春日湯

aqua.gif (191 バイト) 場所 JR千歳駅 徒歩15分

飛行機に乗る前に千歳で銭湯入ろう!さて、北海道も最後だ。新千歳空港に向かうか…が、ここで一つ課題。今回は新千歳に行く途中の銭湯を発見しておきたいっつーテーマがあるっす。そうすると風呂上りで飛行機で ビールを美味しく飲めるぞ。

いつも気になる恵み野の銭湯、電車から大きく「ゆ」のマークが見えるっす。が、ここは 快速エアポートが停車しないのだな。エアポート停車駅で銭湯ありそうなところというと… 新札幌か千歳か。千歳にしよう、と札幌駅でサッポロビールのショットボトルを買って千歳へ。千歳まで30分くらいだから、昼酒飲むには丁度よい。

千歳下車、この千歳市にも何件か銭湯がある。一番近いのは末広湯、駅から商店街と逆側、徒歩3分くらいっす。煙突が見えるのでよくわかるっす。定休火曜日のPM1:00-11:00営業。覚えたかな?今度飛行機に乗る前に行ってみよう。で、今回はちょっと離れた設備型銭湯の春日湯へ。駅から正面の大通りを徒歩で15分ほど、国道36号を超えてすぐっす。もちろん、帰りの電車の時間の確認を怠らないこと!

大きなビル銭湯。もちろん駐車場もあるっす。この銭湯、変わっていて玄関が二箇所あるす。いずれにしてもフロント正面の大ロビーにつながるが…下駄箱で面白かったのは、ブーツ専用下駄箱があること。この土地ではファッションのためでなく、実用のために長靴がしばしば使われているわけっす。とはいえ、下駄箱を使っている人は少ない。

フロントで360円払い、中へ。脱衣ロッカーはやっぱりツルカメなんだけど、面白いもの発見。棚にずらっと100個以上並んだ、専用サウナシート。どうやらここでは「マイシート」 を使ってサウナに入るらしい。大変珍しい光景っす。しかもみんなシートに名前が書いてある。名前の書き方がユニークで、これまた笑えるっす。

さて、中に入ろう。桶は小ケロリン。カランはやっぱり湯カランのみ。しかしまあ、はっきり いって田舎町なんだが、結構混んでいる。東京以上である。まずは薬湯槽へ。ヘルスケミカル の宝寿湯になっており、泡が出ている。温度は42,3度で健康温度。

次はサウナへ。このサウナがまた広いっす。20人くらい入れるかも。結構熱くて、汗がすぐ出る…って風呂入りすぎのせいか?続いて水風呂へ。ご多分に漏れず、水風呂は異様に冷たい。15度くらいなんじゃないかなあ。その隣のジェットへ。こっちはややぬるめ。

最後に主浴槽に入って締める。北海道の銭湯は、なぜか「主浴槽」とわざわざ書いてある。書いてなくても見りゃわかるのに…ここで発見。浴槽の蛇口に「ツルカメ」の文字入り。ツルカメは銭湯設備のほとんどを施工しているわけだな。ううむ、一回取材に行きたいものだ。

道中で短期間の銭湯だったが、いい銭湯っす。サウナ無料もすばらしいし。ただ、駅からちょっと遠いかな?最後はフロント前のロビーでTVみながらくつろぐ。ちゃんと畳になった小上がりまでついている。まさに街のオアシスっすね。ごちそうさんでした。

千歳駅から快速エアポートで新千歳空港へ。機内で思わずビール缶片手にもったまま寝込んでいて、すっちーに「もう着陸です…」と注意されてしまっただ。

(2000年7月)