真砂温泉

aqua.gif (191 バイト) 場所 市電涙橋駅 徒歩7分

鹿児島初日はホテルの温泉に入ったが、二日目からが本格活動であるっす。すでに前日に電話帳で主だった銭湯は調査済み。鹿児島は「銭湯」で引くより、「温泉」で引いた方が銭湯たくさんひっかかるっす。なにしろほとんどの銭湯が天然温泉

電話帳を見てびっくりしたのだが、こちらの銭湯の標準的な営業時間は朝の5:30〜6:00くらいから、夜の10:30〜12:00くらいまで。こりゃすげえ。朝湯昼湯天国っす。しかし営業している方も大変だろうなあ。

とりあえずホテルから歩いていけるところで朝湯をキメようと、朝の7時から真砂商店街の中の「まさご温泉」へ。市電の涙橋駅からだと歩いて7,8分っつーところか。このあたりは土地に余裕があって、でーんと大きな構え。駐車場も 完備。

下駄箱は普通の銭湯下駄箱。フロント正面にロビーで暖簾の先は番台。銭湯券は自販機なんだが…鹿児島銭湯料金は何と330円!これで値上げしたばかりだそうっす。値上げ前は何と310円。ひ〜、これでやっていけるのか?面白いのは、銭湯料金は安いのだが、小シャンプー類、例の使いきりサイズのメリットがなぜか40円。東京だと30円だが、なぜだ?まあいいか、今回はコンビニで先に一通り買ってある。(最初から巡るつもりだったっすからねえ。)

しかし朝も早くから番台もご苦労さんっす。番台のお姐さんも元気がよろしい。さて脱衣場。脱衣場はさほどフツーの脱衣場。が、番台のところから女湯が見えそうだぞ。

さて浴室へ。銭湯自体はとても伝統的とはいえない、新しい作りなんだけど、構造は東京銭湯に似ている。両翼山の字になった天井、センターが高くなっており、天窓付き。桶はケロリン。

サウナ無料っつーのもこれまた嬉しいっす。なにしろ330円。カランは一般的なタイプ。だが、どうやらカランの湯も温泉らしい。この辺りの源泉は湧出温度五十数度っす。一説によると市内はすでに温泉が枯れてきているそうだが、このあたりの真実はいかに?

さて、期待の温泉に入る。湯温は42度くらいか?朝湯には丁度いい温度っす。お湯は透明色だが、ほんの少し白濁あり。透明な湯なんだけど、入ってみるとぬめりがある。食塩泉のはずだが…アルカリが少し強いのか?窓からの朝日の中入る温泉は、いやいや極楽っす。メイン槽はバイブラ付きの広めの浴槽。隅に打たせ湯と寝ジェットがある。

この寝ジェットが定員1名だが面白い。頭と足をつけて体が浮くようになっており、胴体部分、下からジェットががんがんあたる。タイルが円形で寝やすい。

無料サウナにも入ってみる。6人サイズかな?温度が熱くてなかなかよろしい。水風呂はかなり広め。水温も低くて気色がいいっす。

あ〜いい湯だった。上がりはロビーでビン入り牛乳。朝湯朝牛乳。なんてヘルシーな鹿児島ライフ。外に出ると、すでに商店街は動き出している。背後を見ると海の向こうの桜島から煙がもくもく。いや〜鹿児島、全く鹿児島っす。

(2000年5月)