竹瓦温泉


(これまた凄い・・・日本最強クラスの木造建築銭湯、2002年2月撮影)

aqua.gif (191 バイト) 場所 JR別府駅 徒歩10分

yellow.gif (192 バイト) 竹瓦温泉ホームページ

もう行ったのは5年くらい前になるっす。別府の温泉は60円で入れるっす。その代わり、温泉のみで何もない。桶さえも無いところもあるので、タオルはもちろん、必要なものは揃えていった方がいいっす。

ロケーションは別府のわりと海より。周辺にソープランド等多数。この中に貫禄ある堂々とした建物が竹瓦温泉。が、内部はかなり古い。味があるっちゃあ味があるか。で、ここの名物は「砂風呂」っす。確か600円くらいだったと思うっす。

料金を払って砂かけコーナーへ。脱衣すると砂かけお姐さまが待っているっす。ここに寝そべり、砂をかけてもらう。「15分くらいだけど、我慢できなかったら言ってくださいね〜」とのこと。

これがナメてかかると、全然エグいっす。砂の熱さと蒸れ具合がなかなか辛抱たまらん。何度ギブアップしようと思ったことか。しかしとにかく一度体験はいいかもしれんっす。

上がりは砂を水で洗い流して、逆サイドにある温泉へ。こっちもまた湯船だけで何もない、しかしながら超レトロな温泉。別府っつーのは、街自体がレトロな存在なんすよねえ。

(2000年8月)


っつーわけで、7年ぶりに再び別府へ。前に行ったときはほとんど観光気分だから、温泉のカテゴリに入れておいたけど、考えてみたら地元の人が日常の湯として使ってるんだよなあ・・・勝手に観光地にしといたら失礼っつーもんだろう。銭湯カテゴリに変更しておいたっす。

さて、別府めぐりもあと一軒くらいしか行ける時間はないだろう…となると…前も来たけどやっぱり別府を代表する竹瓦温泉だろうなあ。駅から徒歩10分ほど、海にかなり近いロケーション、回りはソープとかが多いエリア。ここまで来る間に結構みやげ物屋とかあるんで、こういうのを見ながら楽しんで歩くのもいいっす。


(圧倒される建物。スーツ姿でも入りたい!)

で、竹瓦温泉…おおっ!偉大な木造建築。唐破風の屋根の入り口。玄関には観光客が随分多いみたいで、なんとスーツの一団が列を作っているっす。入り口で入浴券。ここの名物は砂風呂なんだけど、今日は時間もないし、前に来たとき一回入ったもんな。入り口で「お風呂だけ」と言って100円払う。なお、砂風呂は780円っす。その他、ここは手ぬぐいやら石鹸やら売っているので、手ぶらでもOK


(こんな重々しい額もあるっす)

下足棚に下足を入れて中へ。この風呂は巨大建築。両翼に広がり、左翼部分が砂風呂。右翼部分が普通の温泉で、手前が男、奥が女。真ん中に休憩所、2Fが町内の寄合い所になっている模様っす。上がった休憩所はかなりのスペース、天井もかなり高く風情たっぷり。自販機なんかも置いてあるっす。あと、ここは100円ロッカーもあるので、貴重品はあらかじめここに入れておくとOKっす。


(なかなかいい感じの休憩所)

さて、暖簾をくぐって浴室へ。ここも別府の温泉の一般的な光景。まず脱衣棚スペースがあり、階段を降りて半地下に浴槽部分。階段の手すりがなんか神社っぽくなっているっす。さすがにこの温泉は観光客で結構混んでいる模様。

大きな温泉だけど、構造はシンプルそのもの。センターに大きな浴槽、周辺にスペース、それだけ。でも天井は相当高く、いい感じっす。桶もあって、椅子も少しながらあるっす。あとは水じゃぐちが2,3あるのみ。例によって浴槽の周辺で身体を洗っている人も。これは地場系だろうなあ。

湯は基本的に透明だが、じゃっかん白濁してるっす。あさり汁のような色。温度は42〜43度くらいかなあ。建物が歴史を感じるっすねえ。時間がなかったので、浸かっただけで出てきたけど、木造の温泉建築としては道後温泉本館に並ぶ立派な建物っす。


(オマケ:帰りの飛行機で大阪上空を通過、大阪と形を見ると分かるでしょ?ナミダが出るほど美しい光景。
関空もばっちり見えたっす)

(2002年2月)