お〜なかいっぱい学ぼう〜。

 3月31日(月)

  名古屋のライブに遠征。箱根の山を越えて遠征するのは昨年の大阪FS3 以来。一応、娘。
さんのライブは5月5日にチケが取れているのだが、やはり最終日でない時のライブを見て
おきたかったので、ちょいと無理して参戦。

  朝はゆったりとお出かけ。さすがに春休みだけあってお子さまたちの姿が多いが、なん
なく自由席に着席。天気も大変よく、富士山もバッチリ眺めることができた。が、名古屋
の天気予報は晴れ後くもり。傘もってきてないから、どうしようとも思うが、会場も駅か
ら近いし、それにライブで汗かいてるんだから多少濡れたってねー。と思いつつ、会場と
なるレインボーホールを横目に見てまもなく名古屋。いきなりPHS に電話が。仕事か? と
思ったが、TKさんからでホッとする。もう着きましたか? とのことで、新幹線の中なので
後でコールバックします、と。

  名古屋到着。だいぶご無沙汰。確か一昨年の夏、出張で来ていらいかな。おっと、TKさ
んにさっそくコールバック。なんでも、昼チケットを物色中だそうで。夜公演はどうしま
すか? という問い合わせ。明日も仕事なんで、お気持ちだけありがたく。ということで。
会場であいませう、で通話終了。
  
  会場周辺は例によってダフの人や、オタの人であふれかえっているが、やはり心なしか
人が少なく感ずる。会場前でTKさんと、遠征初めて、というまるつさんと落ち合う。娘。
さんの短期集中連載記事の載っているサンケイスポーツを見てたり。近くには「メロン記
念日」の曲をガンガンにかけてるオタさんがいたりして(苦笑)。マターリと開演を待つ。
TKさんはダッフィーな方と交渉中とのことで、私とまるつさんはお先に会場入り。

  私はこういうドームクラスの会場ではかなりいい場所。前から21列目。真ん中より右寄
りだけど、逆にステージの端が近くになるので、そういう意味では見応えのある場所。し
かも、前は通路になっているので、観客の頭がさほど邪魔にならないから見通しもばっち
り。うし。と思ったら、隣にサプリレッドのような体格をしたオタさんが…。もともと横
幅の狭いパイプイスだというのに、さらに圧迫されて居心地が非常に悪い。まぁ、仕方な
いか。ライブ中は気にならないかも…。と無理やり自分を納得させる。隣の人が友達と話
しているのが聴くではなく聞こえてくる。なんでも、去年はこのレインボーホールは3階
席まで満員だったそうだ。確かに今日は上の階はかなり空きが目立つ。アリーナと一階は
結構埋まっているから、ライブの盛り上がりにそれほど支障はないだろうけど、やはりこ
うして見ると寂しい限り。やはりチケットの値上げが効いてるんだね。
  
  そんな心配をよそに新曲「AS FOR ONE DAY」の華麗な踊りに魅了されてライブは始まる。
やはりテレビで見るより素晴らしいその声、動きのしなやかさに見ほれる。ここ最近のガ
ッツ溢れる踊りもいいものだが、こういうソフトな女性らしい動きを追求したものも、目
新しいということもあるが、見ていて気持ちがいい。ちゃんとプロモーションすれば、結
構売れるかも。
  そして、新アルバムから釣瓶打ちのように。「ビーナスムース」のコーラスに聞き入り、
「POCKEY GIRL」のちょっとお間抜けな楽しさに笑い。「ザ☆ピ〜ス!」「ALIVE」「ここ
にいるぜぇ!」などでは当然のごとくスパーク。私のいる上手に高橋や、やぐっつぁんが
来た時はもう、声援の嵐。途中、ワケワカなビデオが流れるものの、あっ、と言う間の90
分。もうアンコール。圭ちゃんリスペクト「卒業旅行」この時点でかなりグッと、きてし
まってる私は最終日にはいったいどうなってしまうのか。そしてオーラス「Do It! Now」。
短い。体感的にも短かったが、実質的にも短いライブ。ほとんどの曲がショートバージョ
ン。うーん。なんでかなー。今まではもっと時間があったと思ったんですが。そこはちと、
不満。娘。さんたちのアクトがよかっただけに、なおさら。
  
