松の湯

aqua.gif (191 バイト) 場所 京急生麦駅 徒歩1分

yellow.gif (192 バイト) 松の湯ホームページ

知らないうちに「松の湯」三連荘。

さて、エコーさんのやっている横浜鶴見区の松の湯へ。京浜急行生麦駅下車1分、駅のホームから煙突と銭湯全景が見えるっす。これは「ここに銭湯がある」ということが分かりやすい。商店街を少し入った奥にあるっす。生麦っつーと、やっぱりアレかなあ、生麦事件かなあ。人によってはキリンを思いだすらしいっす。もともとは漁師街、今は京浜工業地帯、いずれにしても銭湯の発達する要素があるっすね。っつーわけで鶴見区は銭湯密集エリア。


(駅からの全景)

下足の鍵は松竹錠、完全フロント形式、ここでフロント前に積まれている横浜銭湯マップをゲット。さて、まずは浴槽へ。フロント脇には小さなロビーとTVっす。サウナ料金100円とは安いっす。ここでサウナ料金も一緒に払うとバスタオルを貸しだしてくれるっす。

脱衣場の天井は高いっす。ロッカーの鍵は松竹錠、長いすがセンターに。浴室へ。島カランは1列だが結構混んでる。日曜日の夕方だしなあ。ケロリン桶を持って空いてるカランに陣取る。カランは茶色の6角型、シャワーともども湯温、湯量GOODっす。入り口近くに冷温立ちシャワー。

それにしても大型銭湯、これは昔は島カランが2列あったに違いない。それを改装して、浴槽部分がぐるっと囲んでL字にあるっす。すなわちかなり広い浴槽面積。天井は高い2段の東京タイプ。浴槽脇に観用植物が並んでいるっす。脇はガラスだから、昼間は日当たりが良いに違いないっす。なにしろ隣は線路、高層建築が立つ心配もないっす。

さて広い浴槽、どこから入ろうかな…ここで驚愕、なんと浴槽に、頭にタオルを乗せてエコーさんが入ってる…うひゃ〜。っつーわけでまずはぬるめの薬湯槽。常設の薬湯があるっつーのは素晴らしい。白みがかった温泉系の薬湯。温度はやや低く42度弱、ウォーミングアップには丁度よろしいっす。

続いて主浴槽系、こっちは熱めで44度近くある模様。やっぱり下町系の銭湯は熱めっす。一部に水枕、これは冷却してあるので気色よろしいっす。さらにミクロバイブラ、これは噴出が強いっす。もともと熱めの湯だが泡でかき回されて、さらに体感温度上昇。ぐっと汗が出る感じがするっす。その隣は座ジェット。8点式のが2機。

壁画は残念ながらなく、模様入りの白基調のタイルになっているっす。さあサウナだ。サウナは4人サイズで砂時計が2機、十分に身体が暖まっているので汗が出る出る。で、この中で地元常連らしき会話。一人のワカモノがサウナ入っているが、そこにオッサンが入ってくる。どうやら地場の知り合いらしく、「おや」という顔をしたあと、

「店はどうした?今日は休みか?」
「いや…」
「もうアガったのか?」
「…転職しようと思って」
「なんで」
「給料が安くってさあ」
「まあそりゃ仕方ないよ」 (以下続く)

どうやら近くの店の若い衆らしい。うむ〜、銭湯は人生相談所の機能もあるんだなあ。で、サウナの後は水風呂。ここも冷却してあるようで20度くらいっす。二人サイズ、水風呂は気色が良い。

上がりはロビーでキリンレモン、その他ビン牛乳とかも置いてあるっす。っつー訳で地場系家庭的な銭湯、でも浴槽面積の広さ、常設の薬湯は気にいった。温度もあっし的に丁度いいっす。

んでもって、エコーさんと向かいの串焼き屋へ。風呂談義、あとエコーさんの釣り談義に花がさいて時の経つのも忘れて飲んだっす。いや〜、ここだけの話、エコーさんって筋金入りのドーラク者っつー感じで、話してて面白いっすよ。


(前にある居酒屋)

(2001年10月)