かまぶろ温泉

（大きな温泉施設、でも銭湯よん）

場所 JR川崎駅からバス 臨港病院前下車 徒歩2分

今日は温泉入るか〜、と川崎のかまぶろ温泉へ。名前といい、ちょっと気になってたんだよねえ。ま、ハッテン場でなければOKだが…川崎は相変わらず交通が不便。何度も思うが、なんでこの街、地下鉄だの臨港方面に高速交通を一本作らなかったんだろか。っつー訳でバス、バスが多すぎてどのバスに乗ればいいのか一苦労だが…臨港病院前で下車、そこから徒歩2分ほど。

前まで来てびっくり、なんとまあ、結構大きなビルでないの、オマケに壁面は黄色に塗られてて目立つっす。なんか「釜風呂」のイメージとちょっと違うような…階段を上って入口へ、下足板の鍵は松竹っす。自販機で券を購入、基本は銭湯の入浴料400円だけど、サウナは込みで720円。この券を購入すると大小タオル、リストバンドを貸し出ししてくれるっす。さらにロッカーキーはフロント渡しタイプ。

っつーかこの銭湯、朝9時から朝6時まで営業してんだよなあ…素晴らしい！関東でこういう営業時間は珍しいが、さすが銭湯王国川崎！2Fにはちょっと高級な「よもぎ湯」コーナーがあり、こっちは女性のみの模様。フロント前には風呂グッズの販売多数。

さて脱衣場へ。基本的にビルなんで脱衣場天井はさほど高くないけど、落ち着いていい感じの脱衣場。ロッカーの鍵は松竹のシリンダ錠、YAMATOのデジタル体重計。新型マッサージ機が2台、六角形のなかなかいい味のテーブルが一つ置いてあるっす。洗面コーナーは充実、なんとドライヤーは無料の様子っす。他にしっかりアルカリイオン水の立派な冷水機あり、自動販売機も置いてあるっす。

さて、浴室へ…ん、立派じゃん！脱衣場と違って浴室の天井は高いっす。軽くアーチ型になっている。桶と椅子は普及型、島カランは2列、浴室内は適当に改装しているようで、新しくてモダンなイメージ。カランは灰色の6角、シャワーともども湯量、湯温ばっちりOK。出入り口近くに、温のみの立ちシャワーが一機。

主浴槽は結構広々としており、浅風呂の方に4穴の座ジェットが3機、深くなっているところに6穴の座ジェットが2機。温度は42〜43度っつーところっす。そして浴槽の横に水槽、綺麗な熱帯魚が泳いでるっす。これがなかなかモダンな水槽、伝統銭湯っつーより、ちょっとオシャレなバーにあるような水槽。

副浴槽として別の場所に寝ジェット、これは10穴噴出のものが2機、そして本日のテーマ、天然温泉。こっちは川崎特有の、濁った黄土色のものっす。基本的にナトリウム泉か、温度は42度ほど、浴槽は結構広くて、座ジェット部分が2機、後は深い部分があるっす。それにしてもこの銭湯、まずまずの客の入りっす。そこそこに活気がある。やっぱり、いい風呂にすれば客は来るんだよなあ。

さらに浴室の奥にある階段を上がると、中二階的にサウナコーナー。ここにもカランがあるんだけど、こっちは豪華系で温度調整付き、シャンプー等が備えつけられているっす。んなカランが3機、奥にアカスリコーナー。手前に休憩チェアが3個。

サウナは10人ほどのサイズ、2段になっているっす。TV付きなのは嬉しい。あとは12分計。結構オヤジ客が多いなあ、やっぱり。サウナを出たら水風呂、こっちは18度くらいでなかなかの冷たさ、2人サイズっす。チェアに腰掛けて、傍らのアカスリの様子を観察。

じっくりと風呂に入った後は、広いロビーで休憩、もちろんTVもあるっす。ドリンクも各種いろいろある上にアイスも、さらにフロントで生ビールも販売中。っつーことで、いい感じに流行っている銭湯っす。周辺にもまずまず良さそうな飲み屋もあるっすねえ。

（こちらは夜の様子、やたら目立つっす）

（2004年2月）