  やや不満はありながらも、スッキリして会場を出る。TKさんやまるつさんと落ち合って
名古屋まで戻って食事。TKさん、やたらテンション低し。なんとなく会話も弾まず。まぁ、
何でだか、なんとなく想像はつくのですが…。(後で聞いたところでは、夜公演はテンシ
ョン上がって楽しめたそうですが)。食事は名古屋なので、安直にミソカツ。うまい。
  お二人はそろそろ夜公演があるので、私とはお別れ。新幹線に飛びのって帰京。平日夕
方の割りにはそれほどの混雑もなく、座れてよし。

  帰宅。29日のミニモニ。イベントの様子の録画。30分という短い時間だったものの、ち
ゃんと矢口の卒業を見せてくれたことには感謝。て、いうか、そもそも卒業させるのはな
んでだ、とは思わずでもなし。それでも健気にその役割を全うする矢口には大きい拍手を
送りたい。本当にお疲れさまでした。


 4月 1日(火) 

  タンポポ編集部オソロ。エイプリル・フールにちなんだ企画「ウソと野球」っていった
い何の事かと思ったら「美女と野獣」のもじりのつもりらしい。てか、全然わからない
よー。
  一応「ウソ」というエクスキューズ、免罪符を用意してハロプロメンバーに対して普段
思ってることをバンバン、ぶっちゃけてしまう企画。って、これ全然「うそ」じゃないじ
ゃない(笑)まぁ、オソロだから許されるってことですね。
  

 4月 2日(水) 

  なっちのエッセイ集「Album 1998-2003」早速購入して読む。電車の中で読み始めたも
のの、たまらなくなって、途中で本を閉じる。このまま読み続けたら、人目憚らずうるう
るしてしまいそうだったからだ。

  そう、なんというか、ここには安倍なつみ、そしてモーニング娘。の姿がそのままある。
この5年間、北海道から出てきた小さい女の子が芸能界の大きな流れに巻き込まれ、流さ
れたり、ファンの声援やコンサートの観客に見守られつつ、マスコミに翻弄され、時には
自分を見失い、仲間に支えられ、泣き、笑い、怒り、へこたれ、ストレスから来る体重の
増減に苦しみ、それら全てを乗り越えて、たくましく、いや傷だらけになりながら健気に
成長してきた奇跡、軌跡の全てがここにはある。

  私は結成当時からつぶさに見てきたわけではないが、なっちが回りからの様々な圧力に
翻弄され、迷い、悩んできたことや、それを克服したらしいことがテレビ、ライブ、そし
てラジオを通じて伝わってきただけに、その裏付けともいうべき証言に圧倒されたのだ。
いや、裏付けなんてものではない。それ以上の生々しい真実、思いがそこにはある。それ
を今語れるというのは、間違いなくそれを克服、いやそこまでいかずとも、自分のなかで
折り合いがついたからこそなのだろう。多少の痛みは伴ったかもしれないが。

  それにしても、ここ最近まで、カオリとの関係に「しこり」のようなものがあったとは、
正直驚いた。いや、以前はどうだかわからねど、ここ最近はなかよしだったのだろう。普
通に接することも出来ていたし、いろいろ話をすることもあったろう。だが、心の奥底に
なにか「もやもや」したものが二人には残っていたのだろうか。決して、互いに嫌ってい
るわけではないのに、吹っ切れない何かが。
  うまく説明できないが、その縁が深き故に、お互いの思いが胸の内に沈殿し、「澱(お
り)」のように水底深く溜まっていたのだろう。普段はその水の表面は澄んでいるものの、
一度それが何らかの要因で攪乱されると、その「澱」が水を濁す。それがいつ起きるとも
限らない。それを察してかどうか、圭ちゃんがモーニング娘。を卒業するにあたって、こ
れ以上ない置き土産を残してくれたのは幸いなるかな…。おっと、ここから先はぜひに実
物を読まれることを。

  で結論。モーオタなら必読。というか買え!!それがこれまで「モーニング娘。」の顔と
して数々の辛苦重ねてきた、なっち、安倍なつみに対する、私たちモーオタのせめてもの
償いだ。印税ガッポガッポ稼がせてやろうじゃないか。高々1500円だ。ハロショの写真を
買うのを少しガマンすればいい。そして、オタ以外の人には、本当は買ってほしいけど、
それが無理なら誰かに借りてください。そして、この本を通じてモーニング娘。の今の姿
をその目で見てほしい。せつにぜひに!


