場所 JR学研都市線 河内磐船駅 徒歩10分、または京阪
河内森 徒歩5分
考えてみると、なんで「タイガーズ」でなくて「タイガース」なんだろ？
大阪に、その名もズバりタイガースっつー名前の銭湯があると聞いたっす。ちょうどこの時期、何とタイガースはどういうことか首位。これは是非行ってみんとなー、っつーことで学研都市線にてはるばる河内磐船駅へ。
JR河内磐船駅から徒歩10分、もしくは京阪の河内森駅から徒歩5分。この辺り、大阪府のはずれまで来ると、田園色が強いっす。それにしてもこの辺りの地名は分からん…私市2丁目とあるが、なんで「私市」が「きさいち」なの！？そもそも「交野市」が「かたの」っつーのも、「磐船」が「いりふね」っつーのも普通読めんぞ。全く関西の地名は難しい…河内森駅前には、「たこやき水族館」っつー謎の店があって、「タコヤキなんぼ？マンボ」っつー変な曲がかかっている…
（ホームにスズメ、実は東京ではあまり見ない光景）
住宅街の中に銭湯発見。正面は…確かにタイガース、黒と黄色の虎模様。いやまあ、ここまで来ましたっす、あっしも好きモノだなあ。入り口脇に食事のスタンドがあるが、昼のため開いてない。玄関にはいきなり前回優勝時の写真、掛布の絵。下足板の鍵はおしどり。さて、入浴券を買おうとするが…
 （入り口にある軽食スタンド） |
 （前回優勝時の写真） |
え？380円？大阪府の統制料金は洗髪込みで370円だったはず…っつーことはここは普通公衆浴場じゃないのか？それにしてもたったの10円…この値段はどう考えても銭湯料金。ただし、サウナ付きだと750円。これはちょっと高い気もするが、はるばるここまで来た訳だしサウナ券を買う。フロントでバスタオルを貸しだしてくれるっす。
さて脱衣場に進む。基本的にビル…というか、ビルでもないんだなあ。まあ、そんな建物の銭湯なんで脱衣場は広いっす。それにしても…なんか予想に反して寂れているっす。脱衣路ロッカーの鍵はおしどりのシリンダ錠、縦長のロッカーもあるっす。デジタル体重計に体脂肪計。扇風機がいくつか。脱衣場は禁煙なんだけど、なんと洗面所の流しを灰皿にしてタバコ吸ってる親父もいるっす。
浴室へ。この浴室も…なんか寂れている。天井がこれまた変わってて、一体なんなんだ？テント？天井に伸びた支柱に、テント状の屋根がついているっす。桶はケロリン小型、緑椅子に…同じ形の黄色椅子も。入り口近くにかけ湯槽とボディシャワー。
カランは温度調整付きの立派なタイプ、ハンドシャワーのものなんだが、どうも古いみたいで、何箇所か「故障中」の札が掛かっているっす。メンテナンスはあまり良くなさそうだ。ここはタオルがサウナ証代わりのようなので、タオルを置く場所をちょっと考えるっす。それにしても、この銭湯いつオープンしたんだろか？前回優勝の前かな後かな？
さてどこから行こうか。まずは露天から行くか。露天は宝寿湯の薬湯になっているっす。色はどうみても入浴剤色だよなあ。さらに隣に1筋の打たせ湯が二つ、これはそこそこ高さがあって気色がいいっす。露天脇に椅子が2機。温度は42度弱っつーところかなあ。
続いてサウナ。乾式サウナで10人くらいのサイズ、奥にTV。このサウナもメンテが悪いのかなあ、時計が付いているんだけど、止まっているっす。750円ならこういうところはしっかりして欲しいよなあ。温度は90〜100度くらいっす。砂時計は何箇所か。サウナを出たら水風呂、こっちは二人サイズで温度も低く、18度くらいか？その隣にガラス張りのスチームサウナがあるんだけど、ここも故障中。
では主浴槽系に行こうか。高温、常温、低温槽があるけど、そんなに温度は変わらず、常湯が42度でそれから1度弱高いか低いかくらいっす。低温槽はバイブラに2穴ジェットが3機。このバイブラもあまり快調に動作してない。常湯は丸風呂。さらに高温槽はデンキ風呂、このデンキはかなり強かったっすね。
上がりはフロント前の広めのロビーへ。サウナ客には冷たいお茶のサービスを行っている模様。このロビーに来ると、各種阪神グッズなんかが置いてあり、さすがに「タイガース」っつー感じがするっす。ビール、ビン牛乳、ドリンク、アイ スなんかも販売中。スポーツ誌、雑誌なんかも置いてあるっす。一般誌はなぜか読売新聞だったが…
（各種グッズに雑誌とか）
ふと、ロビーの椅子配置がちょっとヘンなのに気がつく。TVを中心に、映画館のような椅子配置になっているっす。なるほど、試合中はここにみんな座って野球見るんだな。なお、ロビーは喫煙可能。それにしても…タイガースが首位の割には、今一つ盛りあがりを感じなかったなあ。夜になると違うんかな？
（TVをセンターに、みんなで見れるような椅子配置）
（2002年6月）
