コマクサの湯

（あまり銭湯っぽくないが、料金と利用客層を考えて「銭湯」に入れとくっす）

場所 JR越後湯沢駅 徒歩10分

さて、越後湯沢にてちょいと途中下車…何度もこの駅は通過してるんだけど、今まで降りたことは無かったんだよねえ。スキーで有名な駅っつーのは知っているが、温泉がどんなもんかは？

（JR越後湯沢駅）

駅の中にも温泉がある模様、とりあえずここは何時でも行けそうだからパスだな。共同浴場を探す。とりあえず閉めるのが一番早いコマクサの湯に行ってみようか。駅の西側は温泉旅館街っす。この通りをストレートに歩くっす。温泉街の向こうにスキー場とロープウェイ乗り場、マジでこの駅、スキー場と直結だな。

（越後湯沢の温泉街ストリート）

このロープウェイ乗り場の中に温泉があるっす。この建物でスキーの貸し出しその他やっている模様。すなわち、東京から手ぶらで新幹線に乗っても、ここでスキーその他一式借りてスキーやって、さらに帰りには温泉にも入れるっつーことっす。アンチ自動車族には頼もしい限りっす。

（ロープウェイ駅施設の中にあるっす）

さて、2Fに浴場、このフロアには何と卓球台もあったりするっす。自販機で300円の券を購入、カウンターに爺さんが居て、券入れに券を入れる。なお、 タオルの貸し出しもやってるんで、手ぶらOKっす。もちろん新しいビル銭湯。

（卓球もできまっせ）

脱衣場は基本的にビル銭湯でコンパクト&機能的。下足は棚に入れるっす。貴重品ロッカーがあるけど、100円返却式なのは良心的だな。入り口近くにガラスの向こうに坪庭。基本的に脱衣棚利用っす。ヘルスメータに足マッサージ機。ドライヤーは無料で置いてあるっす。温泉の表示が張ってあるが、源泉温度58度…ここまで引いてくるうちにぬるくなっちゃうだろうなあ。

さて浴室へ。天井はさほど高くないビル銭湯ではあるっす。片側にカラン列、片側に1槽のシンプルな浴槽。椅子、桶はごく普通の普及タイプ、何とシャンプーとボディソープが備え付けなのは嬉しいっす。徹底して旅行者が手ぶらで風呂に入れるようにしてあるっすね。カランは温度調整の効く立派なタイプ。ま、これなら日常の銭湯としても十分利用可能だな。

浴槽、これまたシンプルだ…温度は42度くらいのぬるめの湯、3穴のジェットが3機、噴出はよろしいっす。さて肝心な湯は…うむ〜、今一つ温泉力は感じられないかも。単純泉、ま、銭湯とほとんど同じだな。「温泉」っつー冠が付くだけで、一般人には有難み倍増なんだろうが…

なお、この温泉は別料金、低料金だが、払うと休憩室の利用が可能な模様。ここで一休みして東京方面に戻るっつー感じだろうかね。っつー訳で、駅から10分、裏手がスキー場のロケーション的にはグッドな温泉施設っす。

（JR駅構内にあった「酒風呂 ぽんしゅ館」次回はここも狙いたい）

（2004年3月）