平和湯


(2001年11月撮影)

aqua.gif (191 バイト) 場所 JR新幹線名古屋駅 徒歩5分

名古屋の平和湯に行ってきたっす。いつものことだが、出張はギリギリまで残りものがあって、結局夜遅くの到着となってしまうのだった。 のぞみで名古屋に着いたのが22時30分ごろ。地方は夜が早いから、これは結構苦しい時間であるっす。名古屋の場合、フロ自体は結構遅くまでやっているところはあるのだが、なにしろ交通手段が先に死ぬっす。

速攻で名古屋駅で電話帳を開く…おおっ!名駅裏に銭湯が。徒歩5分とある。営業時間は23:30まで。急げ!場所は名古屋駅裏を北西方面、河合塾を超えた向こうっす。徒歩で5分くらい。近くまでいくと、大きな看板あり。

東海道新幹線の駅はだいたい東西方向に延びてて、南と北に口があるのだが、名古屋はなぜか縦である。どうも感覚が狂う。そういえば東京もそうか。

このエリア一帯はラブホやソープも多く、ややいかがわしい。そういえば以前、7年くらい前かな、この辺りで30人くらいで朝まで宴会やった記憶が。その時の宴会会場もなんと「元銭湯」だったす。あまりにも寒くて、朝方思わず近くのサウナ「太陽」に駆け込んだっけなあ。

近づくと大きな「ゆ」の看板。遠くからでも比較的良くわかるっす。階段を上って2Fがフロントっす。フロント横には大きく休憩&飲食 スペースもあり。愛知の銭湯料金350円を払い、一緒に小シャンプー、 リンス、石鹸も買う。フロントの爺さんが「タオルはいいの?」と聞いてくれる。フロントには標準的なもののほかに、いろいろな種類のシャンプーやら「風呂小物」が売っている。

さて、中に入る。脱衣場は普通であるが、ロッカーがやや小さい。やはり近くから来る人間を想定しているのだろう。フツーそうだよなあ。入り口入ってすぐ脇がサウナでプラス200円。今日はあまりに時間がないので、残念ながらサウナは見合わせる。その向かいが「流し場」とシャワー、そして水風呂。こういうサウナと流し場が入り口近くに向かい合って設置してある銭湯は名古屋に多い。

さらに変わっているのだが、サウナ用のシャワー、水風呂コーナーと 脱衣場の間にはドアがないのである。ドアはこの奥についているっす。水風呂にも備長炭が入れてある。

さて、ドアを開けてメイン浴室へ。どーんとセンターに大きな檜風呂。 こりゃあいいや。備長炭がブラ下がっている。かなり広い。

カランで身体を洗うが、このシャワーが変わっている。お湯レバーがついているのだが、これが変である。要するに、円のセンターにレバーが ある時はお湯出、周辺部にレバーがあれば止まり。すなわち、どの方向でもいいからレバーを押せばお湯が止まるので、洗髪時など目を開けられないときに便利である。うむ〜考えたものだ。

身体を洗ってさっそく檜風呂へ。いや〜いい風呂っす。ゼイタクっすねえ。湯温はややぬるめ、42度くらいかなあ。この他にデンキ風呂と、あとジェット&バイブラ槽は薬湯になっている。

そうして露天へ。完全な「炭風呂」になっている。お湯の注ぎ口に「炭ストック」があって、そこにいったんお湯がたまって流れる仕組みに なっているっす。あー、炭くせー。壁には炭の能書きが。露天っつーても、まあ天井のみの露天っすけどね。

最後に薬湯へ。今日はローズマリー湯。バイブラ&ジェット槽であるっす。これもまたなかなか気色がよい。っつーわけで、約30分強で入浴終了、名古屋駅へ向かう。駅から近いっつーことで、出張時なんかに簡単に利用できる銭湯っす。こういうところは覚えておいて損はないっすね。新幹線の待ち合わせで一湯っつーのも粋でないかい?(でも長湯で乗り遅れたらタダのアホだが)

(2000年1月)