草津温泉

aqua.gif (191 バイト) 場所 JR草津駅 徒歩7分

草津の草津温泉に行ったっす。草津っつーても群馬県草津ではない〜。滋賀県に位置する、旧東海道と中山道の合流点、昔からの街道宿場街として賑わった街っす。どこの銭湯に行こうかと思ったが、電話帳では草津に銭湯が2件、同じ町内にあったところからおそらく両方とも駅近くであろうっつー推測。

めでたく推測も当たり、とりあえず両方見にいってみる。一軒は桜湯、少し古めの銭湯だがビル銭湯。火曜日定休、営業時間が3時から10時半までっつーのがいかにも地方銭湯。さてもう一軒は…お、こりゃ立派な銭湯。「KUSATSU ONSEN」のネオン。今日は疲れ気味だったので、施設銭湯がいいや、っつーわけでこっちに決める。

で、その前に飯でも食おうかー、と草津のアーケード商店街へ。物価は割と高いな、この辺りは。定食屋が何軒かある。どこも鍋焼きうどんだの、ニシンそばだの置いてある。この辺りうどん好きな人間多いのか?とりあえず寒いので、定食屋に入って鍋焼きと燗酒を注文。鍋焼きは650円で牛肉結構はいってて、割安感あり。旨いんだが、こっちのうどんって甘いねー。燗酒も正一合、なぜならワンカップに入っているからである。計1000円。食堂のTVを見ながら親父たちが政治家の悪口をいっている。しかし、東京に比べて地方の爺さんの方が政治意識が高いような気がするっす。暇だからかもしれんけど、東京で政治談義なんて滅多に聞かないが、地方に行くほど政治ネタが多いっす。さて、腹も一杯になったら銭湯だ。

銭湯正面は駐車場になっており、結構車が止まっている。外から明るくロビーが見える。入り口は牛乳石鹸の3房暖簾、みたことのない大型のものっす。下足の鍵、傘立てともどもツルカメ。自動販売機で券を買う…あ”?330円?なんでこんなに安いんだ〜?鹿児島並っす。サウナ込みで430円なのでこれを買う。フロントでサウナ証代わりのバスタオルを貸してくれるっす。フロント前にはかなり広いロビーで、ドリンクやアイスの自販機が並ぶ。

んで脱衣場。脱衣場のロッカー鍵もツルカメ。縦長ロッカーも6個あるっす。センターに長いすと灰皿。デジタル体重計には「贈 鶴亀温水器工業」とあるっす。この会社、本社どこにあるんだろ?その他旧式のマッサージ機。脱衣籠は四角の長方形タイプのものを積んであるっす。

さて浴室へ。天井は高いが東京と違って窓側に傾斜したタイプ。黄色のビオレ桶を取ってカランへ。この銭湯、浴槽が分散タイプっす。入り口にかけ湯もあるっす。カランは丸いレバートップで、押すとしばらく戻らないタイプ。このタイプは温度調節がしにくくてヤなんだよなあ。シャワーは…ありゃ〜、ぬるいっす。ずっと出しっぱなしにしても温度が上がらない。これはいけませんねえ。

さてどう回ろうか。まず露天だな。露天部分はなかなか広いっす。岩風呂は…草津温泉ゆえの「草津の湯」の薬湯になっている。へー。白濁してて、硫黄の匂いが強いっす。湯温は40度強くらい、なかなか広めの露天。が、本物の草津の湯を知っている身にしてみると、いくら硫黄臭がしても本物に程遠い感触。ぬめりがないんだよなあ。やっぱりPHが違うのかなあ。でも薬湯はうれしいっす。露天部分には別に大きな水風呂というか小プールがあるっす。他にチェアが5個ほど。天井は完全開口で、今日のような寒い日には心地よろしい。

続いて主浴槽。温度は42度強っつーところか。手前がバイブラ。で、隅にデンキ風呂。デンキ強いかな?と期待したが、割と普通。その隣にスーパージェットが2機と座ジェット。ここの座ジェットのふくらはぎ噴出がえらくパワーが強い。強くマッサージされてるようで気色良いっす。

で、続いてサウナ。サウナ入り口にはステンレス棚と立ちシャワー1機。サウナは90度強で、割と涼しい(?)サウナか。10人くらい入れる広さっす。TVついているのは嬉しい。12分計があるが、こっちは停止したままっつーのが悲しい。

サウナ出たら水風呂、18度くらいかなあ。さらにサウナを繰り返す。露天プールにも入る…ってプールじゃないよなあ、「泳がないでください」とあるもんなあ。こっちは温度が高く20度上。

最後に一槽、何もない高温槽に入ってみる。高温っつーても43度だけど。まあそれでも、水風呂に入ってからすぐ入ると、高温感を味わえるっす。っつーわけで施設はまずまずな銭湯っす。しかしシャワーの湯のぬるさは いただけませんなあ。結構大事なことだと思うぞ。


(近くにあった店、一品料理「おやじ」だと…)

(2001年2月)