鹿の湯


(洋館風の銭湯)

aqua.gif (191 バイト) 場所 JR南小樽駅 徒歩10分

さて、小樽まで来たからにはもう一軒入っておくか…何しろ冬は外が寒いので、身体が冷え込むのも早いっす。すぐにまた銭湯に入りたくなるっす。幸いに、小町湯のわりと近くにもう一軒行ってみたい銭湯、鹿の湯があるっす。


(なだらかな坂の住宅街の中にあるっす)

正面は、これまたモダンな洋館風のつくり。外からみる限りには、なかなか立派で新しい銭湯に見えるんだが…まるで喫茶店みたいな雰囲気。中に入るとかなり高い番台、下足板の鍵はツルカメの旧式。この辺りを見ると古い銭湯っぽいんだが…本当にこの銭湯、古いのかなあ。脱衣場は綺麗に真っ白に塗られているので、なかなか古いっつー感じがしないっす。

ロッカーは数字の書かれた木のロッカー、鍵はFUJIとあるっす。富士錠か。こういう部分を見ると古い銭湯なんだが…丸籠が積まれてるんで、こっちを利用。長いすに旧型マッサージ機。浴室への入り口に大黒様と恵比寿様が飾られているっす。

浴室へ。天井はゆるい四角錐型に真ん中に湯気抜きがあるタイプ。桶はケロリン黄色、緑椅子。主浴槽がセンターにあり、クランクのような形で副浴槽が奥側に。カランは赤青の宝のマークのもの、シャワーともども湯量OKだけど、カランの湯の方が妙に熱いなあ。浴室は白タイル基調の全く飾りのないシンプルなもの。大阪の大手湯とか思い出すなあ。

さて浴槽、これが主浴槽と副浴槽、繋がってるはずなんだけど、温度が全然違うんだよなあ、主浴槽は43度強ありそうなんだが、イロモノ系の副浴槽は何と40度くらい?で、みんなこっちに好んで入っている模様…今やぬる湯の方が人気があるんかなあ。副浴槽には2機のジェットを挟んで真ん中がバイブラ。水枕もついているっす。主浴槽は関西タイプっぽい深風呂。こっちは熱め、でも慣れるとこの熱さが心地よろしいっす。

上がりは…ドリンクもいくつかあったようなんだけど、小樽発快速エアポートの発車時間が迫るのでそのまま出てきたっす。しかし、外観は全然新しいんだよねえ。カネ掛けてつくった銭湯だったのかなあ。いずれにしても小樽、ちょっとオシャレなユニークな銭湯が多いっす。次回はいつ来れるだろうか?


(小樽駅前 三角市場)

(2003年2月)