（商店街アーケードの中にある）
（商店街アーケードの中にある）
場所 新潟駅からバス、もしくは徒歩20分
新潟繁華街で宴会…の前に一湯浴びてさっぱりしておくか。っつーことで、新潟中心部、本町通りのアーケードの中の熊谷湯へ。ごく普通の商店が並ぶなかに、なにげに温泉マーク。奥まった入口。
（これは中の入り口）
玄関前には洗濯機が置いてあるっす。中に入ると番台、なかなか優しそうな大女将が迎えるっす。鍵付きの下足入れ、鍵はSSLOCKのもの。番台で350円払うと、ロッカーの鍵を貸し出してくれる方式っす。鍵はSAKURAⅡの板鍵。番台上にはTV、相撲中継中。
脱衣場天井が…小さい銭湯ながら結構高いんだけど、これは…格子になっているが、白く塗られた洋風の天井。北海道辺りに行くとこんな感じを見かけたっけな。丸籠も置いてあるっす。TANAKAの、普通より一回り小さいアナログ体重計、新型マッサージ機。客はそこそこ入っているっす。
浴室へ。天井は東京型に似ている天井高い2段の湯気抜き。濃いペンキで塗られているっす。桶は「ゆ」マーク入りの睦和の黄色桶、関東サイズ。緑椅子。カランは宝マーク入りの丸型赤青レバー。シャワーは固定とハンドシャワーが交互にあるっす。カラン、シャワーともども湯量、湯温OKっす。
で、この銭湯のポイントはビジュアル。最奥部に、富士山らしきペンキ絵。しかも…男側にも富士山、女側にも富士山？ツインピークス？この絵が、東京の絵師が書くような緻密なものではないけど、まずまずの出来だから地元のペンキ屋が書いたのかな？色使いがちょっと変わっているっす。さらに男女の境には鯉のタイルに書かれたタイル絵。12匹かと数えたら、なんと13匹もいる…
さて浴槽へ。男女の境にタイル絵を背景に2槽式。手前が浅風呂、奥が深風呂なんだが…浅風呂が1穴のジェットが4機、これがなんと、木の枕が取りつけてあって、なかなかもたれ心地良し。しかも…結構熱いっす。浅風呂で44度くらいあるか。深風呂に移ると、これまた熱くて45度くらいありそうっす。地方でこれだけ熱い湯は意外だなあ。深風呂は泡に湯内赤ランプ。熱いので長めに入って汗を出す…実は昨日の酒がまだ残っているんだよなあ。
上がりは時間もないのでそのまま出てきたっすけど、ビン牛乳、コーヒーなどの他にソフトドリンクがいくつか、後はアイスも販売してるっす。ガラスケースは男女をまたいだような形で置かれているっす。っつーことで、繁華街の中のちょっとした銭湯、さっぱりしたら日本海の魚と、新潟の酒を賞味に出撃だ！
（これは新潟駅前で見かけた看板だが、この店高知でも見たような気がする…）
（2003年5月）
