なんば温泉


(2003年3月撮影)

aqua.gif (191 バイト) 場所 なんば駅 徒歩5分

大阪のなんば温泉に行ったっす。いつものように、ほぼ最終ののぞみで大阪に着くのはすでに12時すぎ。心斎橋のホテルにチェックイン、まずは銭湯だ。今回はあらかじめ、うろうろネットでめぼしい銭湯をチェックしてある。まずは、なんばのなんば温泉へ。なんば駅からだと5分ほど。大阪球場だった場所の裏にあるっす。

しかし大阪の銭湯は営業時間が長いのがうらやましい。朝湯も珍しくないし、 終了時間も遅いところが多い。レトロ系銭湯もそうである。「風呂に入れてやる」っつーよりも「どうぞ入ってください」っつーサービス業のノリを感じる。店の入り口も存在感いっぱいの看板が多い。ここなんば温泉も、やたら看板が目立つ。まさしく街のオアシスっつー感じがするっす。近代的ビル型銭湯。

暖簾をくぐって中へ。入り口はフロント形式。500円玉払うと150円のお釣。この辺りも大阪の謎なんだが、大阪の銭湯料金は350円、いまだ洗髪料10円っつー制度が残っている。ところが、銭湯によって360円取るところと、350円取るところとまちまちであるっす。なので、大阪では500円玉か1000円札で出すことにしていたりするっす。(-_-;

脱衣場は特に変わった部分は無い。じゃ、中に入るか…大阪銭湯は構造が東京と違う。東京は縦列のカランと奥が浴槽&壁画、とパターン化して いるが、大阪は店によってバリエーションが豊富っす。店ごとの個性が大きい。

ここで大阪銭湯と東京銭湯の違いを並べて見ると、

まあ、その他あげるとキリが無いけど、とにかく見るところによって違ってく る。

さてなんば温泉、カランは壁際に並ぶ。奥の方は2階になっていて、中二階が有料サウナコーナー、水風呂もある模様で250円。今回は時間も無いのでサウナはやめておく。その下がスチームサウナと水風呂になっている。

桶はケロリンより一回り小さい。シャワーはボタンで押す形式。カランの湯は熱めっす。じゃ、まず主浴槽へ。温度は43度くらいかな?遅い時間のためか、湯が柔らかめに感じる。主浴槽はややカーブを描いた形。カーブの先がデンキ風呂コーナーになっている。デンキ風呂に入ってみる。くー、腰にくるぜ。

続いて赤外線クリニックバス。表現は大げさだが、要するに寝ジェットで、なぜか上に赤ランプがついている。しかし、この「風呂で赤外線」はどういう意味があるのだろうか?まあいいや、副浴槽はじゃっかん主浴槽よりもぬるめ。その隣の座ジェットにも入る。

風呂自体は壁画はなく、白いタイル張りっす。天井は高いが、東京の形状とは異なる。浴槽の真中になぜか、壺を持った水浴び美女像の彫像がある。また、 照明はセンターに街灯形式の丸いライトがついている。

じゃ、スチームバスに入ってみますか。なにしろ無料はうれしい。スチームだ と汗が出ているのかどうなのか良くわからないが、あまり長くは入れない。上がって水風呂へ。大阪の水風呂は冷たい。おおむね20度以下である。東京は20度以上のところも結構あるけどね。

っつーわけで、いろいろな設備を一通り体験、なんば温泉の名のとおり、いかにも大阪銭湯っす。最後はビン牛乳で締める。上がってから心斎橋の馴染みのバー数軒に、まずは「挨拶回り」。「あー、つかさくん、久しぶりやな〜、何してはった?」

「あんた、仕事しにきたんとちゃうか?」(天の声)

(2000年6月)