清水湯

aqua.gif (191 バイト) 場所 大阪御堂筋線心斎橋駅 OPA隣 徒歩30秒

入口はなごみホール&どーんと登り下りのエスカレーター。エスカレータで入る銭湯も珍しいっす。大阪は何かとハデっす。

手ぶらできたので、2Fの入口で入浴料+サウナ・ラドン料金340円、貸タオル30円、貸バスタオル100円と小物を買うっす。とりあえず手ぶらでも1000円あればなんとかなるな。

脱衣場はなかなか大きいっす。ロッカーが大きいのは気に入ったっす。ハンガーが入る、上下二段方式のヤツっす。鍵はプラスチックの鍵。この紐にサウナ札(緑色)を通して入ってくれとのこと。階段またはエレベーターを登った4Fが風呂っす。階段途中に浮世絵の鏡があるっす。

サウナルームはなかなか大きい。ちゃんとTVもついているっす。ラドンルームも別にあって、ここもTVがついているっす。浴槽は中温と高温、ジェットと水風呂(これがデカイ)。サウナ用に例のボディジェットがついてるのが嬉しいっすね。水風呂の温度がすんげー冷たいんだわあ。16,7度くらいか?最初は必死だったけど、何度かサウナに入るうちに平気になってくるっす。

隣の女湯からひっきりなしに声が聞こえて、なんとなく気になるっす。大阪の人間は話好きっす。っつーわけで、設備的には問題なしっすね。アメ村の中にあるだけあって、ワカモノが多いっす。

(1999年7月)


東心斎橋で一杯呑んでアメ村に帰る途中、久々に清水湯へ。御堂筋線の心斎橋駅の裏手、「風呂小路」を通ると駅から1分。奥にコインランドリーがあったんだな…しかし、この大阪の繁華街のド真ん中にある有名な銭湯が、小樽の瀧の湯と縁があったとは…


(御堂筋に面した、風呂小路の碑)

ここは朝5:30から夜1時までと、長い営業時間で有名っす。1Fはコンビニ、相変わらず立派な暖簾。エスカレーターに乗って銭湯フロントへ。下足入れの鍵はおしどりの鉄鍵っす。フロントで銭湯料金、あとサウナ&ラドン料金が300円なんで、あわせて660円払う。貸しタオルもあるから手ぶらでも全然OKっす。サウナ代を払うと緑色のプレートを貸してくれる。

男女脱衣場に入る暖簾がなかなかの迫力、ちょっと既製品っぽいけど、あまり見ない模様だからもしかしてオリジナル?ビル銭湯で脱衣場天井は低めだけど、基本的に大型の銭湯っす。脱衣場のロッカーがまず変わっている。縦長のハンガー付きのロッカーが並ぶ。大型ロッカーだから便利っす。んで、が…これが他でみないタイプ、メーカーはツルカメだが、プラスチックの板の鍵になっているっす。ツルカメって大阪だから、実験的に作ったのかな、この鍵。で、このプラ板に長いヒモがついており、首から掛けられるようになっているっす。サウナ札がある場合は、このヒモに一緒に通すシステム。

一畳の長いすがいくつか並んでいるっす。新型マッサージ機、エアーマッサージ機。足ツボバイブ。ビールとソフトドリンクの自販機。全体的にスーパー銭湯に近い雰囲気だけど、繁華街のド真ん中で360円で入れるんだから嬉しいよね。デジタルの体重計、あと冷水機も置いてあるっす。

さて、浴室へ…って、浴室が上の階なんだが、裸になってエレベーターで上がるか、螺旋階段を上がるかのどちらか。螺旋階段の途中に、江戸時代の浮世絵の風呂上がりの裸婦絵。前にも見たが、改めてしげしげと見る。腹がちょっと出てるよなあ。しかしこれは江戸時代のエロ絵に違いない。

階段上がると脇に便所、そして浴室へ。大型ビル銭湯っす。桶は花王のビブレの黄色小型桶。カランはツルカメの赤青丸型、シャワーともども湯量、湯温、ともに良し。この銭湯って全面的にツルカメだなあ。

さて、どういう順番で行くか…まずはぬるそうなラドン室へ。ここはしっかり、ラドン室内にもTVがあるっす。思った通りぬるめで40度弱。ここでゆっくりウォーミングアップ。

でわメインの浴槽群へ…ここの浴槽は全部フチが石になっているんで、心地よろしいっす。まずデンキ風呂。ここは二つ並んでて、二人同時に入れるようになっているっす。デンキの強さはまずまず。最近は首まですっぽり入れるようになっちまったんだよな…こうすると、肩甲骨の裏辺りの筋肉にもキくっす。温度は42度くらい。続いて隣のバイブラ&ジェット槽へ。冷たい水枕があって、3人ほど並んで入れるようになっているけど、バイブラはかなり強くてマッサージ効果大っす。その隣に中温槽。こちらも42度強くらい。

で、先ほどから誰も入っていない高温槽へ向かう。ちょっと入ってみると…お、大阪にしてはかなり熱め、45度あるっす。へー、こんなに熱かったけか。とりあえず全身入って、しばし我慢。

さて、あっしにとってのこの銭湯の最大のポイント、それは水風呂。あっし的には「キング オブ 水風呂」といっても良いだろう。むろん、他にも露天になっていたり岩風呂だったり、凝った水風呂のところも多いんだけど、大きな水風呂は大体冷却していないっす。清水湯の水風呂は、かなり広い割には冷却が強く、17〜18度くらいまで冷やしてあるっす。他の槽と比べても、水風呂の面積は結構広く、かなり水風呂に力を入れていることが分かるっす。広いので混雑することもなく、好きなタイミングで入れるのは嬉しいっす。

あとはサウナ。このサウナもなかなか広く、10人は入れるっす。当然TV付き。サウナ入って水風呂を繰り返す。あるいはラドン入ったりその他の浴槽に入って、再び水風呂に戻ってくる。水風呂中心主義。ああ気色よいっす。熱いのと冷たいのを繰り返しているうちに、だんだん皮膚感覚が無くなっていくのが心地よい…って、もしかしてこれって、なんとか真理教の「修行」と同じ!?あの教祖様、絶対サウナ行って修行方法を思いついたに違いない。あの顔と体型って、良く風呂屋で見るタイプだしなあ。サウナ出たところに、ボディシャワーがあって、上と横から水が噴出。

っつーわけで十分汗を流し…再び万全の呑み体制へ。銭湯を出ればそこは呑み屋ワールド。さー今宵も張りきっていきましょーかー!結局アメ村でハシゴを繰り返すのだった…

さらに続編。そして翌日。う〜気持ち悪い…なんでいっつも同じことを繰り返してるんだろうか…外は暑いしなあ。南船場の松葉屋にいっておじやうどんを何とか食す。それにしても旨い。これが体調万全だったら…とりあえず今日は夕方から東京で銭湯ML入浴会、15時ののぞみに乗ればいいから…それまでにどこかの風呂に入って回復するか。と、とりあえず新大阪周辺に向かう。これが超大失敗だったっす。キタ方面は昼風呂がほとんどないんだよねえ。おおむね15時頃開店。南方あたりになんか一軒あるだろうと思ったがなし、では十三はどうだろう?やっぱり無い。三国方面もなし。最後の望みで新大阪周辺…改装した日の出温泉はどうか?とわざわざ前まで行ってみるも、やはり15時開店と書いてあってガックシ。うむ〜、こんなことなら心斎橋で桃の湯にでも入っておけば良かった…キタ方面は営業時間に注意だ!


(この奥に清水湯あり)

(2002年6月)