海門寺温泉


(風格ある建物、2Fは集会場の模様)

aqua.gif (191 バイト) 場所 JR別府駅 徒歩5分

由布院から特急にて別府へ。特急だと1時間もかからないっすね。大分から海を眺めながら別府タウンへ。別府に来たのは7年ぶりか?さて、大分空港行きのバスが出るまで時間があまり無いなあ。浜脇温泉がレトロな建物が多くて雰囲気いいらしんだが…仕方ない、別府駅周辺のみにしておこう。


(別府駅、こういうオブジェはいかにも温泉街)

別府駅から駅前の通りを行くと、まず駅前高等温泉が目に入るっす。前回はここに入ったか。とりあえず今回はパスしておくが、ここの2Fって泊まれるんだな…個室2500円、広間1500円と書いてあるっす。バイカーとか泊まるのかなあ。

駅前通りを少し行って左に入り、公園の隣に海門寺温泉発見!駅から歩いて5分くらいっす。うん〜、 銭湯っつーより公民館っつー感じの建物だなあ。ところで別府の温泉、あちこちにあるけど、その町営っつーか町内会の運営のところが多いみたいっすね。だから、街の寄合い所兼用になってるところも多いみたいっす。一応、木造でなくてビル的建物。なかなかレトロ。

さて、中に入るとフロント。別府温泉料金は何と100円!前に来たときは60円だったが…100円払うと、「入浴券」を切ってくれるっす。ちゃんと「ありがとうございます」の一言。いや〜、100円でありがとう、っつーのもなんか照れるよなあ…服装と重そうな荷物から観光客とミエミエ。親切に「タオルとかありますか?」と聞いてくれる。

さて浴室部分、これは別府特有の構造。上に簡単な脱衣場があって、半地下っつーか階段で降りたところに浴室。この構造だと風呂に入りながらでも荷物のチェック可能だから盗難防止にはなるっすよね。下足は棚に置く。鍵付きのロッカーとかは無くって、棚のみ。見えやすいようになるべく上段の棚を使うっす。

さて桶…前に別府に来たときは桶が無くて困ったんだよなあ…隅を見やると、普及品の桶が5個ほど積んであるっす。あったあった、これを持って階段を降りて浴槽へ。センターに地下に埋まった浴槽、さらにその回りが少し広いスペースになってるっす。カラン等はなし、椅子もなし。水道蛇口が2,3個ついているのみっす。あと、壁に鏡が1,2枚ついていて、これに向かってヒゲを剃っている人も。っつーことは、完全に地元の人の日常の湯なわけなんだな。

中に入る…43度くらいかな?ふと脇の爺さんが「そこが湯の出口だから熱いよ」と言ってくれる。43度は別に熱くないんだけど、まあ軟弱な観光客と思われたらしい。無視するのもなんなんで、浴槽の反対側へ。こっちは温度は42度くらいっす。基本的に無色の湯。早い時間なんで、客はみんな地場の客っぽいっす。浴槽の周辺でお湯を汲んで、床に直に座って身体を洗っているっす。うむ〜、別府らしい光景。時間もないのでサクサク上がったけど、温泉だから早い時間からやってるんだろうなあ。でも、みんなカラン付きの普通の銭湯とか行きたがらないのかな?とふと思ったっす。


(駅前通にあったビル・・・)

(さらに貸衣装に美容室・・・素敵だ・・・)

(2002年2月)