場所 JR伊東駅 徒歩12分
さて、伊東に戻り、すでにチェック済みの松原温泉会館へ向かう。駅から徒歩12分く らい。街の繁華街を抜けて、ちょっと海よりにあるっす。「松原温泉会館」の看板。入り口に大黒様の石像。男湯女湯に入り口が分かれているっす。暖簾がなかなかかわいい。
暖簾を抜けるとフロント。っつーか、そんなにモダンなものでもない。「番台ボックス」っつー 感じか？下駄箱は特に施錠タイプではなく、単に靴を置く下駄箱タイプ。で、この温泉、なんと入湯料金170円。こりゃどうみても銭湯のカテゴリだよなあ。
番台の親父は元気も愛想もよい。「貴重品は？」といきなり聞かれる。まあ聞いてくれるんだから預けようか、と思ったらそうでなくて、ロッカーの鍵は番台で保存しとくシステムらしい。逆にいうと、みんな軽装でロッカー使う人あまりいないんだろうなあ。っつーわけで脱衣ロッカーの鍵を貸してくれる。
さて脱衣場。ビルなので天井低いが、これがなかなか広いっす。しかもシンプル。全国温泉番付とか、伊東の古地図とかが壁に張ってあるっす。センターに椅子と灰皿。サクサクと浴室へ。
これがまたシンプル系の浴室なんだな。センターに大きな1槽の浴槽。埋め込みタイプなんで心地よろしい。周辺はカラン。シンプルだけどなんてったって温泉浴場。浴槽周辺 は結構空きスペースがあるっす。昼間とかだと、ここで爺さんが横になっているのではなかろうか？カランは湯カランのみ。湯温はやや熱めなんだけど、これがまたよろしいっす。結構混んでる。東京銭湯より混んでるのでわ？
さて風呂だ。無色透明の温泉。入るとややぬめりがある。銭湯系温泉につき、温度はやや高め、44‐43度くらいかなあ。締めはやっぱりこのくらいの温度でないとねえ。熱湯に入ると、その後に「やー、風呂はいった」っつー気がするっす。
上がりは脱衣場で古地図とか見ながら一服。ここには自販機だのドリンクは一切ない。しかしさっきの親父が経営者なんだろうけど、結構思い入れが入っている温泉銭湯っす。
（伊東の古地図）
（2000年11月）
