朝日湯


(これまたキてますな…隣の、「清酒 神聖」だの「豚々亭」っつーのも笑える)

aqua.gif (191 バイト) 場所 JR沼津駅 徒歩10分

沼津へ。さて、とりあえずどうしようか…腹も減ったしなんか食うか、と沼津港市場脇の丸天へ。ここは10年以上前から沼津に行ったら寄る店っす。魚料理が安くて旨いのに加えて、ビールがエビスっつーところがなんともよろしい。しかも朝7時から営業中。さて、腹ごしらえしたら風呂だ。てくてく沼津駅方面へ。


(沼津港)

(ここは旨い!)

駅から直だと10分くらいっすね。駅前のアーケードをずっと進み、商店街が切れてきた辺りに朝日湯。ここは前に沼津に来たときに定休で入れなかったところっす。通りから少し奥まって玄関。正面に看板、牛乳石鹸の暖簾。営業時間は15時から21時まで、土曜定休の模様。


(沼津仲見世商店街)

さて中へ。当然のように番台、土間に面しているっす。下足入れはKINGの鉄板鍵。脱衣場天井はさほど高くないっつーか地方銭湯サイズ。静岡県銭湯料金、340円を払うっす。番台のお姉様、まだ若いな。地方銭湯の割には綺麗な言葉で丁寧な対応っす。ロッカーの鍵はSAKURAの旧型。丸籠も積まれており、旧型のフジマッサージ機。真ん中に丸テーブルに椅子。NIHON SCALEのアナログ体重計。壁の、沼津浴場組合の注意書きに「入浴は40以内のこと」と書いてあるっす。昭和59年のものだが、40分とはこりゃまた厳しい…吉田温泉にも同じ注意書きがあったなあ。

浴室へ。地方銭湯らしい、小型の木造銭湯。天井は「へ」の字になっており、真ん中に湯気抜き。一部に、幾何学模様の飾り穴があるのが珍しいっす。表現が難しいんだが…丸と三角と長四角。定規みたいだよな。桶はケロリン白、桶は普及品。島カランは1列でシャワーも鏡もなし。シャワーの付いている窓側のカランに陣取る。カランは湯の方がピンクの柄のついた長いもの、水の方がWAGURIの平丸青色。シャワーともども湯量、湯温ちょうどいいけど、後の方になったらだんだんぬるめになってきたな。客が、これがまあまあ入っているっす。

で、最奥部になんとペンキ絵。海に山の絵、沼津なだけに山は富士山であって欲しいが、これがどう見ても富士山とは思えん山。キャンバスに書かれているっす。むろん、ペンキ絵師のものではないが、ド素人の絵でもないなあ。地元のペンキ屋とかが書いたのか?

さて風呂へ。東京的に奥部に深浅2槽式。ともに温度は43度くらいっつーところっす。浅風呂に2穴のジェットが2機、横向きに付いているっす。あとは深風呂。

上がりは脱衣場で一服、この丸テーブルが妙に「イップク心」をソソるっす。ドリンクはソフトドリンクのみ、缶モノを中心にそろえられているっす。っつー訳で、とりたてて何もない、普通の地方銭湯。しかし番台対応は丁寧だったな。


(近くにあったヘンな名前のラーメン屋
「財源」だってさ…どういう意味!?)

(2003年3月)