小松湯

aqua.gif (191 バイト) 場所 JR川崎駅徒歩25分

さて今日は川崎へ。しかしインターネット時代は便利である。かつて銭湯情報は、欲しい人間には超欲しいのだが、まず手に入らない情報であった。かつては電話帳を頼りにどんな銭湯かは行ってみてのお楽しみ、まずは定休日にブチあたらないか心配、っつー時代であったが、最近は沢山HPに銭湯情報があるのでゆっくり選ぶことが出来る。

今回は中村さんのホームページを見て、お勧めの小松湯に行って見ることにする。川崎駅から徒歩20分強。近づくとど〜んと銭湯煙突が見える。神奈川銭湯料金は390円。ここのサウナはかなり安くプラス200円。やった〜。

入り口で小シャンプー&リンスを買って、とりあえずフロントから中へ…この銭湯は…広いぜ!天井超高いぜ!一般的な銭湯の1.5倍〜2倍くらいありそう。さすがに昼の2時半からはいっているのは爺ばかりである。(この銭湯2時から営業中)

サウナに入る…小ぶりで6人定員であるが、TVがついている。爺ばっかり入っ ている。(こいつらちゃんとサウナ料金払ってるんかなあ)サウナでぢっと黙って耐えているが、回りの会話が(爺4名ばかり)

「おい墓作ったか?」
「そろそろ生きてるうちにつくらんとなあ」
「あそこの市営のが安いってよ」
「明日死ぬかもしれんしなあ。いきなり死ぬと5,600万かかるだろうからセガレに可愛そうだ」
「海に流してくれとか、その辺に捨ててくれとかいってるヤツいるけど、 実際死んだらそうもいかんだろうしなあ」
「そうだそうだ」
「しかし墓作ると早まりそうだな」
「いや墓作ると、かえって遅くなるって」
「上の2番目のアニキは墓作ってすぐに死んだぞ」
・・・(以下サウナ室内でえんえんと続く)

水風呂は冷ため。2人くらいは入れそう。壁画はこれが珍しく熱帯魚のモザイク画。浴場と脱衣場の敷居のすりガラスも熱帯魚。壁画の下に立派に3種の浴槽がある。

向かって左が白乳湯。白い入浴剤が入っている。泡も噴出。ここに年寄りが3人くらい仲良く入ってたりする。センターが「ガリウム鉱石湯」ラジウム鉱泉みたいのらしい。ここもバイブラ。そうして右側がバスクリン系の緑。寝湯ジェットが2機、座りジェットが2機。こう書けばわかると思うが、相当の幅広の銭湯である。

白->水->緑->水->ガリウムと渡り歩いてあがり。立ちシャワーは2機。脱衣場は相当に広い。そうして嬉しいのは、なんとこの銭湯、マッサージ機が3機あって、みんなタダの模様であるっす。さすがに真昼間から使わなかったが… とりあえず髪乾かそうとドライヤー使うとこれもタダ。やるな〜。

フロント外に出て、帰ろうとするが、ロビーにビン入り白牛乳を見つけ、たまらず腰に手を当てて一気に呑む。あーうめー。 帰りはすぐ近くの大島5丁目のバス停から、川崎駅までバスで帰る。

(1999年11月)