千代田湯


(古いビル銭湯)

aqua.gif (191 バイト) 場所 名瀬市 奄美高校近く

名瀬へ。奄美の人口の過半数は名瀬市に集中してるっつーこと。飲み屋も結構多かったりする。さて、R58の奄美高校から先をちょっと入ったところに千代田湯。R58沿いも三味線店やら、地元食材店やら、結構味のある店が多いっす。


(名瀬市ティダモール商店街、「ティダ」は太陽の意味)

こちらも完全ビル銭湯、さほどは新しくないっす。下足板の鍵はおしどりなんだけど、1枚も入ってない…鍵ナシの「下足入」にしか使われない模様。こちらもフロント形式、女湯は分かるが男湯までもカーテンが二重。南の島は恥ずかしがり屋が多いのか?

脱衣場天井はビルにつき、さほど高くないフラット。天井に昭和的な模様が少々入っているっす。ロッカーの鍵はツルカメなんだが、鍵が一本も入っていない…すなわち鍵を掛けられるロッカーが一つもないっす。KEIHOKUのアナログ体重計、テーブルに椅子。

浴室へ。こちらもビル銭湯につき、さほど高くはないんだが…うむ〜、まだ日が高いのに混んでるなあ。天井はやや逆の「へ」の字になってて、最奥部に浴槽、両サイドにカラン。センター側のカランの一部は、床がせり上がっており、床にペタンとやって洗えるようになっているっす。沖縄より、本土の銭湯にかなり近いな。

カランはツルカメのマーク入りの赤青丸型、シャワーはあるけど、何と出ない…カランは湯量、湯温ともにOK。出入口近くに立ちシャワーブースが一つあるけど、これも効かないのかなあ。桶は普及タイプっす。

さて浴槽、奥に2槽、手前に1槽とY字型に配置された浴槽。手前は深風呂、温度は42度弱。さらに奥に1穴のジェットが2機、これは噴出浴気色良いっす。あとは何とデンキ風呂、この槽はかなりぬるくて40〜41度くらいかも。デンキは弱めだけど、まあまずまず。この槽の奥に小さな凹んだ感じの座バイブラが2機、噴出はかなり弱いっす。

上がりは缶の野菜ジュース、その他ドリンク系はまずまずの品揃えっす。風呂上がればやはり一杯、名瀬の郷土料理屋の鳥しんへ。ここは郷土色も豊かで料理もなかなか、値段も安いっす。ここでヤギ汁、アバス汁、鳥刺なんかを賞味。手製のパッションフルーツ、すももの酎ハイなんかもトロピカルでぐーっす。結構薦めておきたい店っす。


(市内の洋服屋では…機織り?)

(2003年10月)