松の湯

aqua.gif (191 バイト) 場所 JR蕨駅 徒歩8分

埼玉のポケット地図も買ったし、これからは埼玉進出だなあ。

川口の松の湯へ。埼玉県は「さいたま湯めぐり」が強力資料っす。これと地図を照らし合わせて、駅から近いところへ。川口芝…駅でいうと蕨だな。蕨駅東口を下車、徒歩で8分くらい。腹が減っていたので、手前のヤキトリ屋で軽く一杯いくことにする。本当は湯上がりの方がいいんすけどね。


(途中にあった建物なんだが…浅草風呂製作所?)

妙にこの辺りヤキトリ屋が多い。で、入った店が松の湯にほど近い「福助」、この店は当たりだった。ヤキトリ2本で200円、生グレープサワーがジョッキで310円、その他プルゴギやチヂミっつー韓国料理も。かなり安くてしかも旨い。湯上がりにもお勧めしたい一軒っす。


(この店はお勧め)

で、松の湯。去年改装したニュー銭湯、むろんビル銭湯。駐車場も相当についているっす。下足の鍵は松竹の鉄鍵。完全フロント形式、入浴券方式。埼玉銭湯料金は380円、でサウナ代が200円で計580円。手ぶらセットでも700円。十分に安い。この値段なら十分スーパー銭湯に対抗できるだろうな。サウナ代を払うとバスタオルと引っ掛けキーを貸してくれるっす。

1,2階がそれぞれ違う風呂で男女日替わりの模様。今日は男湯は2Fっす。脱衣場は縦長ロッカーもあるっす。サントリー系の自販機、でTVもしっかり。ビル銭湯なので天井は低いっす。さて浴室へ。

これまた種類多いニュー銭湯、結構な風呂っす。まずカラン、この形状が結構変わってる。桶は普及品だが、カランが大きな円柱が手前に出てて、これを押すタイプ。あとシャワー、これまたレバーが…センターにあるときに湯が出て、周辺だと止まるタイプ。これなら髪洗って目を開けられないときでも、どっちかにレバーを押すと止まるタイプっすね。人間工学的っす。名古屋で同じタイプのカランを見たことあるな。湯量、温度、ともに文句なし。清潔っす。

さて、まずは露天へ。完全開放型の岩風呂、隅に長いすあり。しかも薬湯で今日はブルーミント湯。夏だもんねえ。温度は露天にしては結構熱めで43‐44度くらい。でも気色良すぎ。誰もいないので、思わず「お”お”〜」と声も出る。

続いて内風呂の薬湯へ。こっちはぬるめ、40度くらい。なんとこの漢方薬湯、「火龍薬湯」とある。唐辛子と生姜の薬湯…冗談でいったことあったけど、本当にあったのか、唐辛子湯。「カプサイシンが痩身効果を…」と能書きが書いてあるっす。

この銭湯、感心なことに温度調整がきめ細かくなっている。温度計はデジタル温度計だが、低温の薬湯が40度くらい、主浴槽が42度強、さらに高温槽が44度上。露天が43度強。このくらいバリエーションがあると、いろんな人でも大丈夫。いいことっす。

さて身体を暖めたらサウナ。サウナは乾式で8人くらい入れるサイズ。むろんTV付き、TVではGC戦。川口はなんてったって圧倒的Gの街。みんな無言でTVに魅入っている。温度は90度くらい、12分計と砂時計2個。12分計はもちろんあった方がいいけど、これに加えて砂時計があるっつーのもいいっすね。

次は水風呂。ヤギ?の口からどばどば水が出るタイプ。他に飲料水の蛇口も。これは給水系統が違うんだろな。温度が低くて18度以下。これはベリーナイスっす。しかも2人余裕で入れるサイズ。

続いて主浴槽群。こっちは完全に備長炭湯になっているっす。備長炭溜めにいったん湯が溜まり、そこから注がれる構造。んでイロモノ巡り。まずはデンキ風呂。片方に段が付いているタイプ。やや弱めなんで、思いっきり電極に背中をくっつける…最近は足の裏だのあっちこっち電極近くに寄せるクセがついたっす。かなり重度のデンキ風呂マニアになってきたかなあ。

さらにスーパージェットが向かい合って2機、ここはジェット系はボタン式っす。でボディジェット。通常座ジェットも2機、こっちは足裏ふくらはぎはもちろん、背中に5穴集中しており、少し変わった噴射口。最後に立ちシャワーで上がり。

上がりは広いロビーで缶ジュース、ドリンク系もなかなか充実。設備的にはかなりポイントの高い銭湯っす。1Fはどうなんだろ?サウナ込み580円っつーことは十分スーパー銭湯と太刀打ちできるんでないかな。あと、近くのヤキトリ福助は強力にお勧めしとくっす。さて、埼玉の銭湯もこれからちゃくちゃくと訪問してみんとなあ。

(2001年6月)