養老温泉


(小ぶりながら小奇麗な銭湯)

aqua.gif (191 バイト) 場所 地下鉄 新栄駅 徒歩12分

名古屋へ。名古屋の中区も相当進んだなあ…今日は新栄の養老温泉へ。新栄駅から南下12分ほど。養老温泉っつー名前からして、レトロ系の広い銭湯か?と思ったが、想像に反して小ぶりの庶民的なビルっぽい銭湯。が、煙突が…途中から継ぎ足したのかな?

正面は「ゆ」のマーク、「ゆ」のシンプルな暖簾。中に入ると名古屋型の透明アクリル扉の下足入れ、鍵はツルカメの鉄板鍵。完全フロント形式、名古屋銭湯料金はただいま380円、サウナ代は200円とあるが、両方合わせると500円でOKっつーこと。500円払うとサウナ証代わりのバスタオルを貸しだしてくれるっす。ここのフロントのお姉様がなかなか愛想がいい、っつーか人好きな感じっす。

脱衣場へ。これまたこぶりな脱衣場、ロッカーの鍵はおしどりのシリンダ、ロッカーの扉は名古屋型、半透明。なんで名古屋はこのタイプのロッカーなんだろうか…?新型マッサージ機、長いす、YAMATOのアナログ体重計。パックの自販機、灰皿。

浴室へ…っつーかこの入り口がまた名古屋型、浴室手前に流しがついてて、ここに桶が置いてあるっす。ケロリンの小型桶があるので、これを取るけど、名古屋の銭湯は基本的に置いてある桶が少ないっす。あと、サウナ入り口も浴室外についているっす。

浴室天井は四角錐型で真ん中に湯気抜き。浴槽は男女の境に、周辺にL字型にカランが配置。カランは湯のみ、ツルカメマークの赤丸レバー。シャワーは湯量も湯温も良しだが、カランが少しぬるいか?が、奥の4機のカランはなんとサウナ型っつーか温度調整&ハンドシャワー付きの新型カラン。 こっちに座ればいいのに、わざわざシンプルな方に座ってしまうのはやはり銭湯マニア心からか?

浴槽へ。3槽に分かれてて、まずイロモノ槽。温度は42〜43度くらいっす。半寝ジェット、背中2穴の足裏2穴が2機。これは噴出もよく、身体の形にすっぽりハマるようになっていて気色いいっす。あとはバイブラ。さらに名古屋名物デンキ風呂槽。こっちの電極は穴の開いてない、完全フラット型を良くみかけるっすね。デンキはまあまあ強いくらい。デンキ槽はじゃっかんぬるめで42度くらいっす。後は深風呂、脇のステンレス円柱から、滝のように湯が落ちているっす。ここは43度くらい、ゆったり浸かる。

次はサウナだ。外についてるサウナって、なんとなく調子が狂うが、6人くらい入れそうな2段型。温度は95度くらい、砂時計が一つ。浴槽にある時計も見えるっすけどね。サウナの次は水風呂、まあ一人サイズだけど、水が良く循環してて、よろしいっす。

閉店の11時ギリギリまで居たので、サクサク出てきたけど、フロント前には各種ドリンク、ビールも。あとはアイスも販売中。っつーことで、名古屋にありがちな、庶民的な街の銭湯っす。フロントのお姉様の人好きっぽい感じは印象深いっす。帰りがけ、新栄で巨大な「ゆ」と書いたビルをちらっと見かけたが、あれはスーパー銭湯かなあ?栄に戻って沖縄料理屋で三線聞きながら泡盛で一杯、さらに大須のロックバーへ。ここは超濃かった…マスターと2時間くらいサシで話こんでしまっただよ。

(2002年12月)