寿湯

aqua.gif (191 バイト) 場所 新潟駅から徒歩25分またはバス

特に意味はなかったんだが、上越新幹線で新潟へ…新潟駅の立ちそば美味かっただよ。新潟の古町に宿を取り、さて銭湯。新潟ではなじらねっとが銭湯探しの強力な友っす。よさげな銭湯をチェック。古町より歩いて10分強のこんぴら神社、この神社の商店街の中に寿湯があるっす。


(新潟といえば信濃川
万代橋より)

(こんびら神社)

(商店街の中にある)

入り口は男湯女湯分かれ、暖簾も「男湯」の表示もなかなかよろしそう。中に入ると、土間に面して番台、下足入れは単なる棚っす。とりあえず土間に下足を脱ぎ捨て、番台で新潟銭湯料金350円を払う。

小じんまりした完全地場系銭湯。常連の風呂グッズが当たり前のようにその辺に置いてあるっす。脱衣場には長いす。入浴者心得、「貴重品は番台にお預けください」などの注意書きが書かれているのはホーロー板。これまた古そうっす。で、この銭湯、ロッカーなんぞ気の効いたものはない。すべて丸籠。浴室から脱衣場が良く見えるし、番台の親父も番台に座っているんでなく、男湯の入り口あたりでうろうろしてるのでやや安心して普通に丸籠を使う。なお、番台はかなり低くて女湯が見えそうだが、カーテンを引いてあるっす。

さて、浴室へ。内部もやはり小じんまりした銭湯、天井は高くなっているっす。浴室内ピンクの厚手の塗料で塗られてる。結構古い建物なのかなあ。桶はケロリン東京サイズ。島カランはなし、片側ハンドシャワーが5個、窓側には固定シャワーが4個並ぶ。すなわちカランは全部で9個のみ。固定シャワーの方のカランに陣取るが、「道具置き」段が、申し訳程度に出っ張ってるのみ。

カランは「宝」の刻印が入った赤青レバー式。湯量、湯温GOOD。天井の湯気抜き部分は出っ張っているが、東京式の天井とは微妙に異なる。

さて浴槽へ。2槽式っす。片方が薬湯、片方が白湯。まずは漢方薬湯槽へ。湯温はややぬるく41度くらい。センターがミクロバイブラになっているが、噴出がかなり強いっす。それにしても漢方はいいっすねー。

続いて白湯槽へ…お、こっちはかなり熱い。44度〜45度くらいあるっす。このくらいメリハリつけてくれると嬉しいっすね。一部に座ジェットが付いているっす。じ〜んと熱くなってくる。

上がりは脱衣場で…おや?ビン牛乳やコーヒー牛乳、マミー等に混じって「SHOWA」ブランドフルーツ牛乳!フルーツ牛乳とは珍しいものを…90円払って思わずゴクゴク。思ったより美味しいかも。なお、「SHOWA」は新潟ローカルの乳業メーカーの模様っす。

外に出て辺りを見まわすと、いかにもそれっぽい飲み屋がちらほら。銭湯と一杯飲み屋はセットになってるなあ。長い歴史があるんだろうなあ。っつーわけで地場に溶け込んだ銭湯だったっす。


(結構賑わってるのがガラス越しにわかる)

出てから新潟の古い繁華街、古町に向かい、ソウル系のDJバーを発見。昔ながらのDJのお姉様といろいろと語る。東京に行くときは最近六本木の女性サウナ使っているそうな。ここだと4000円くらいとか。

(2001年5月)