鹿の湯


(銭湯とは思えない豪華施設)

aqua.gif (191 バイト) 場所 地下鉄北34条駅 徒歩5分

yellow.gif (192 バイト) 鹿の湯ホームページ

札幌の電話帖で銭湯調べて、地図と突き合わせていってみることにする。北35条西4の鹿の湯。名前がいかにも北海道っぽいじゃん。地下鉄の北34条駅で降りて5分ほど。当然駐車場付。

近づくと…これが大型ビル銭湯。看板も大きい。家族風呂あり。札幌は「家族風呂」のある銭湯が多いっすね。やっぱり父ちゃん母ちゃんガキで入るのだろうか。このあたりを恥ずかしげもなくやってのけるあたりが、さすがおおらかで合理的な北海道っす。しかしカップルで行くっつーのもアリなんだろうか?(-_-;

さて、入り口から…フロントまでは土足。フロント前が大きなロビーっつーか、ほぼ喫茶スペースになっている。ドリンクはもちろん、アイスもカウンターで販売している。地元のダベリングスペースになっているのだろう。銭湯料金360円を払って中へ。男女に分かれた暖簾の向こうに下足ロッカー。下足箱は銭湯タイプでなく、一般によくある鉄の下足入れ。

脱衣場に入る。とりあえずトイレに行くが、これまた洗面器付の銭湯としては珍しく大きなトイレ。さすが北海道。脱衣場も浴室も天井はフラットっす。ロッカーは、銭湯タイプでなくて鉄のロッカー。すなわち鍵は「SS LOCK」。縦長でハンガーがついているのはありがたい。こっちの冬は、いくら軽装とはいえ、銭湯に来るのも上着必須なのだろう。こんなところからも地場事情を推定する。これがなぜか楽しい。しかしながら、ほとんどはロッカーを使わずに、長方形の脱衣籠&籠置き棚を利用中。なお、脱衣場内禁煙っす。

さて、期待の浴室…大型の浴室っす。配置は多少変則。右にも左にも浴槽。一番手前に立ちシャワーでなくボディジェットシャワー。地方銭湯では、一応地元に遠慮して窓際下座カランへ。ここの銭湯もカランがオールお湯カランのみ。

が…これがいつになってもカランもシャワーも熱い湯が出てこん〜!しんぼうたまらなくセンター上流カランに移動するとこっちからは熱い湯が。桶はケロリン小型、椅子は緑椅子。この銭湯も客が結構いる。東京より札幌の方が1銭湯あたりの客が多いみたいだぞ。どういうこっちゃ。こっちの方が家事情がはるかに良さそうなので、内風呂付に入る人間も多そうだが…

さて、左右のどっちの浴槽に入るか。とりあえずセンター側の薬湯槽へ。ブルーのスカイミント湯。バイブラとジェットになっている。どういうことか、主浴槽よりもこっちの薬湯槽の方が広い???お湯はさほど熱くなく、42〜43度といったところ。なかなかよろしい。

次はこの銭湯のウリの岩風呂。これはずっと奥にあるっす。ドアがあるところを見ると、外気を入れるようになっているんだな。設計的には露天になりそうな設計っす。この岩風呂が…広い!広いぞー!メッチャ広いっす。北千住大黒湯並の広さ。片方が岩山になっており、お湯が岩を伝って噴出するようになっている。浴槽は浅め。温度はかなり低い。40度以下だろう。完全に温泉気分っす。いや〜ええことっす。

次はサウナだ。もちろん無料、すばらしい。しかもこのサウナ、広いぞ…メチャクチャ広い。いわゆる「サウナ」と同じくらい広い。20人くらい収容。ううむ素敵だ…サウナ出たら水風呂へ。この水風呂がメッチャつめたい。札幌の水風呂は冷たいぞ。15〜16度くらいなんでないだろうか?これがまたたまらなく気色がいい。長く入ってられんけど。水風呂の脇には打たせ湯。

最後に主浴槽で締める。変哲のない白湯、温度は43度くらいか。隣に「子供風呂」浅い浴槽があるっす。子供も結構くるんだろうなあ。脱衣場内にもロビー的なスペースがあり、TVが置いてある。珍しいのはドライヤー、1分10円っつー変な料金設定。 っつーわけで、かなり多設備型の銭湯だったっす。かなりよいっす。駅近いし。ってこっちは電車でこないのか?(っつーか東京でも普通いかん)大型駐車場もありっす。

(2000年7月)