龍宮温泉

aqua.gif (191 バイト) 場所 JR二条駅 徒歩10分

yellow.gif (192 バイト) 龍宮温泉ホームページ

金土日と大阪京都に行ってきたっす。なんとこれが地元からギャル2名連れての密航旅行。(全然密航でないやん) 4日は京都にて関西銭湯オフの日。っつーことで、「ぢゃ、キミたち鶴橋で焼肉でも食ってなさい」と新快速に乗り単身京都へ。地下鉄で行くものだと思ってたら、二条駅ってJRの方が近かったのね…

で、当日の予定は5時から龍宮温泉入浴、6時から宴会予定。ゆっくり入りたかったのでちょっと早めに龍宮温泉に行ってみることにする。2条駅から… 一応プリントアウトは持ってきたのだが、どうやっていくのか良く分からん。地下鉄駅の地図を見ても、どうも京都の地名は要領を得ない。とりあえず北に 行くのか?南か?

こういう時は電話帖!と思ってみてみると、あったあった、龍宮温泉が広告地図入りで掲載中。ちなみにやしろ湯も広告と一緒にあったっす。二条駅から徒歩で10分ほど。大和銀行のATMの角からのぞくと大きな「ゆ」看板。よぉぉぉし!と看板まで行くと「ゆ この先」と書いてある… この先を見ると、おお、光り輝く龍宮温泉の看板。

奥まったところにある銭湯って、なかなか場所がわかりずらいから、こういう 2段階看板の工夫は親切っす。で、4時40分ごろ到着。早速中へ。

番台で入浴料金と、小シャンプー&リンス、あと豆石鹸(オレンジ物)を買う。シャンプーリンスはエッセンシャルとメリットの両方があって、「どっちに しますか」と聞いてくれる。あとはタオルも貸してもらう。 タオルは「龍宮温泉名入り」タオル。どうやらこの人が龍宮温泉のご主人らしい。

お金払ってから「あの〜東京から来た・・・」「あ、つかさはんですか。」 龍宮温泉のホームページの印象からして、このコテコテ系ページからみると、 「恰幅のよい、大きな声の脂系親父」(失礼)を想像していたのだが、 実物はやや遊び人風(?)の優しいダンディなお父さんっつー感じである。なんか京都っぽい。なにしろ京都弁が耳に優しい。

「とりあえずみんな裏で歓談してますよ」ううむみんな行動が早い。(-_-; しかし京都まではるばる来たのだから、一人ゆっくり風呂を楽しむことにする。 ロッカーは奥の深い大き目のロッカー。サクサクと服脱いで浴室へ。

浴室と脱衣場のしきりが、色つきのちょっとお洒落なガラスになっている。 そうして!なんとここはサウナ無料である!すばらしい! メイン浴槽は東京では珍しいセンター型。2槽式になっている。ここは白湯。 感覚的に42度くらいか?と思ったがあとで龍宮さんに聞くと「ウチは43.5度で設定してます」とのこと。

一番奥がサウナ。大きな文字で「サウナ」と書いてある。こりゃわかり易いや。(-_-; サウナ入り口に「ただいまの音楽:歌謡曲」という板がぶら下がっている。 これも東京にはまずないセンス。 サウナと浴室の仕切りはガラスなので、暗い閉塞感はない。

で、サウナの両脇に寝風呂泡風呂水風呂と、もう片方にデンキ風呂。 水風呂はちょっとだけ広め。デンキ風呂は2パターンあって、スタンダードと 「もみもみ」タイプ。(-_-;なお、こっちの浴槽にはラベンダーの入浴剤入り。

とりあえずスタンダードに入ってみるが…「ドックンドックン」と一定リズム で電流が〜。モミモミは恐くてちょっと入れなかったが、後で関西メンバーに 聞くと、「リズムはゆっくりで、その代わり強い」「ドカーン ドカーン」と いう感じということ。

立ちシャワーは1機で、冷水シャワーと温水ボディシャワーの両方。で、注目なのは、男女の敷居のところにプランターが。造花を置いてあるところは数多いが、生植物を置いてあるところは珍しい。

脱衣場は一部が奥になってて、TVとソファーの休憩所。 龍宮温泉だけに水槽に亀を飼っているのはご愛嬌っす。 上がりはビン入り白牛乳。やっぱりこれだよなあ。 いっつもはそのまま上がるが、本日はオフなだけに一応ドライヤーだけでも 当てて行くことにする。と、しばらくすると奥さんが「東京の方でしょ」と声を掛けてくる。全裸を見られてもう恥ずかしいものはない。(-_-;


(龍宮亀)

ティッシュペーパーがちょこんと置いてあるのも、ちょっとした気遣いっすね。で、何気に気付いたのだが、脱衣場にはクラシック音楽が流れている。 こういうところも細かい気遣いだなあ。

っつーわけで、ハデさはないが、至るところ、細かいところに家庭的な 「もてなし感」のあふれる、あったかい銭湯だったっす。お勧め。

(1999年12月)