獄の湯

※本当は、獄にカンムリが付きます。(出力不能)


(南国は台風のため?ビル銭湯が多い)

aqua.gif (191 バイト) 場所 名瀬から、瀬戸内 古仁屋行のバス(かなり遠い)

奄美へ。奄美大島っつーてもかなり大きいんすよねえ。この島には3軒の銭湯を確認済み。うち2軒は名瀬、1件は瀬戸内町。かなり離れた距離に
あるっす。まずは瀬戸内町は古仁屋の獄の湯へ…って、漢字が実はこの獄にカンムリがつくんだが…名瀬の銭湯はみんな日曜定休、ここは昼1時くらいから10時完全閉店っつーこと。


(南国、奄美空港)

(ビューチフルな海と珊瑚礁)

(奄美は実は「山だらけの島」っす、これはマングローブの森)

ほぼ古仁屋の中心部、郵便局の裏にあるっす。完全ビル銭湯、こっちは台風の影響か、四角のビル建築が多いっす。沖縄も同様っすね。「ゆ」
マークの暖簾、入るといきなりフロント。奄美銭湯料金は鹿児島と同額で330円っす。


(本当はこの字なんすよね)

下足板の鍵はおしどり、脱衣場へ入るところにカーテン。脱衣場天井はビルのため、さほど高くないフラット。サウナもついている…が、脱衣場内についてるタイプ。300円とはまずまず高いな。しかもこのサウナ室、後から追加したみたいで2つ別々についてるっす。今日はこっちはやめとく。真ん中にテーブル、デジタル体重計。大きな旧字体の番号がついている木のロッカー、これは意外。ロッカーの鍵はおしどり。


(脱衣場内のサウナ室)

(沖縄は内地とかけ離れていたが、
奄美にくるとほぼ内地パターン)



さて浴室へ。浴室天井もビル銭のためフラット。真ん中に島カランが1列、最奥部に浴槽。桶はケロリン黄色、緑椅子。カランは逆三角形の赤青、先日京都でみたものっす。シャワーはややぬるい感じ。ビジュアルは特にない、白い壁を基調にした銭湯。


(誰も居ないので、撮ってしまいました。シンプルな浴室、桶と椅子の散乱が、そこそこの客数を物語る)

浴槽へ。基本的に3槽、うち1槽が水風呂なのは超ウレシイっす。センター側に何もシカケなしの浴槽、真ん中の槽がバイブラに4穴の座ジェットが1つ。温度は42度弱のぬるめ。水風呂は特に冷却してないので二十数度くらいっす。ところで奄美は山岳が多いため、沖縄なんかと比べると水が結構豊富らしいっす。

ドリンクはフロントのところに、ビン牛乳を始めソフトドリンクのみが数種類。っつーことで、水風呂のウレシイ銭湯っす。


(全景)

で、上がったら…せっかく奄美まで来たんだから民謡だよなあ。っつーことで近くの島唄酒場の「凪」へ。これがまあ、実にアタリだったっす。年配ながら美人のママは日本民謡コンクールで優秀賞を取ったほどの「唄者」、黒糖焼酎を呑みながら、あっしが三線、ママが唄、なんっつーシャレたことを飛び込みの店で堪能。値段も安いし、この店、奄美に行ったら是非お勧めしたいっす。

(2003年10月)