石段の湯

（かなりいい感じでしょ？）

場所 渋川駅もしくは高崎駅よりバス

ベルツの湯がぬるくて不満だったが、とりあえず伊香保温泉街中心部へ。伊香保はセンターに長い石の階段があり、両側にみやげもの屋やら射的やらいろいろあるっす。その中に公衆浴場石段の湯。公衆浴場ならまあ湯温も熱いだろうと期待。ここは駐車場もちゃんとついているっす。もっとも伊香保は狭路がくねくねとしてるんで、車だとかなり要注意だなあ。

入り口はなかなか公共温泉らしい造り、暖簾もしっかり。正面の松がなかなか絵になるねえ。ここは入湯料300円と、いかにも公衆料金。街中にあるし、銭湯のカテゴリになるだろう。

フロント前に広くロビーと自販機群。さて脱衣場へ。ロッカーは有料で100円投入方式、まあいいか。籠も沢山あるが、観光地ゆえ一応ロッカーは使っておくことにする。むろん、タオルやシャンプー類は別販売なので持参が正しいっす。

さあて中へ。そんなに広い造りではないが、まさしく公衆浴場らしいたたずまい。桶はケロリン。センターに半長円系の浴槽があり、片面窓になっているので採光はよろしい。カランは密集してるが、しゃんとシャワーもついてる。なんだ、1350円のベルツの湯より良いカランだぞ。石鹸は使いまわしのものが備わっているっす。なかなか銭湯っぽい造り。

で、浴槽。一槽しかないシンプルな浴槽。そして、高い位置にあるライオンの口からどばどばと湯が噴出中。隣からは女湯の雑談が聞こえてくるっす。湯温は42〜43度くらい。まあ熱いというほどではないが、やっぱりこのくらいないと湯に入った気分はしないわなあ。そしてお湯は伊香保の源泉。じっくり入れる湯っす。湯舟の横には床に腰をかけて、「くぅ〜っ」という感じで休んで いるオッサンたちがいるあたりも、いかにも温泉。

上がりはロビーで…燻製卵？100円で売ってたので、これを買って食べる。その他アイス等も販売ありっす。中心部にあるので、場所的にも有利だし、伝統温泉らしい一湯っす。

（石段風景、よくみると石に詩が書いてある）

（2001年2月）