ヘルシー温泉桜川

（朝湯銭湯）

場所 地下鉄 桜川駅 徒歩2分

うげ〜、昨日も呑みすぎた…ギャルが多かったから調子に乗ったのかなあ。またヘンな繋がりが出来てしまったっす…下北沢と心斎橋は秘密の地下トンネルで繋がっているに違いない！っつー訳で朝風呂を求めて桜川へ。桜川駅から徒歩2分ほど、近くに公設市場があるっす。って機能してんのかなあ、ここ。

（新桜川市場…公設じゃなくて公認か）

さてヘルシー温泉桜川、この銭湯は朝6時から営業中っす。素晴らしい。隣はコインランドリー。 牛乳石鹸のニューモデル暖簾をくぐると、下足板の鍵はおしどり。ビル銭湯なんだけど、意外なことに番台っす。サウナは220円UPの590円。払うとバスタオルを貸し出してくれるっす。これがサウナ証代わり。

脱衣ロッカーはおしどりのシリンダ錠、男女の境にはTVっす。縦長のロッカーもあるのは嬉しいっすね。長いすにテーブル、テーブルの上には一般誌がいくつかと…なんとデイリーと報知。銭湯の実態を見る分には、大阪にも結構Gファンが多いのかなあ。男女の境にはTV。

浴室へ。基本的にビル銭湯、桶はビオレUのオレンジ桶、緑椅子。カランは赤青丸型レバー。湯量、湯温OKっす。最奥部にタペストリーみたいな、ガラスに書かれた？木の絵。そんなに大きくないっす。あと、男女の境にかなり小さなタイル絵が2枚、一枚は…エジプトの古代絵っぽいが、馬に乗ったミニスカの女兵士が、裸の男兵士を蹴散らしているところ。マジメ臭く書いてあるけど、結構笑えるものがあるっす。もう一つは帆船の絵。

さて、昼の風呂はなかなか余裕を持って入れるはずだが…この二日酔いを直すには相当気合を入れて入ることが必要だぞ。まずは最奥のイロモノ槽、2穴の座ジェット、これがヘンな形をしてるんだが、1つと、水枕がキンキンに冷えた寝ジェットが2機。2機とも2穴だけど、噴出口を低めと高めで変えているっす。この辺の工夫がイカにも大阪。温度は40度くらい、ウォーミングアップには丁度いいが、汗を流すにはちょっとぬるいなあ。隣の主浴槽、温度は43度くらいの深風呂。こっちはなかなか。さらに柱の陰にデンキ風呂、電極位置は高さを変えてあるっす。パルスは割と低周波、「ズッキンズッキン」とクるようなデンキ。まずまずの強さっす。ところで、この銭湯、脱衣場に浴室に向けてTVを置いてあるんで、音は分かんないけど一応TVは見れるっす。

うむ〜、今日は相当身体が参っているなあ。浴槽に入っていると暖かいんだけど、出るとなかなか体温が上がらないっす。すぐに寒くなって発汗しない。スチームへ。こっちはUの字の腰かけで、入り口に湯が噴出している装置があるっす。温度は熱めで50度近くあるんでないかい？これは結構効いたが、まだ出ると駄目。とりあえず水風呂、こっちは20度くらいっす。大阪の水風呂は槽が深いっすねー。続いて乾式サウナ。こっちは10人くらい入れそうな2段、砂時計。TVは水風呂をはさんだ向こうについてるけど、サウナ室のスピーカから音声を流しているんで、良く聞こえるっす。

とりあえず汗を流しまくる。喉が乾いたら流しに行って水飲んで、さらに発汗。途中、「健康足踏みコーナー」カマボコ状の盛り上がりが床から出ているので、これを踏んだり。あと、立ちシャワーはないんだけど、冷温の側面シャワーブースがあるんで、これで水を浴びたり。

結局1時間半くらい入っていたかなー。上がりはレモンライムソーダ、ドリンクはサンガリアものを中心に標準的な揃え、ところでサンガリアを120円で売ってるから、結構ドリンクでも利潤があるんでないのか？関西人なら知ってるっすよねえ、サンガリア。「いちに〜サンガリア」「国破れてサンガリア」。

っつー訳で大阪の一般的な銭湯だけど、朝6時開店、年中無休は偉大だ。新宿辺りにもこんな銭湯あればいいのになあ…東京だと結局サウナっつーことになってしまうのかなあ。風呂を出た後は更科本店の蕎麦を求めて新世界に向かうのであった。

（そして新世界に向かうのだった）

（通天閣直下）

（2002年11月）