日の出湯

（戸にマジックで営業時間が書いてある…こりゃまたアバウト）

場所 バス 那覇高校前下車 徒歩1分

沖縄最終日は那覇の銭湯へ。国際通りから少し降りて、那覇高校の前。バスでは那覇高校前停留所徒歩1分くらい。しばらく迷ったっす。なぜなら、銭湯と言っても完全ビル銭湯で、他の建物と大きな違いがないので見つけにくいっす。

（那覇高校、南国の学校の雰囲気）

さて日の出湯。なんとピンクの古いビル銭湯、沖縄はこうした派手なカラーリングが多いっす。そこに直に「日の出湯」とペンキで書いてあるっす。暖簾等はなし、入り口のガラスにこれまたマジックで直接「営業時間3時〜10時」と書いてあるっす。なんつーアバウト。

完全フロント形式、フロントの「おばあ」に沖縄銭湯料金200円を払って中に。カーテンをくぐると…やっぱり那覇でも、脱衣場浴室一体型。ロッカーは一応扉がついているのだが鍵がないっす。まあ、浴槽から良く見えるので問題なし。アナログ体重計。あと、内部にトイレが出っ張ってついているっす。

（浴室から脱衣場を望む…そのまま続きになってるっす）

さて、洗い場に「降りる」。ここはさすがに那覇の銭湯だけあって、前の2軒よりちょっとだけ近代的で清潔。センターに大きな浴槽。カランは周囲にあるが、一つはかなり高い位置で1メートル以上の位置にあるっす。しかも蛇口の下に「受ける」小さな流しがあるっす。鏡は立つと顔が丁度いい位置に。謎だ…どうやって使うのだろうか。

（ザ・沖縄銭湯）

とりあえず、それよりやや低い方のカランに陣取るっす。こっちで湯と水を「どばどば」注入してミックス、あと浴槽の湯も併用して身体を洗うっす。浴室天井は結構高いっす。が、他に何もない…なんか収容所みたい。

浴槽へ。この浴槽が、結構熱め、っつーても43〜44度くらいだけどね。都市だからかなあ、やっぱり。っつーか、やはり蛇口っつーか太いパイプが2本、浴槽脇に出てる…これじゃ調節もなにもへったくれもないな。たまたま湯が多めに注がれていたから熱めなんだろ。

（脱衣場から見た浴室）

っつーわけで、やはり驚きが続く沖縄の銭湯。まあ今回はこれまでにしておこうっつーことで、上がりは牧士の公設市場で一杯やりに行くのであった。

（公設市場では、街角で椅子を出して泡盛飲みながら三線で歌う爺さんたち）

（2001年10月）