太陽ヘルスセンター


(巨大な「ゆ」のマーク)

aqua.gif (191 バイト) 場所 JR西鹿児島駅 徒歩15分

yellow.gif (192 バイト) 太陽ヘルスセンターホームページ

さて鹿児島へ。鹿児島に到着したら、まず風呂っつーもんだろう。なにしろ、日本一の温泉銭湯天国っすからねえ。っつー訳で西鹿児島の太陽ヘルスセンターへ。西鹿児島駅って略して「西駅」っつーんすねえ…西駅西口から徒歩15分ほど。遠目から街道沿いに巨大な「ゆ」のネオンが見える。それにしても鹿児島、まだ2月なのに、東京なら春の陽気だよ…

っつーか、これ、どう見てもスーパー銭湯的なんすけど…でもれっきとした組合加盟の公衆浴場。完全ビル銭湯、何と1Fは大きなコンビニ。しかも経営母体は不動産屋なのかな?風呂の入り口の壁面に沢山不動産物件が張ってあるっす。かと言って不動産屋だから「怪しげ」っつー雰囲気は全くないっす。なんか、「ハッスル不動産屋」っつー感じ。

どれどれ…1K風呂付きマンション…3万円!?シモキタじゃ駐車場も借りれない値段だよなあ。しかも戸建て1680万円っつー物件が沢山あるっす。あっしも今の築35年のクソボロアパートに、既に同じくらい払っているかもしれんな…

さて、風呂の入り口は2F。立派な銭湯なんだけど、下足入れがデフォルト棚だけ、っつーのが結構違和感。この辺りは履き間違えっつーのがあんまりない土地柄なんすかねー。浴場設備自体はまさしくスーパー銭湯、完全フロント形式、自販機で鹿児島銭湯料金330円の券を買うっす。で、この銭湯、限りなく24時間営業なんすよね…午前2時から4時までが清掃タイム、むろん普通公衆浴場である以上は、毎日の清掃は必要な訳だが…

それにしても早朝から深夜まで営業っつーのは素晴らし過ぎるっす。何で東京はこういう銭湯が発達しなかったんだろうか?多分、そこまでして儲けようっつー感覚が無かったのか?まあ、鹿児島は天然温泉だから圧倒的な有利さがあるっすけどね。

脱衣場はSSLOCKの木のロッカー。設備系銭湯だけど、結構古くからあった銭湯なんだろなあ…多分、「スーパー銭湯」っつー言葉が生まれる前からやっていたに違いないっす。と、ここで大きな問題。風呂セット一式持って出て歩いたはずなんだが、袋を開けると…なんと、そこには電子機器の充電器セットがいくつか。しもたー!同じ袋に入れてたから間違えたのか…さて、既に脱衣場で裸でスタンバイ状態だが、どうしようか…ここは運命に任せて、文字通り「手ぶら」で入ることにするっす。

浴室へ…うむ〜、広い銭湯だなあ。天井もビル銭湯的ではあるが、高いっす。周辺部にカラン、浴槽はカーブにデザインされた豊富な浴槽群からなるっす。桶はケロリン、カランは宝マークの赤青丸型、シャワーともども湯量、湯温ばっちりっす。まずまずの混み様。入り口近くに掛け湯コーナーと立ちシャワーブース。かかり湯って、結構好きなんすよねえ。

で、沢山風呂があるなあ…まず主浴槽サイドから。温度は42度くらいかなあ。一段上がったところが高温槽になっており、ここは1度くらい高いっす。さらに飲泉できるようにカップが置いてあるっす。後はバイブラ、座ジェット、寝バイブ ラ、イロモノは豊富。デンキ風呂もあって、このデンキもなかなかのもの。

奥に薬湯コーナー、ここは主浴槽よりちょっとだけ高めか?さらにその隣に…ミニプールコーナーまであるっす。これは実際に泳げそうな広さ。浅めなので、子供も安心っす。

中2階があって、ここはログハウス風サウナコーナーになっているっす。むろん追加料金なしの乾式サウナ。さらに2槽の水風呂。深夜にもかかわらずの賑わい。要するに、スーパー銭湯と騒がれる前から、鹿児島の銭湯はスー銭だったっつーことだな。

上がりは…タオルが無いので、仕方なく手でぬぐえるだけぬぐって、後はシャツで拭き拭き…やっぱりフロントでタオル借りれば良かったなあ。実は結構酒が入ってたんで、そこまで気が回らなかったのだ。フロント前にはTV付きの広いロビー、むろんドリンクその他販売中っす。っつーことで、鹿児島の銭湯、凄いなあ。


(帰り道、なにげに気になった屋台風の店)

(2003年2月)