これが一回聴いたら、もうツボにきた。裕ち
ゃんが娘。の中では一番私の年齢に近いためか、話のツボが妙にはまったのだ。もちろん、
私が期待していた娘。情報の収集という意味でも「マイクロカセットヤグチくん」なる
コーナーで十二分に満たされたし(スタッフはリスナーのニーズがよく分かってたんだ
なー)いち早く新曲が聴ける、というメリットもあった。以後、毎週木曜夜10時は私にと
って欠かせない大事な時間となったのだ。そして、これをきっかけとして娘。関係の各ラ
ジオ「プッチモニ。ダイバー」しんどるパーラー内の「安倍なつみのモーニングライ
ダー」「タンポポ編集部」と怒濤のラジオライフ(雑誌じゃないよ!)が始まり、よりいっ
そうモーオタとしての進化を遂げることとなったのだ。そういう意味でも、裕ちゃんのラ
ジオは私にとって大きい転機となったことは間違いない。

  その後、裕ちゃんが娘。を卒業。時間帯を移して、後番組にやぐっつぁんが納まっての
2年間。夢の時間を過ごしてきたわけだ。はっきりいってこの放送を聴くために木曜と日
曜の予定は早めに切り上げてきたし、どうしても聴けない場合のために携帯ラジオも購入
した。それほど私にとって欠かせないものになっていたのだ。それがこの3月をもって相
次いで終了する。これが寂しくなくてなんだというのだろうか。昨年7月を持ってのハロ
プロ大改革よりも、ある意味、というか、私にとってはそれ以上にサビシイ出来事という
ほかはない。
  幸い、やぐっつぁんの番組は裕ちゃんの時間帯で継続するのだが、ぜひに裕ちゃんには
ラジオに戻ってきてほしい。生放送でなくてもかまわない。ほんの10分程度でもいいのだ。
毎週その変わらぬ声を聴いていたい。せつに願わずにはいられない。
  
  そして、終了。放送は録音したものの、来週からこの時間に裕ちゃんの放送はもうない
のだ。なぜか、飯島愛の放送を冒頭のところだけ、ぼーっとしたまま聴く。「中澤さんお
疲れさま」と型通りの挨拶をしていたり「カワイイおねえさんなんですよ」となぜだかほ
めていたりするのを聴く。そっかー。そうだよな。カワイイもんな。もうすぐ三十路だけ
ど(笑)
  
  就寝。

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