朝日温泉


(大阪型3房暖簾)

aqua.gif (191 バイト) 場所 JR西九条駅 徒歩3分

祝!大阪全24区踏破!って各区1軒以上つー意味だが…


(JR西九条駅、特にヘンテツもない駅)

最後に残った此花区。っつーことで西九条方面に向かう。安治川トンネルっつーのにも行ってみたかったしね。当初は駅から少々離れた大福湯に行こうと思っていたんすけど何と休み…定休日は明日じゃなかったかな…と思ったら、何と第二第四火曜日は連休とのこと。大阪にしては珍しく休みの多い銭湯だな。


(大福湯は定休)

っつーことで駅に近い朝日温泉へ。近くに朝日橋なんちゃら、っつーのがあるから、この辺りに朝日橋っつーのがあったのかな?入口には大きな大阪型牛乳石鹸暖簾。入口はビル風っす。

さて中に入るか…下足板の鍵は…え?「ツバメ」?こりゃ見たことないなあ。下足鍵なんて、あらかた見尽くしたかと思ってたら、まだあったか…まったく銭湯に発見はつきない。どうも形状的にはおしどりに似てるっす。もしかしてOEM?

中に入ると番台形式、脱衣場は大阪的な高さ、ロッカーの鍵はおしどりのシリンダ錠。旧型マッサージ機が1台。手前側に坪庭っつーか小さな庭があるっす。YOSHIDAのアナログ体重計、TV、テーブルの上にはスポーツ新聞。

浴室へ。桶は小型の赤いビオレ桶、緑椅子。天井は比較的低めでフラットに近いけど、男湯女湯両方の天井が浅い四角錘型になっているっす。入口に掛け湯槽。カランは丸い赤青のレバー、湯量はいいけど、じゃっかんぬるいか…

さて、浴槽のフチは石になった、割と典型的な大阪銭湯だが、どう入るかな。まずは奥の薬湯槽、壁にマグマ温泉の能ガキが掛かっているっす。今日はローズマリーの濃緑色の湯、温度は42度くらいっす。ここにはボタン始動のジェットが2機、片方は7穴の座ジェット。もう一方はエステバス、要するにスーパージェットだが、噴出5穴が一部に集中したタイプ。

続いて逆サイドにある白湯槽群へ。これまたかなり細かく区切った大阪型、浴槽がジグゾーパズルのように連なっているっす。まず奥のデンキ風呂から、これまた完全に一人タイプ、温度は41度くらいっす。デンキは結構強め。その隣に、これまた一人サイズの炭風呂、備長炭が沈めてあるっす。

その手前に浅風呂、こちらは温度は42度弱つーところ。縦に並んだ2穴のジェットが2機。そして一番手前が深風呂。こちらは温度は42度強。

で、この銭湯、なんと無料乾式サウナがあるっす。が、出入口が脱衣場に面しているのでちょっと使いずらい…どうせなら、浴室側の面をドアにしてしまえば良かったのになあ。サウナは1段で4人くらいのサイズ。温度は100度強っす。サウナの後は水風呂、こちらは20度強、脇にライオン口がついているっす。

上がりは板倉のレモンスカッシュ、その他ドリンクはビールを含めていろいろ置いてあるっす。アイスもある。っつーことで、大阪典型型の設備が充実した銭湯っすね。


(ちょっと気になった近所にあったバー、今度行ってみよう…)

上がりは駅の脇の、トンネル横丁っつー飲み屋街へ。ガード下で、カウンターだけの店が並んでいるのがイカにも大阪。この中の一軒「せぞん」で一杯、結構安い割にはうまかったっす。店を出た後は安治川トンネルへ向かうのだった。


(トンネル横丁)

(2003年11月)