クラブ温泉

（かなり大きいビル銭湯）

場所 JR新今宮または地下鉄動物園前 徒歩2分

さて、今日は18時から天満で大阪銭湯メンバーと宴会の予定。少し早めに行って、天満周辺の銭湯に行ってみよう。天満駅を降りると駅近くに市場。この界隈も小さな店がゴミゴミ密集した、なかなかの下町エリア。

（天満の駅前の問屋街）

天満の駅のすぐ脇を、長い長い天神橋筋商店街のアーケードがはしる。天5の辺りに寿司屋が結構あるみたいだけど…これが激戦のためかなかなか格安。一軒入ってみるが、味も悪くないし値段はかなり安いっす。

（寿司屋エリア、かなり安い）

さて、天満から環状線を大阪方面に進む。駅から3分ほどでクラブ温泉発見。しかしこの屋号も…どういう由来なんだろうか？玄関は古いビル銭湯風、下足の鍵は大日之出錠。中に入ると番台形式、料金が…これがなんかヘンだな、料金表が350円のままっす。普通のとこより10円安いのかな？400円を渡すと40円バック、洗髪料含んで360円っつーことか。

ロッカーの鍵はおしどり、男女の境に何でかわからんけど壷が沢山のっかってるなあ…ONO　SCALEのアナログ体重計、ぶら下がり健康器。男女の境にTV。広く、割と雑然とモノが置いてある脱衣場、新型マッサージ機と旧型マッサージ機。ドリンクケースの前には、段ボールに入ったままのドリンクがいくつか置いてあるっす。テーブルにはスポーツ誌。

さて、浴室へ…お、これは天井が高いぞ…大阪の銭湯としては、かなり高い天井、半円形にアーチを描く。これだけ天井が高いとかなり解放感
っつーか、ほとんど体育館感覚だよなあ。桶はオレンジの牛乳石鹸桶小型だが、なぜかこの桶の数が結構少ないんすよね。客は結構いたりする。

入り口に丸くて浅い槽、真ん中で二つに区切っているっす。湯温もぬるいので、掛け湯槽だと思ったが、よくよく考えると浴槽の底に多数の竹を半分にしたような形状の段が。あ、もしかして歩行浴？

カランは赤青の三角形型レバー、シャワーはプッシュボタン式なんだけど、このボタンが一回押すと、かなりしばらくの間元に戻らない…つまり、かなり長時間出っぱなしになるっす。別に自分のせいではないけど、なんとなくもったいない。そのせいか、シャワーがあってもシャワー使っている人がキモチ少ない気がするっす。湯温、湯量はOKっす。

さて風呂行くか…男女の境側に主浴槽、ここは浴槽の脇に座れるように1段。石のフチの大阪型浴槽っす。ここの最奥部の隅が岩になっており、しかも滝状に上の方から湯が大量に落ちてくるっす。この真下に石の椅子があるから、打たせに使うんだな、きっと。

その隣にデンキ風呂、これは電極が2連になっている幅広いもの、デンキの強さはそこそこ。この隣には3穴の座ジェットが2機。さらにその隣にバイブラ寝湯。温度は42度強くらいっす。手前が深風呂で43度くらいあるかな。

あとは浴室入口辺りに塩風呂槽、これは温度40度以下っす。その隣に立ちシャワーブース。さて、この銭湯の変わったモノ…それは無料のサウナ。これがなんと、空中っつーか、中2階にあるっす。後から増設したんだろうなあ…螺旋階段を登ってサウナへ。っつーことで、普通ならこの中2階から「国境」の向こうが見えてしまうので、男女の境に目隠し板をかなり高い位置まで増設してあるっす。サウナは100度くらい、TV付は嬉しいっす。さらにこのTVの上に…なぜかライオンの顔の像が。人間の頭くらいの大きさ、ライオンとにらめっこしながらサウナ耐えてください、っつーギャグなんだろうか？サウナの後は水風呂、これはサウナの真下のポジションにあって、相当広い水風呂。温度は20度強くらい。

上がりは脱衣場で、板倉のレモンスカッシュ。ドリンクの揃いはなかなか、アイスも置いてあるっす。っつーことで、古い銭湯だったけど、空間的広さはなかなかのものっす。設備もまずまずだし、ここは「天井の高さ」がポイントっす。なお、男湯ではまず感じなかったけど、女湯では「常連問題」が結構あるっつーことっす。

さて、銭湯を出たら…久しぶりに大阪のけろけろ同士、さらに大阪銭湯メンバーズで宴会だ！しかも今日は鍋だぞ！っつーことで、さらに濃い話をしてから東京に帰ってきたっす。

（天満市場）

（2003年12月）