仁王門湯

aqua.gif (191 バイト) 場所 地下鉄大須観音 徒歩5分

っつーわけで、本日はちょっと銭湯っぽいところに行こうと思いついたっす。 どの辺がええんだろ。下町っつーと、大須あたりにいけばええんかな? っつーわけで、早速電話帳で大須周辺を調べる。 ん?「仁王門湯」?ええ名前じゃないの。

速攻で大須に突入。大須観音でお参りを…と思ったらどこでお参りすればいいのかわからん。まあいいや、ここはぢつはゲンの悪いところであったりする。 (6,7年前にアベックで初詣にいって、二人とも凶を引いたという珍しいことあり) 仁王門の商店街を東に向かう。ええと、電話帳では大須3-38… 通常は番地まで頭の中で覚えて(っつーかそこまでしか覚えられん)、 番地をぐるっと回る。あれ?37番地だったか。「仁王門湯」の看板が。

当然手ぶらである。入り口でサウナも一緒に払うが…なんとサウナ料金100円。 タオルも貸してもらう。 ここの脱衣場のロッカーが変わっている。表がスリガラスになっている。 鍵もなんか違う。脱衣場のTVが異様に古い。20年モノくらいか?

基本的には「伝統的銭湯」であるっす。構造が違うのは、洗い場と脱衣場の間にクッション的に一つスペースがある。サウナはその横についている。サウナは3人がけの二段。標準的銭湯サウナの大きさっす。

カランが周辺にあって、片隅がバイブラ。その対角上に水風呂。 別の隅が、例の四方向から噴出すボディジェットシャワー。 センターが通常浴槽になっている。 謎なのは、この浴槽が4つに仕切られているのだが…理由がわからない。 小さく仕切ってあるだけのようである。

カランは水がない。赤だけのカランである。へー。まあ、十分っすけどね。 桶はケロヨン。椅子は例の、深緑色の長方形簡易椅子であるっす。 浴槽は結構熱い。これは嬉しい。水風呂は冷たい。名古屋の水風呂はどこも冷たい。水の温度が違うのか? もしかして、地下水くみ上げてるのかなあ。

施設は結構いいのだが、名古屋に来て気づいたことがあるっす。

(その一) みんなサウナに入ったあと、そのまんま水風呂に入る。あっしも2,3000円するとこ なら、そうしたりするが、銭湯だと一応「かけ水」くらいして水風呂はいる。まあ、 こんなの細かいことなんだけど、名古屋だとほぼ90%以上がそのまんまっす。

(その二) 結構みんな体を拭いてあがらない。そういやこの風呂屋も、脱衣場の床に一面 ゴザが敷いてあったっす。中間の緩衝地帯があるとこも多い。 まあ郷に入れば郷に従えだが、このあたり東京と異なるっす。 あっしはどっちかっつーと、おおらかなほうがいいっすけどね。

(おまけ) 風呂上がって出てきたら、商店街でいきなり近づいてきて「ムスコ、むすこよ」 っつーオバちゃんがいる。新手のキャッチかと思ったが、通常は「オニイちゃん、 オニイちゃん」っす。「ムスコよ」なんてのは聞いたことがない。 頭イカれているのかと思ったが、目をみると薬物系でもない。 うむ〜。いったいなんなんだ?


(近くのビルにあった壁画…怖いよ〜)

(1999年9月)