寿恵弘湯

aqua.gif (191 バイト) 場所 京浜急行 川崎大師駅 徒歩1分

yellow.gif (192 バイト) 寿恵弘湯ホームページ

さて、昨日もえらい飲みすぎだ…ぱーっとサウナと水風呂で体調取り戻したいなあ。っつーわけで、川崎大師の寿恵弘湯へ。ここはセントスターさんがHPを開設しているっす。京浜急行川崎大師駅徒歩1分、駅からちょこっと煙突が見える近さっす。


(元気な好青年、セントスターさんは銭湯に意欲まんまん)

さて、まずは閉まらないうちに川崎大師にお参りだ。ここの参道をみやげもの屋を眺めながら歩くのがまた楽しいっす。飴作りの実演にだるま…いろいろ日頃みかけないようなモノが売っているっす。で、その中には酒屋にくっついた立ち飲み屋も。川崎ディープカルチャーっすねえ。お参りをしてからくず餅を茶店でつつく。


(参道入り口)

(川崎大師といえば飴の実演販売)

(参道のみやげもの屋)

(川崎大師の門)

(思わずBGM流したくなるご本堂)

(やっぱダルマっす)

(そして立飲み、川崎カルチャー)

(寿恵弘湯の近くにあった店)

さあ、準備は出来たぞ!(何のだ?)さっそく駅近くの寿恵弘湯へ。脇に回って煙突を観察。川崎は「支え」があるタイプの銭湯煙突が多いっす。正面は庶民的ムードただよう入口。天狗湯に感じが似てるかも。正面にはさつきの鉢が置いてあるっす。下足の鍵はさくらの旧型。完全フロント形式。フロント前には広めのロビーとTV、で、テーブルの上にこれまた見事なさつきの花が飾ってあるっす。フロント内には表彰状の数々、でこの銭湯、風呂グッズがかなり豊富に置いてあるっす。てぶらセットはもちろん、シャンプーリンス化粧品類も種類が 豊富。ヘルスボードその他の健康用品も。なんと柳屋のポマードや椿油も発見。タバコやライターも販売中。

入口で銭湯料金とサウナ料金100円を払うと、下足板と交換にリストバンドを貸してくれるっす。女性側サウナは無料キャンペーン中っつーこと。さあ、脱衣場へ。

脱衣場天井は高いっす。センターに十分な休憩スペース、椅子に灰皿。脱衣場内にも花の鉢植えが。家庭的な雰囲気が漂う銭湯っす。あと缶ドリンクの自販機。アナログ体重計。浴室と脱衣場の境のガラス上部が、魚とかの絵の刷りガラスになっているっす。これはあまり見ないタイプのガラスだなあ。昭和風っす。

浴室へ。浴室天井は無論高いが、昭和系ビル銭湯のフラットに近いタイプ。脇が厚手のガラスになってるので、比較的採光がよろしいっす。浴槽配置が変わってて、4槽あるけどクランクの形になってて、窓際にカランが横並び配置。カランはWAGURI の赤青丸型カラン、シャワーともども湯量、温度GOODっす。桶はケロリン。浴室に「コミカ風呂」のマーク入り、っつーことはイシイ製銭湯か。

さて、どう回ろうか。まずはソフトに薬湯からだな。奥の一槽が真っ白の薬湯、草津直送のハップ湯とある。いかにもありがたそうだが…と入ってみると、これが非常にすんばらしい。一般的な薬湯は「色つきお湯」の雰囲気が強いが、ここの薬湯はモノホンの温泉系。入るとなんと!硫黄のニオイが漂ようっす。この入浴剤を惜しげもなく入れてるので真っ白。これはすばらしい、まさしく遠くの温泉より近くの銭湯っす。後でセントスターさんに聞いたところ、草津から取り寄せてる本当の温泉成分のため、硫黄が凄くて、鉄だとすぐに配管がダメになるので、ステンレス配管にしてるっつーこと。それにしてもすばらしい。温度は42〜43度。

さらにこの浴槽、奥部はデンキ風呂になってるっす。薬湯のデンキ風呂は、どこにデンキが通ってるか分からないので、いきなり「ビリビリ」となることが多いが、なんとこの銭湯は壁に「ここにデンキが通っています」とちゃんと図入りで解説があるっす。うむ〜、細かい気配り、これならデンキ風呂嫌いな人でもOKだな。

さて、ウォーミングアップしたらサウナに行こうか。5,6人サイズのスチームサウナ、 中で一生懸命柔軟体操してるオッサンがいるっす。出入り口に高い腰かけがあって何だろ?と思ったが、あ、そうか、人が多いときはこの椅子を持ってサウナに入るのね。

で、水風呂。ここの水風呂はなんと露天の水風呂。脇にチェアが何個かあって休めるようになってるっす。夏はいいだろうなあ。露天の水風呂もなかなか良いものっす。なお、女湯側は水風呂がなくて池と、見事なが泳いでいるっつーことっす。この水風呂が結構ハマって、何度かサウナと出入りを繰り返す。

出入り口近くには立ちシャワーがなんと4機。さて、白湯の方に入ろうか…3槽あって、一番手前が丸風呂。ここはジェットが斜めに出てて、人間洗濯機風になっている。センターから泡噴出。その隣がジェット2機、さらに再奥部が深風呂、ここが一番熱いのかな。ぬるい方で42度強、熱い方が44度弱くらい。壁画はないけど、壁に凹凸あるタイルの模様になっている。コミカ風呂って、このタイル模様が多いみたいっすね。子供も何人かいて、どうやら親父と休日の銭湯に来ている模様。楽しそうっす。やっぱりガキの時分に親と銭湯に行く 記憶をつくっておくべきだよな。

上がりは…フロントに行くとセントスターさんが座っている。ロビーでビールを飲みながら、しばらく銭湯の話。なお、ここはドリンクも充実、ビン牛乳はもちろん、ビールも大中小と揃っていて缶チューハイも。フロントで簡単なつまみも販売。川崎テイストの香る、家庭的な銭湯っす。それにしてもここの薬湯はかなり強力にお勧めしておくっす。下手な温泉より絶対いいぞ!あと、この銭湯は正月は連続営業してるので、川崎大師の初詣の帰り、ぶるぶるっと寒くなったところで草津の湯に入ったら絶対たまらんと思うぞ!初詣ってひたすら寒いもんねー。

Deep Acidの紹介ページ

やすの紹介ページ

(2001年6月)