 4月 3日(木) 晴れ

  やや遅い帰宅。CDTVのスペシャル見る。ごっつぁんカッコイイ。娘。さんは「ピース」
と新曲。好対照な曲の組み合わせでよかった。別のステージにカメラがパンしている最中、
BoA のバックダンサーとおぼしき人たちが、ピースに合わせて踊っているのが見えた。単
に準備運動していただけかもしれないが、明らかにリズムもあっていた。それと、過去の
ライブ映像を流している時、Aikoが「ALIVE」(だったか?)の映像に合わせて歌っていたの
がまた印象的。好感度高し。
  松浦は「ね〜え?」と「桃色」だが、演出で用意した巨大な風船がとにかく邪魔。あや
やもなんだか後半、息切れしていたのか、声の調子悪し。なんとも気になるね。

  ハロプロコンサートの写真集購入。よい出来。バックステージと交互に編集されていて、
リハの様子と本番を対比してみることが出来て、興味深い。リハでも手を抜かない人、ち
ょっと手を抜いちゃう人がなんとなく判る。手を抜く、といっても「いい加減」て意味で
はない。個人の調整方法はいろいろあるので、リハで単にアタリをつけて、本番で思い切
り、という人もいれば、同じようにやらないとダメ、という人もいる。自分なりにそれぞ
れ納得のいく調整ができればいいのではないかと思う。そういう個人差がこの写真集から
見てとれるのがおもしろいというわけだ。
  それと、開場前の会場の全体や、周辺の様子、お客さんのインタビューを取り混ぜてコ
ンサートの雰囲気全体をうまくとらまえた、単なる写真集としてではなく、一つのライブ
の記録としてもなかなかの出来。いい。
  

 4月 4日(金) 
  
  CDTVのスペシャルを編集。


 4月 5日(土) 大雨

  ミキサカ先生主催の花見は朝からの大雨のため中止。そしてめちゃくちゃ寒くて閉口す
る。代わりに、原宿で焼き肉屋でオフ会と相成る。

  原宿夕方6時。冷たい雨のそぼ降るなか、15人ほどのオタのみなさん大集合。焼肉屋は
原宿らしくちょっとオサレっぽい店。2つのテーブルに分かれてとにかく食いまくり、し
ゃべりまくる。今回、結構初対面の人も多く、そういう意味では新鮮。それでも話すこと
は同じだから、それなりに、というかかなりヒートアップしてしまう。
  自己紹介がなぜか3回もあって、なんかへんな進行。でもヒサブリに肉を食いまくり。
昼飯もあまり食べてなかったので、かなり食す。私の目の前はヤグミミのヒロさん。JUNK
 FOODのセリザワさんは、なっちのエッセイ本を見て「カワイイ」を連発。ミキサカ先生
はじゃれあってるし(笑)。私はうしろに座っていた、ちいさんといきなりスタトレ話で盛
り上がる。アニオタや、特撮オタはモーオタでもたくさんいるけど、トレッキーな人と会
うのは初めてなので、ついつい話込む。
  
  二次会はカラオケ。部屋が小さいとしかないので、2部屋に分かれて。でも、お互い行
き来してたり。こちらの部屋で歌ったのはこんな感じ。「ここにいるぜぇ!」「ロマンテ
ィック浮かれモード」「真夏の光線」「I & YOU & I & YOU & I」「モーニングコー
ヒー」「ザ☆ピ〜ス!」「ハッピーサマーウェディング」など(順不同)。そして「卒業旅
行」で〆。小降りになったものの、春とはいえ冷たい雨の降る原宿午後10時。
  
  帰り道。赤坂駅でなんとTBS うたばんで有名(?)な「化学くん」が乗車してきた。別に
だから何、ということはないが、こんな遅い時間までご苦労さまである。
  
  帰宅。「めちゃイケ」見る。辻ちゃんスゴッ(笑)。もう一回見たいけどさすがに眠いの
で明日にします。寝る。
  
  
 4月 6日(日) 晴れ
 
  ちょっと季節が遅い墓参りに。母親がお彼岸の時期に風邪をこじらせて一週間くらい寝
込んでいたのでこの時期に。逆に、青山霊園は桜が満開で昨日のお花見の代わりにいい風
景を堪能できた。こうやってじっくり満開の桜を見るなんて、10年ぶりくらいなような気
もする。まったく都会生活してるとねー。
  例によって墓参したあとは表参道まで歩いてブランチ。両親と簡単な近況報告など。
  
  神保町まで本を買いに出かける。
  
  帰宅。555 。カイザ登場。ハロモニ。一部リニューアル。ひょうたん島支局に飛ばされ
たチャーミーあはれ。
  
  やぐっつぁんの新番組。まぁ、順調な滑りだしか。かなりテンパってるようだったけど。
  
  就寝。
  
  手抜きか。

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