松の湯

場所 金沢市香林坊

金沢に社員旅行に行った昼間は市内で自由行動。とりあえず兼六園だの博物館だの行ってみて、市内の繁華街へ。香林坊からメインの通りを避けて裏通りを散歩する。このまま近江町市場にいくつもりであったが…

なあんと、裏道にいきなり銭湯看板と花王の銭湯暖簾登場！今日は銭湯にいく予定は無かったんだが…松の湯か…ここで銭湯に行くと近江町市場に行く時間がちと苦しい。さあどうするか！さあ！さあ！

しかし、いかにもあっしを挑発するようになびいている銭湯暖簾には勝てず、結局暖簾をくぐる。石川県の銭湯料金は350円。

入り口がロビーになっている。玄関に「銭湯開始」っつー紙が張ってある。ここからフロントへ。当然手ぶらであるが、貸しタオルが30円である。あと小シャンプー&リンス、石鹸で完璧だ！サウナは250円で付いているが、さすがに今回はサウナに入る時間はない。

ここは「ビル1F型」の銭湯っす。採光が良くて室内は明るい。脱衣場、ロッカーは比較的ふつー。

浴場に入る。ケロリン桶と、緑の椅子、これまたよくある光景である。サウナは入口寄り片隅についている。浴槽はちょっと凝っている。3槽式の段差のある浴槽で、上からお湯が下へ順々に落ちるようになっている。ジェットとバイブラあり。

っつーわけで、比較的一般実用型の銭湯だったっす。採光が良い、っつーのがポイント高いっすね。あと、地方都市に行くと、銭湯にはワカモノがほとんど皆無っす。風呂は内湯が当たり前だと思っているのだろうか？それとも、ぢぢむさくておしゃれでないと思っているのだろうか？そんなことでは大災害後のニッポンをサバイバルできんぞ！（勝手に災害にするなっつーか）

銭湯を20分で切りぬけ、なんとか近江町市場にも行って、帰路のつまみにと鯛と烏賊の刺身を各300円でゲット。（これが安くて美味かったっすぅ） さて、集合時間。自由行動時間に銭湯、っつー奇特な人間はあっししかおるまい、と内心鼻高々だったのだが（んなもん自慢すなー！）、なんと！

自由行動時間に美容室に行って髪切ってきた

野郎がいたっす。なるほどダンディになってる。なんつーばかすぎ。負けた。

（1999年10月）