高津湯

aqua.gif (191 バイト) 場所 東急田園都市線 高津駅 徒歩3分

二子玉川で飲み会があったので、ついでに溝の口へ…この街も意外にディープなんすね。結構古臭い商店街が残るっす。線路が交差しててごちゃごちゃしてる辺りがちょっと下北沢っぽいっす。さて、第一目的地の辰の湯へ…ありゃ!12/30-1/7まで連休っつーこと。こりゃ銭湯の割に長い休み…が、ニュー銭湯っぽい建物だったっす。まあ溝の口は何度も機会があるだろう。っつーことで急遽予定を変更して、隣駅高津の高津湯へ。溝の口から12分くらい、高津からだと徒歩3分っつーところか。


(溝口商店街、なんか濃い)

で、入り口は取りたてて変わった感じもない木造系銭湯なんだけど…両サイドが完全に広いサラ地。こりゃヤバいよなあ…かつて高かったはずの煙突も、周辺の建物に比べれば低いくらいっす。

下足の鍵はなんと富士錠。関東では珍しいっす。脱衣場入ると当然番台、天井高い割と大型の銭湯。ロッカーの鍵はSAKURA2、TANAKAのアナログ体重計。男女の境にはTV。んで縁側もあるっす。さらに、旧式のゲーム機が4台も置かれている…動作してないけど。かつては、このゲーム機で延々とゲームやってたヤツがいたんだろうなあ。その上にはスポーツ新聞。


(富士錠、関東では珍しい)

さて浴室へ。やっぱり大型銭湯だなあ…天井は高いけど、2段型ではなくってゆるやかなアーチ型。島カランは2列で、しかも両側にちゃんとカランのあるタイプ。出入り口近くに立ちシャワーブースが2。カランは5角の水色とピンクのプラスチック、この湯がなかなか熱いっす。さらにシャワーもかなり熱め。男女の境には富士山のモザイクタイル絵

さあ浴槽じゃ。浴槽背後は大型のペンキ絵。低い山のタイプのものっす。銭湯自体が大型だから絵も大型っす。浴槽は3槽式、深浅と薬湯槽。まずはぬるそうな薬湯槽へ。思った通り41度くらい、ジャスミンとあるけどバスクリン色の緑色。とりあえずここでウォーミングアップ。浅風呂と深風呂は白湯、これが結構熱くて44〜45度くらい。浅風呂側にはジェット2機、ゆっくり身体を慣らせながら入るっす。

熱いんで少し休憩してまたご入浴。ふと、爺さんがあっしの方を見ている。どうやら目線で「水を埋めてもいいか?」という意味らしいっす。「ああどうぞ」と水埋め。大型浴槽なんで、ちょっとくらい水を埋めても、蛇口周辺しか変わらないっす。深風呂に入って入り口の方を見ると…脱衣場と浴室の間のガラス、これが例の海中目張り裸婦絵。ただ、ちょっと構図が珍しく、完全に立った上に、陰部をタオルで隠している…タオル付きっつーのも珍しい。この海中裸婦ガラスってあっちこっちで見るから既製品かと思いきや、みんな微妙に絵が違うんすよねえ、みんな特注?一体誰が描いてるんだろうか?

上がりは脱衣場でビン入りヨーグルトドリンク110円也。その他もちろんビン牛乳、缶ビールなんかも置いてあるっす。っつーわけで郊外なんだけど、かなり関東標準タイプの大型銭湯、しかし両サイドがサラ地だったし、そうそう長くないんだろうなあ…

(2001年12月)