北光湯


(北海道は四角い銭湯が多いっす)

aqua.gif (191 バイト) 場所 地下鉄北12条駅 徒歩15分

月曜日は札幌の銭湯は定休が集中してるっす。駅近くでどっか開いてる銭湯ないかなー、と電話してみて…北10東4の北光湯へ。この銭湯は金曜日定休営業時間2時まで。北海道の銭湯煙突は都市部にあってもたいがいそんなに高くないっす。なんでだろ?どこの家も煙突あって煙はいてるから、銭湯だけがそんなに気を配る必要はないのか?あるいは、広い土地柄だから、低い建物が多くて、高くする必要ないのかな?

んで北光湯。ビル銭湯というか、北海道は四角の建物が多い。ここもそんな銭湯。色はブルーが使われている。北海道の建物は、カラフルなものも多いっす。牛乳石鹸暖簾をくぐって中へ。下足入れはStarkingの鍵のものだがあまり使っている人は少ない。番台をひっくり返したようなフロント、ロビーは駅の待合室のように一方向に長いすが並んでいる。あとTV。

360円払って中へ。ロッカーの鍵もStarkingのもの、ビル銭湯につき脱衣場、浴室両方とも天井低いっす。真中に長いすと灰皿、HOKUTOWのアナログ体重計。特に変わったものも置いてない銭湯。

さて浴室へ。逆Vの字になった天井、桶はケロリン、おや、この銭湯のケロリンは東京サイズだ。島カランは真中に1列、奥に浴槽、構造的に東京銭湯に似てるっす。タイルがやや原色系。カランは「宝」の刻印がある赤青丸タイプ、シャワーはちょっとぬるいかなあ。カランの湯は熱め。

奥の浴槽は2槽式、男女の敷居は北海道らしく一部厚手のガラス。なんでこうなんだろうなあ…気になるじゃん。まずはぬるめの薬湯槽へ。今日はブルーのミント湯だが、かなり色が濃い。東京の3倍くらいありそう。北海道の薬湯は濃いっす。温度はやはりぬるめで41度くらいか。泡風呂になっていて、二人くらいのサイズ。

続いてスチームサウナへ。完全にガラスで囲まれているような感じで、開放型。外が(外から)良く見える。能書きもいろいろ書いてあるが…さらにその脇の水風呂へ。一人サイズで冷却はない模様、蛇口から水が少しずつ注がれてるっす。なお、サウナは無料っす。

最後に主翼槽、奥が深くて、底も結構深く、しかも何もシカケのない主浴槽。温度は42〜43度くらい。静かな湯面。照明はちょっと東京より暗めかなあ。東京の銭湯って、結構照明が明るいんだなあと地方に行くと気が付くことがあるっす。

上がりはロビーでキャロットジュース、他に例の保証牛乳だの、缶入りの「リボン」ブランドのガラナなどある。そういやリボンシトロンって見かけないけど、 あれってもしかして北海道系ブランド?っつーわけで、札幌の種もシカケもない、ごく庶民的な銭湯っす。

(2001年7月)